今日やるべきことを終えると
はるか銀河に旅する

銀河のあちらには
君がいる

こちらは
遠くて

話せない
抱きしめられない

それでも
おたがいの瞳の輝きは

銀河の ....
夢で
銀河に抱かれる

色々なことで
疲れ
傷付いた体を

血を流す心を

ここで癒す

銀河の星々にとって
人間は
小さな小さな結晶

そんな人間でも
この世には一人 ....
銀河の星々よ
教えて欲しい

いつの時代も
男と女は
男と女なのか

出会い
見つめ合い
惹かれ合い
愛し合い
別れあう

それが
心の根深い傷になるというのか

そし ....
突然振り出した私
怒っているわけではないのです

必要なのですよ

あわてて駆け出す二人

とうとう
見つけたのですね

真実の愛を
誓い合う人を

ビルの下で
雨宿り
 ....
突然振り出した私に

肩寄せ合って
一つの傘に
二人で入った日々

あなたにとって
まだ
苦い思い出なのでしょうか

それとも
美しい思い出になったのでしょうか

私が止む時 ....
今日は雨に打たれていたい

雫が胸の傷にしみるけれど

僕の心にへばり付いた泥を落としてくれるなら
我慢しよう

いくつ夜を越えたら
雨粒のような涙が
強さに変るのだろう

いく ....
私は嫌われることも多いのですが

不思議と私が好きな人でした

ビニール傘に落ちる雫を
楽しそうに見て
音を聞いていました

あなたの
一番の理解者

今はどこでどうしているので ....
私はそろそろ止みますが

キラリと光る私で
あなたを濡らしてしまいましたね

私と同じ色の涙が
滲んでいます

心がしくしくと泣いているのですね

まだ
頼りない心は
誰ともな ....
あなたが
私を降りる日がやってきました

晴れた穏やか日も
嵐の日も

私はあなたとともに
進みました

着いた地は
新しい居場所

慣れない地での
不安もあるでしょう

 ....
一人
船出した僕を見ると
かわいそうだと
人は言う

そうさ
僕は
うつむきかげん
濡れた靴先
見つめてる

船が波にもまれる

それでも
美しい星が見える

大いなる ....
僕は夜の海に船出する

たった一人で

目的地はあるものの
たどり着けるかどうか
わからない

それでも
船を漕ぐ

今までの人生に
いったん
サヨナラを告げて来た

僕 ....
あなたを守る星座に導かれるように
あなたは私を漕ぎ続けました

晴れの日も
嵐の日も

時には
涙をこぼしながら
漕ぎ続けました

朝日の照らす中
見える人影

こちらに
 ....
あなたは私を
漕ぎ出しました

心と同じ
真っ白な船です

会いたくてたまらない人に
会うために

どうしても伝えたい気持ちを
伝えるために

荒波の中で
あなたは思います
 ....
雨に打たれて
凛としながらも
寂しげな
白いバラに

君の横顔を見た

切なくて
会いたいのに
触れたいのに
触れられない

雨が激しくなって

落ちる花びら

僕の夢 ....
燃える夕日が
大地を赤く染める

人々は
家路につく

けれど
止むことのない
この魂の旅路

決めたことさ
僕は生きる
この命燃え尽きるまで


広い大地に
咲いた名 ....
足を痛めても
人は歩く

勉強する意味も
働く意味も
生きる意味も
わからないから
捜し求める

人はみな旅人

恋する意味も
愛する意味も
わからないから
捜し求める
 ....
都会の夜を漂流する

それもまた


いつもは嫌いな人の群れが
なんだか
心地良い

行きつけのバーで

バーテンドレスさんと
世間話をする

彼女は
話し上手で聞き上 ....
生まれてはじめて
地平線を見た

恋に悩み
仕事に悩み
人付き合いに疲れ

自分は
とてもちっぽけだったと思う

帰る前にここに
来られてよかった


空と大地に抱かれて ....
夢を踏みにじられて

旅に出ようと思う

まだ太陽が昇る前
夜と朝の間に

一人で行く

寂しくはない

気が付けばいつも
一人だった

誰かを探しに旅に出る

まだ太 ....
こんなにボロボロになったのに
