今時分は君を春めかせてもいい。

酔ってはいなかったと思う。おやすみなさい。

お菓子好きだけどお菓子で泣いたことない。

なんていいましたっけね。ゴダイゴの曲で、サビが、なんたーらかんた ....
親が勝手に申し込んだ健康診断一次通った。

たまに行く中華料理店の本棚に欲しい一冊が本当に欲しい一冊なのではないか。

「死んじゃえばいい。死ねばいいのに」(編集部註:「心斎橋シネマウィークリ ....
暗い河原に言い交わす

初めて触る画材なら、多少質を落としても色数をそろえた方がよい。祐子さんはそう言う。
その康子も夏が来ればおとなしくなった。

日本語に不明
描かなければ
不明
 ....
朝食にはあしたの朝食を焼いた。熱々のうちに氷をよくしみ渡らせた。全部食べ、半分残した。帰宅とともに家を出た。いただきますと言った、それが今朝のことで今はまだ眠っている。

永遠は予感に生き長らえる ....
あさのたいように
あかく
よみとかれる
せんせいのかみは
はちうえにかくれても
はげしくもえて
とどこおるものがない
きょうしつは
かすんでいる
けむりにつつまれて
ここにいるもの ....
    ◇
   ◇
  ◇
 ◇      ◇
    ◇
  ◇
 ◇
座高測定の白衣がふと立ち現れて大きな葉擦れのうねりの中に消えていく
女子中学生夜はバスケでまぶしい駅のホーム
一斉に空に舞い散らばるチタニウム入りのそぼろ
プラネタリウム

白昼のアドバルーン
おじさんが走っていったほうに家がある
昭和44年発行カラー図鑑百科6天文と気象に写る暗い林
今朝
なわとびをして
残像のまま
戻らなかった
公園で追いかけっこしたら
あっさり治った
ぜんぽうのとおいさか
口を動かす ぜんぽうのとおいさかをみつめながら 何か言おうとしてこすれ合う
くちびるをさわる 遠い風が ふたつのゆびが 互いにこすれ合う
わたしはさかのちゅうふくにたって  ....
門扉の前で彼女がぼくに言った
しょうがないね
きみにはリズム感がないから
そのときに気付いたけど
生垣に白い花がぽつぽつあった
衣さん家のまどからは
港のクレーンがよくみえた

なにげなく衣さんのはなしを聞いていたときも

その絵がらはあらゆる方向に
広くまぶしかった

ぼーっとしたまま椅子の上でクミレナートン ....
ごぜん 花壇のぬくもりに わずかながらの 休まりがあった
かわききった 午前の空気のなかで つちをほりかえすとき
なんの前触れもなく かだんわきにうわったさるすべりに
とつぜん頭の中を炸裂す ....
きみが吐いた煙を吸って一度吐く またすってもう一度はく
… きみだなんていうの と
ミーティングルームで下のほうを向いて 自分にたいしていうとき
うららかな春を想像することはこんなにも  ....
顔面を押しつける へあごむのわのなかの 果てしない おくゆきに
放射線の彼方から きゅうせっきんする 永久の しょうしつてんと 暗部
めのまえにある 黒々とまとまったつやつやの うちゅうかぶれ ....
エヴァンゲリオン 脱毛 プロバイダー 留学 すきまなく落ち葉の積もった
狭い庭を抜ける
Cの存在をつれて
勝手口から上がると
嵌め込まれたCの色が濃くなる
かつて
無くせなかった幼稚な苛立ちを
床の木目から目を逸らさずに
Cに告 ....
凝視する ぎょうしする
形崩れする かたちくずれしていく 雲への うごめく 灼熱のかげ
あのあついくもへの 毎日の角度からの きわめてみじかい
あの大き過ぎる雲との おおきすぎるくもへの 距離感 ....
えりくさちえい(19)
タイトル カテゴリ Point 日付
うわ言自由詩3*15/4/6 14:00
秘密自由詩2*15/4/6 13:55
自由詩2*15/3/22 19:46
予感自由詩1*15/3/21 23:14
自由詩2+11/12/5 20:06
風景 思い出 1自由詩510/10/21 4:07
葉擦れ自由詩110/6/5 18:53
プラネタリウム〜アドバルーン自由詩110/5/31 13:29
暗い林自由詩710/5/6 1:06
なわとび自由詩3*10/3/17 20:25
空の溜る坂自由詩3*10/2/15 19:09
生垣自由詩3*09/8/22 22:27
クミレナートンノ自由詩2*09/3/18 16:47
おとのないばくはつ自由詩3*09/3/2 6:41
れ、自由詩1*09/2/14 13:31
接近自由詩1*08/12/25 21:47
direct自由詩3*08/12/15 3:29
自由詩2*08/11/16 0:53
形崩れする雲への自由詩2*08/11/10 3:56

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