いろんなものを詰め込むと

結局最初にもどっていく

真っ黒と真っ白が同じなように

実は僕ら

常に始まって

常に終わっているんだ

僕がここにいるとして

君がそこに ....
おーいそら
   
    そのくものすきまに
              

            ちょっとはさまってもいいかい
 

きのうまで



          ....
宇宙の紺を大気が薄めて
僕らに届く青は優しい青だ
あくび顔の5月の空には
雲と一緒に飛行船が浮かぶ
思わず追っかけてみたけれど
踵の靴擦れがちょっと痛くて立ち止まった

地平線をビルが削 ....
この街をいくら歩いても
こなかった「いつか」は迎えにこない
二人で住もうと決めた古屋の縁側には
今日はやわらかく雨が落ちているだろうか

「約束はしたけど守るとはいってないよ」

なんて ....
つめたい風が頬を打って
小さな心はやせてしまう
あかぎれだってもうずっとひどくて
弱虫がおなかとせなかをくっつけちゃう

今日は素敵なテーブルクロスと
笑顔が迎えてくれる
駆け足で帰った ....
まだ起きかけで

昨夜の夢をひきずる

そんな誰もいない蒼い街を

低空飛行で泳いでいく



寂しいのに心地良い

逃げたいようで留まりたい

そんな夢を母の蒲団の中で何 ....
t__y_k_(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
優しい透明自由詩208/8/2 23:50
空席自由詩208/7/3 2:48
飛行船自由詩108/5/22 0:34
いつか自由詩008/5/20 5:09
今日の終わりに自由詩0*08/5/18 16:53
静かな海自由詩1*08/5/18 9:56

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