なぜ捨てない


青とピンクをおそろいで買った

青とピンクで色々な所に行った

映画館
遊園地
温泉

ピンクはいまごろ
どうしているだろう ....
久しぶりに僕を飲んでくれた
うれしいね

青い切子の小さなグラスが
宝石のように光る

飲みながら
思い出しているんだね

あなたは
すぐ怒るのが
悪いところ

でも
とて ....
もらいものの
高級なシャンパン
「ドン・ぺリニオン」

色彩のない部屋で
金の液体が光を放つ

あなたは

まず
お父さんに乾杯

そして
お母さんに乾杯

最後に
あ ....
つらいと君を見に来ます

近所の家に咲いた
ピンクの君を

頬をよせて
温もりを確かめた

あの人のようです

振り返ると
あの人がいるようで

もういないのは
わかってい ....
誰にもない
私だけの思い出

誰にでも
ありそうな思い出

「I Love You」

カードが付いた

赤 黄色 ピンクそして白
バラの花束を
あなたは贈ってくれました

 ....
初めてのアルバイトのお給料で
私を1本だけ買ってくれました

彼は
あまり裕福ではないので
学校に行きながら働くことにしました

忙しくなって
なかなか会えない彼女

彼女に何かを ....
「就職おめでとう」

そう言われて渡された

腕時計です

黒い皮バンドの
文字盤だけの
シンプルがベストでしょう

それからいつも

相棒の腕で

一緒に働いていました
 ....
あなたのお陰で咲きました

白と黄色はあなたのようです

白は純粋で
黄色はほがらか

孫の世話で忙しい
お父さんお母さんにかわって
世話をしてくれました

なのに
あなたは哀 ....
あらから二年たったのですね

あなたは
また私を贈り物にして下さいました

好きな青いリボンをかけて

アルバイト先で知り合った彼女
暗闇を彷徨っていたあなたの
光になりました

 ....
あなたの傷を数えてあげる

いつ傷つけられた
どこで傷つけられた
誰に傷つけられた

僕も同じだから
なんとなくわかるよ

でも
明日の朝日を見てごらん

美しい
輝く光が
 ....
僕の肩の小さな傷口から

じわじわ痛みがひろがってきます

いつついたのか
どうしてついたのか

君を失ってからのような気がします

君が側にいるのが
当たり前だと思っていた

 ....
貴水 水海(437)
タイトル カテゴリ Point 日付
@銀河 Ⅲ自由詩108/7/2 23:39
@銀河 Ⅱ自由詩108/7/2 23:38
@銀河 Ⅰ自由詩108/7/1 14:09
@銀の雨 Ⅴ自由詩008/6/30 18:30
@銀の雨 Ⅳ自由詩008/6/30 18:29
@銀の雨 Ⅲ自由詩008/6/25 13:00
@銀の雨 Ⅱ自由詩108/6/25 12:59
@銀の雨 Ⅰ自由詩108/6/25 12:57
@船 Ⅴ自由詩208/6/17 12:32
@船 Ⅳ自由詩008/6/17 12:31
@船 Ⅲ自由詩208/6/15 9:25
@船 Ⅱ自由詩008/6/15 9:24
@船 Ⅰ自由詩208/6/15 9:21
@バラ Ⅳ自由詩308/6/10 3:56
@旅人 Ⅴ自由詩108/6/10 3:54
@旅人 Ⅳ自由詩108/6/10 3:53
@旅人 Ⅲ自由詩108/6/5 22:41
@旅人 Ⅱ自由詩008/6/5 22:40
@旅人 Ⅰ自由詩008/6/5 22:39
@スニーカー自由詩008/5/28 21:43
@日本酒自由詩208/5/28 21:42
@シャンパン自由詩008/5/28 21:40
@バラ Ⅲ自由詩208/5/27 2:37
@バラ Ⅱ自由詩108/5/27 2:36
@バラ自由詩108/5/27 2:35
@腕時計自由詩108/5/17 21:37
@水仙自由詩008/5/17 21:34
@すずらん Ⅱ自由詩008/5/17 21:33
@傷 Ⅱ自由詩208/5/15 22:10
@傷自由詩108/5/15 22:09

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