一種の花を捧ぐなら
全ての色を揃えなさい

一粒の涙を溢すなら
全ての気持ちで染めなさい


一より全
中途半端はいらないの


一つの教えを説くならば
全ての知識を拡げなさい ....
優しさってどれ?
優しくってどう?
優しい私ってどこ?
ずっとわからないまま

目に見えないから不安で
誰かにあげる前に確かめたいのに
私には判別できないから

ちらつかせてみたり
 ....
無垢な便箋を目の前にすると、ドキドキとワクワクが駆け巡って、筆がとんと進まない。

いっそとそれを一頻り堪能していたら、ふと急かされている気がして、目線を少しばかり窓の外に逃がしてみた。

い ....
大きく
深く
熱く
重い

それは

宇宙に似て
海のようで
太陽に近い
身体の中身

揺らぐ大気であり
積み重なる地層

満ちて欠ける月であり
自転公転を繰り返す地球 ....
長めのタバコに
黒ずんだジッポー
傷だらけの革財布
着信のないケータイ

愛想の化粧を施し
常識の服を着て
社会の砂漠を渡る

それが私

記憶の中の地図を広げて
迷いの嵐に巻 ....
その顔で笑って

(あの表情で笑って)

その口で呼んで

(あの声で呼んで)

その体で抱きしめて

(あの心で抱きしめて)


あなたのいない
あなたへ

誰かの中 ....
眠魚が飛び交い
孤鳥が泳ぎ廻る
零と位置の世界

愛を捜す獣
花を忘れた荊
錆び付いた剣
響嵐の宴

その牙と
その棘と
その鋒で
永久に仇なす
疵名を結ぶ
毎夜毎晩
月 ....
空に向かって
手を伸ばしてみる

今日は曇り空だから
見えないかな

伝える手段は多いけど
本当までは伝わらない
それでいいと思うんだ

大きくて重くて
多くて熱くて

怪我 ....
熟れる前のリンゴに
堪えきれず色を塗っていたのは私

リンゴは赤いはずだから
知ってる赤で塗りつぶす

『そのリンゴは本当に赤いの?』
君が言ったので
近くで眺めてみたら
知らない色 ....
牙が見えるわけでもなく
鍵爪が見えるわけでもなく
こっちを見ているわけでもない
全てはきっと私の妄想

見えないものがやたらとリアルで
見えるものすら覆い隠すほど
真っ黒によどんだ私の視 ....
真正面から向き合うための

度胸
余裕
強さ
誠実さ

諸々が足りないから


でも
角度があるから
見えるものもある

時には見えなくていいものまで
見えるときがある
 ....
大事なものが見つからない

デッサンのときも
カラーリングのときも
いつだって必要なのに

大切なものが見あたらない

モデルを決めるときも
アングルを決めるときも
いつだって必要 ....
パズルのように手を繋ぎ
トランプのように支え合い
ドミノのように繋がって
ジェンガのように生きていく


我が人生に幸あれ!
私の生活はボールペンの試し書きみたい
くーるくーると丸を描いてく、あれ

一つの物事にハマって
ぐんぐん気持ちが上昇して
その過程で沢山の人と出会って

でも突然

その物事に疑問を ....
誰かと出会って
誰かと語り合って
誰かを探して
誰かを求める

その気持ちはわかる

誰かと寄り添って
誰かと繋がって
誰かの何かになって
誰かのために生きる

その気持ちはわ ....
今日は雨だから
あなたにこの声を届けられない
だって雨の音が入ってしまうでしょ

雨はいじわるだ
タイミングてものをわかってない

私の心がたくさん詰まったこの声も
雨の音にはかなわな ....
あのこが嬉しい
わたしも嬉しい

あのこが怒る
わたしも怒る

あのこが哀しい
わたしも悲しい

あのこが楽しい
わたしも愉しい


あのこがいない
わたしは微笑む
死ぬことは怖くない
自分がなくなるってだけだから

ただ
死ぬまでは怖い

痛い 辛い 苦しい
そんな感情が怖い

だから自分はここにいる
自分は臆病だから


生きることは ....
『得る』と『失う』

反意語であり対等の言葉

でも

『嬉しい』と『悲しい』

感情は対等ではない


ひとつの悲しみの前では嬉しさなんて霧散してしまう
圧倒的に悲しみの方が ....
もしあの日あの時ああしていたら
もしあの日あの時ああしていなかったら

無数の分岐点で別れた無数の私

今よりも楽しい?
今の方が楽しい?

無数の私に思いをはせる


人はそれ ....
大地のアオ
吾身のアカ

どっちがきれい?

偽りのシロ
真実のクロ

どっちもきれい?


フルカラーの夢
モノクロの今
セピアのあなた

どの色がいちばんきれい?
この【声質】は 『始まり』

この【声色】は 『歩み』

この【声域】は 『出会い』

この【声量】は 『繋がり』

私の声 それは 

いままでの 『すべて』

これからの  ....
みっきゅん(22)
タイトル カテゴリ Point 日付
反音自由詩209/7/4 23:39
優しさの姿自由詩209/7/4 23:38
手我身自由詩109/7/4 23:37
好観自由詩009/7/1 23:54
愛鍵自由詩109/7/1 23:51
人とヒトと他人(ひと)自由詩009/7/1 23:50
信実の檻自由詩2*09/6/16 21:05
送思荘愛自由詩2*09/6/16 21:04
禁断の加実自由詩1*09/6/7 22:59
原罪侵攻刑自由詩1*09/6/5 15:19
世の中を斜めからみてしまうのは自由詩009/6/5 14:55
だから私は描けない自由詩0*09/6/4 11:15
願愚自由詩2*09/5/15 23:01
私の軌跡自由詩009/5/15 22:58
ソリスト自由詩2*09/5/14 23:00
雨音自由詩0*09/5/14 22:59
真友自由詩1*09/5/13 23:00
欲の塊自由詩1*09/5/13 22:58
永久を望む自由詩1*09/5/12 16:20
君に会いたい自由詩009/5/12 16:19
識式自由詩2*09/5/11 16:07
私の声自由詩0*09/5/11 15:47

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