生きている花には
泣き叫びながら、赤い血を
死んでいる花には
微笑みながら、綺麗な水を
狂った道化師の愛情表現
花は何も言わずただ枯れるだけ
眠れ眠れ
闇にその身を{ルビ埋=うず}め
誰の目にも映らぬように
眠れ眠れ
光を恐れ身を隠し
光に抱かれる夢をみる
眠れ眠れ
目覚めてはいけない
瞳を開けば絶望ばかり
....
幸せ描いて
未来描いて
謡うように
そっと、此処に
一つ此処に願いごと
どうせ叶わないなら私の目の届かぬところに
朝の君には『オハヨウ』を
昼の君には『アイシテル』を
夜の君には『オヤスミ』を
眠る君には『サヨナラ』を
最後の言葉は君には届かない
瞳を閉じて
耳を塞いで
息を止めて
そして世界を遮断して
残った唇で君にサヨナラを
神に捧げる慰めの唄
悪魔がつかさどる哀しみの歌
天使が身にまとう憐れみの唱
地球が歌う亡びの詩
そしてせかいはうたでみちて
君の声が聴こえない
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