そこにいますか?

パソコンの前ですか
画面に向かってますか
世界と向き合いたいですか

何語で話してますか
伝わっていますか
手ごたえを感じますか

新しいともだちはいますか
 ....
雨の後、猛スピードで広がるのは

画用紙をまっすぐに切り裂いたような青空だ
わがままいっぱいの夏が来る
思い上がりもいいとこだ

他人を憎むのはイヤだな
卑屈になるのも
嫉妬するのもな ....
いつも寄り道せずまっすぐ帰るあなたが
今日、突然に、隣駅で降りたのはなぜ?
缶コーヒー1杯分の小銭も節約するほどのあなたが
急に、ここでブレンドを頼んでいるのはなぜ?

いつも我慢強くあの人 ....
刺激的な体験をほしがる人と
刺激そのものが必要な人とが
お互いに刺激しあうって可能?

孤独だからこそ他人を必要とする人と
孤独が怖くて他人と一体になってる人とが
他人同士として親密になる ....
君はまだ
あのねっとりとした
亜熱帯の密林を
アロハシャツの袖
ゆらゆらさせながら
歩いているのか?

お父さんには会えなかった
お母さんには無視された
お姉さんには追い返された
 ....
ロマンチック・ラブ・イデオロギーがなかったら
あたしたち人類はずっとずっと幸せだったと思う。

ロマンチック・ラブ・イデオロギーは
全ての人間達に
生殖の機会を与え
一夫一婦制を可能にする ....
彼女が病院に運ばれたのは
もちろん、1度や2度ではなかった。

家族からの虐待や、いじめや、不和
あまりに多くの出来事が
幼かった彼女の神経細胞を傷つけ、
その後の日常生活を困難なものとし ....
五月

木々の葉は一様に緑なのではなく
光を透かしている組織の集合体
根元から吸い込んだ水分が
先端まで流れ
蒸発という形で、外部へ溢れ出す

風薫る季節
ようやく長袖を脱ぎ捨てた素 ....
いい歳して地に足つけず
全国チェーン展開の居酒屋に
どっしりと腰を据えて
生ビールとカシスソーダの向かい合わせで
鳥の唐揚げにジャーマンポテトがつきあって
意味のない人生を嘆きながら
すっ ....
ねえ、こういったら、あなたは怒るかな

世界にどれだけ
飢えた人間がいようが
エネルギーの無駄遣いがあろうが
地球が温暖化しようが
理不尽な暴力に喘ぐ人間がいようが
ましてやあたしが言っ ....
甘い関係を望んだつもりはないけれど

私たちのやったこと

全てを救済していたのは

甘えだけだった

なにひとつ、言葉にすることなど

ないかのような

振る舞いを続けたけれ ....
仕事が明けると
夜が明ける

疲れすぎて
気持ちが高ぶって
まだまだこれから
なんて思う

これから帰って眠るというのに
自販機で
ブラックコーヒーを買ったりする

夜明けのタ ....
あなたのこと
大好き
ずっと、ずっと
一緒にいたい

でも
一緒にいればいるほど
聞きたくないことを
聞いてしまう

一緒にいればいるほど
一緒にいられなく
なるんじゃない ....
あなたはきっと
優しい声と、やわらかな睫毛を
いとしいひとに沿わせながら

年金や家のローンのことを話し
子どもが生まれたら
どのメーカーのビデオカメラを買おうかと
冗談まじりに相談した ....
一緒にご飯を食べようというから
着ていたコートも脱がずに
慌ててまた、路地へ出た

老夫婦のいとなむ定食屋では
旅の話をした
遠いところに旅に出たいとは思わない
今が旅だから
あなたは ....
10時28分発のホームライナーに
ギリで乗り込み
東京駅を去る

ほぼ満席の車内は乗客の残業まみれの体臭で
吐き気がするほどにおう
やっと見つけた空き席は
ごっついハゲおやじの隣
(ゲ ....
電話できいたあの人の声は
限りなく藍色にちかい、
薄紫

遠くに見えるあの人の存在は
夕暮れと夜の境界みたいな
インディゴブルー

思い出せるのは
それだけ。
11月2日水曜日午後5時37分
あたしは死にました

死んだけれど、その後は
どこへ行ったらよいのかも
全くわからなかったので

とりあえず、49日の間は
まだ、このへんで
うろうろ ....
長い長い坂道を
あなたと手をつないで歩く

冬が終わりかけて
ぼんやりとした太陽が
あたしたちの後ろをついて来る

あたしはもう、終わりだと思ったし
あなたはまだ、何も始まってないと言 ....
家を出て
アパートを借りたら、とりあえず
あたしのそれまでの小さな夢は
全部かないました

