朝のニュースが日曜日を知らせてくれる
誰も知らない
神様はもう狂っちゃったんだって

惑星はパレード
ゴミ処理場はもう無重力
チャンネルを回して
君の孤独で朝を温めて
サイレンが掻き消 ....
残像を組み立てていたんです
きっと綺麗なあなたの姿になると思っていたんです
でも思い出の中のあなたと違って
歪な奇形になりました

理由は判っているんです
叶えられないことなんです
私に ....
あなたの涙を見てみたくて
軽い気持ちで手首を切ったよ
何も終わる気配はないし
未だ始まってすらいなくて
真っ白な世界の真ん中辺り、泳がされているだけさ

此の感情を何と云うのだろう
最後 ....
興じていたのはロックンローラーごっこ
現を抜かして 飛び回っていたいのさ
あと少しだけ あと少しだけ
夢が見れる内は
鏡の裏で嘲笑わないでよ
好きなことだけやらせてよ

虚言癖の毛布にく ....
だってそうさ
いつか消えちまうものを
積み重ねて 思い出して
明日もまた繰り返すことに疲れたんだ
涙の出処があるなら そいつを潰してしまいたい

きっとそうさ
そんな不確かなものを
作 ....
静脈注射が流れこむ
静脈注射が流れこむ
静脈注射が流れこむ
吐瀉物に塗れたベッドルーム
次は青空に吐き出すよ
強酸で世界を溶かしてるよ

静脈注射が流れこむ
静脈注射が流れこむ
静脈 ....
突き放して欲しい
抱き締めて欲しい
云って欲しい
云って欲しい
たった一言でいい
云って欲しい
云って欲しい
あなたを信じるのに必要十分な言葉が欲しい

声を掛けて欲しい
触れさせ ....
湿った風が吹くのが人生さ
昨日のことなんか忘却れてしまったよ

両手・両足も 名前もあるけど
何かが足りない気分
一瞬で 埋めてしまいたいんだ

震える指先で触れたい
言葉を交わしたい ....
雪が降り積もった日々を通り抜けて
君に会いにゆく
埋もれたものなら思い出すまでは眠らせておいて
生きる理由に触れたときは
どんな気分なんだろう
今みたいに穏やかな気分ならいいな

空が青 ....
笑顔の罵倒の応酬
芳潤な自殺を仄めかす
快楽犯の逃亡
足跡だけは残っている

釦を掛け違える位
当たり前の日常になりたい

もっとあなたに汚されたい

失意の行為の応酬
緩慢な自 ....
嘘でできたケーキ
踊り場を転がり回る
黒い涙で窓を塗り潰した
折れたハートに突き刺さったスペード
錆び付いたら別に欲しくもない

紫に色づく季節の花
手紙を添えて空へと送る
騙し合うな ....
優しい言葉なんて要らないから
苦しまないように巧くやってくれ
あの娘が 街のネオンの渦に吸い込まれていった
光景を呑み込めないんだよ
あの娘の左手の指輪は見たことも無い位に 輝いていたよ

 ....
太陽に触れたいと思ってしまった
目の前にあるのに 中々近付けない
太陽に恋してしまった
目の前にあるのが いつの間にか当たり前になって
太陽を愛してしまった
今更になって愛しくて 此の身は焼 ....
切り倒されたクリスマスツリーの下敷きになって
森の妖精が死んでしまった 其の朝に
僕は初めて君の名前を耳にする

赤い毛糸 手編みのマフラーを
聖火で燃やしてサンタクロースに信号を送る

 ....
ソファーの彼女は雑誌の右側しか見ていなくて
星占いによると君は明日死ぬらしい
ポストに入った絵葉書を手に取って 遠くに行ったアイツの口癖真似る
面影ばかりが此の街を覆って
住民は一歩を踏み出せ ....
神に祈る価値はあるのかと
少女に尋ねたら
当然のように頷いて微笑んで
其の瞳がいやに澄んでいるのが気に入らなかったから
ピストルを取り出して
引き金の部分を舐めさせたんだ
火薬の匂いがした ....
宇宙に飛び出したライカ犬の尻尾を
必死に掴んでいるけど
惑星は憂鬱に喰い潰されそうだ
月の裏側を見たパイロットが云った言葉は
今となっては嘘かも知れない
棘だらけで歪な球体かも知れない

