相変わらず欠けた物を偏愛しながら男は眼を掻き毟り続けていた
ペストについての書物を読み
 



  (どこかが違ったカノンを口ずさみ





男は手に鳥籠を ....
解っていく
静かに解っていく
己がどういう人間なのか水を汲み出す度に
解っていく




解っていく
静かに解っていく
桶を沈ませる度
自分に何が足りないか解って ....
霊屋 岬(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
カノン自由詩208/11/23 3:31
井戸自由詩6*08/11/21 18:57

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