大きなまぁるいスイカを切って
いくら食べても自由
まるごと全部あたしのもん

大きなケーキ ....
その町の、かつての軍用地は
日本がアメリカとの戦争に負けた後
大きな時計メーカ−の工場になった

高度経済成長が過ぎ去り
第二次ベビーブームの波にのり
郊外に庭付き一戸建てを求める
サラ ....
急に雨が降り出して
道路を水玉模様が
バラバラ攻撃

背広をきたおじさんが
新聞を頭にのっけて
横断歩道を走って渡る

スーパーの店先では
従業員がマッハの勢いで
商品にビニールを ....
ある時、何にもしない時期が
けっこう長い間、続いてしまって
ヤバイ、金がなくなる、と思って
バイトすることにした

別に
不景気だったし
フリーターとかニートとか
いろいろ社会問題とか ....
はじめは数百人規模の集まりだったと思う
広い講堂の中に集められて
長い話を聞かされた私たちは
みんな、退屈で、飽き飽きしてしまい
好き勝手な話をしていた
いろんな人の噂話とか
週末の予 ....
NEW DAYS
ウーロン茶ひとつ持って
レジに並ぶ

おずおずと差し出す
優しい方の店員さんの前
丁寧に振る舞う
なるたけ素早く小銭を出す
迷惑をかけないように
イライラさせてはい ....
頑丈なこころを
作っとこ

あの子から、待ちかねた連絡が来て
あんまりにも待ちかねていたもんだから
つい、嬉しそうな声、出した途端に
「ごめん忘れてた、やっぱダメだ」

それが、金曜の ....
クサレた気分に似合うのは
曇った窓、曇った空
パソコンでガチガチに固まった背中を
ほんの少し、なだめてみたくて
窓の向こうへ
ソッポを向いた

そこに、兄ちゃんがいた
空中に浮かんでい ....
1学期まで
おとなしかったあの子が
不埒な夏に
持っていかれる

朝一番のプール
塩素の匂いのする更衣室

ざわめきと
流れる髪
草が薫った
自転車置き場
夏の始まりは
たし ....
どーむろとるみねろ

道案内というわけではないですが
うろうろと歩くあなた方に
ひとことよけいなことを伝えましょう。

この町には
いくつかの「ろ」が
あります

少なくとも
水 ....
23時24分
オフィスで
お弁当を食べました。

12時間前ぐらいの同じ時間ぐらいにも
同じ場所でお弁当を食べた
ような、食べなかった
ような。

昼がきて、夜がきて
昼がきて、夜 ....
うめバア(161)
タイトル カテゴリ Point 日付
世界が始まる前と終わった後の海の色は同じかもしれない。自由詩206/8/2 12:43
So High自由詩206/7/12 10:22
珈琲の店自由詩606/6/25 13:47
快速と各駅 〜ときどきすれちがい〜自由詩106/6/18 17:16
ヨディに捧ぐ自由詩306/6/14 0:10
ロマンチック・ラブ・イデオロギーなんか大ッキライ自由詩3+*06/4/30 10:57
Life goes on.....自由詩206/4/19 13:28
五月自由詩3*06/4/17 19:26
Maybe自由詩306/3/25 22:48
バカの言い分自由詩1*06/3/12 18:29
甘い関係自由詩206/3/12 17:46
バーテン自由詩1*06/3/6 0:03
桜の木の下で自由詩1*06/3/5 22:40
サンダルひっかけておでん屋へ自由詩305/12/18 15:46
揚げ出し豆腐とセブンスター自由詩805/11/20 17:26
ホームライナーの吟遊詩人自由詩205/11/20 0:59
indigo blue自由詩205/11/13 16:56
崩れゆく存在自由詩2*05/11/4 23:44
坂道と手自由詩305/10/22 0:40
ひとりぐらし自由詩2*05/10/13 0:24
長い長い町の話自由詩2*05/10/9 2:31
急に雨が降り出して自由詩1*05/10/4 23:38
フリーターでもニートでも自由詩11*05/9/19 1:37
長い長い講堂の時間自由詩205/8/28 1:24
NEW DAYS自由詩105/8/23 22:47
ガムテ自由詩405/8/20 0:30
サイダーマン自由詩105/8/16 1:21
登校日自由詩405/8/6 14:16
どーむろとるみねろ自由詩505/7/26 23:23
ムーン ウォッチング自由詩105/6/12 11:46

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