 ....
橙ノ街から見下ろして
海が落日を喰らうようで
世界の片隅まで、次に来る夜で染めようとしている、夕

初めて触れる 淡い冷たさ

紫ノ街から見渡して
空は海と一つになって
私だけが独り、 ....
伝えたい言葉、三つ
時計の針が四周
五番目の夜明けに
やっと呼吸を思い出した

四番目の夕暮れには
もう気付いていたんだ
じっと眼を瞑って
イヤホン越しの君の悲鳴をただただ噛み砕くこと ....
僕を急かす人混みは
雪が降る夜は空が灰色に見えるってことを
知っているのだろうか
四番地に絶望が降ったらしいから
子供達は雪だるまを造ったんだよ

明日は 君の頭の上にも大きな青空が広がる ....
吐く息が白くなる部屋で
君の誕生日を忘れていた
遠くの小学校のチャイムで眼が覚めた
今日はゆっくり走ろう
少し遅い電車の二両目に乗ろう
満たされない思いがあるんだ
だから世界の端に腰掛けて ....
あたしには明日が無いから
あの子のために祈って欲しい
天国は無いって 解ったつもり
朝が来る前には消えてしまいたい

スプーン一杯の絶望を
紅茶に溶かして甘くする

眠れない夜

 ....
夜空を輝く星の名前は
誰も知らなくて
世界の外には果てしなく海が続いていると
確かに信じられていて
路地裏で独り 蹲っていた
微かに北極星が動いた気がした

冬の寒い日にレコードをかけれ ....
シードルを口にしながら
彼女はポラロイドになった
白い科白を口に留めて
何を思ってロックを聴いていたんだろうね

空白なら埋めてくれよ
哀しいなら泣いてくれよ
欲しいものがあるなら
世 ....
いつだって 僕らは黙っている
いつだって 世界は嘘を吐く
いつだって 僕らは泣いている
いつだって 世界は色が無い

手紙は読まずに燃やしてくれないか
思いの断片など今更何になる

心 ....
外は酷い雨で
闇雲に他人を傷付けた
ナイフを捨てるには丁度好かった

傘も差さずにずっと
遠くで地面の下に眼を落としていた彼女を
信じる理由は無かった

亡霊に恋したら
きっと夕暮れ ....
「死にたい。」なんて云って本当は生きたかった



knife



ナイフを汚した血の文字で書いた其の思いは
誰も傷付けたりしないし
ナイフから零れ出した真っ紅な液体、其れは
 ....
置き去りにされた僕は
改札から出れずに未だ夏を探している

葉っぱが紅くなるのは夏の名残で
太陽を映しているらしい

君の時計は三秒だけ僕より早く進んでいるの?

冷たい風は快速電車が ....
鉄屑が空に浮かんでいる
太陽の光を浴びて 夜空の中で光って
灰色の街も 青い景色も
黙って優しく照らしている

夜行列車の車窓から
何処かへ続く曇り空をなぞって
終わりがあるとしたら
 ....
街に堕ちた爆弾
君の棺には白い花を入れよう
重油の涙を
燃やしてあげるよ

地に還る屍
其れすら越えた先を飛ぶのさ
いつかの誓いを
救ってあげるよ

瓦礫の向こうに続いてゆく空
 ....
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タイトル カテゴリ Point 日付
新しい世界自由詩008/2/2 4:17
Dump Dump Dump自由詩008/1/29 22:15
W.R.I.S.T.C.U.T.自由詩008/1/27 23:25
102自由詩008/1/26 21:10
arterial自由詩108/1/20 1:49
venous自由詩008/1/20 1:02
REAL自由詩108/1/20 0:00
ALCOHOLIC自由詩008/1/10 9:26
8自由詩008/1/1 7:11
PINKHEAD BLUEFILM自由詩007/12/30 6:20
FAKE in CAKE自由詩007/12/27 22:55
Stupid Romantics自由詩007/12/25 2:49
CcPp自由詩107/12/23 21:31
"X"day自由詩007/12/20 23:25
STARDUST自由詩007/12/14 3:30
MIDNIGHT BANKROBBER(S)自由詩207/12/12 4:44
Lover of Sputnik自由詩007/12/7 2:34
ev自由詩007/12/7 1:05
5th DAWN自由詩107/12/4 0:41
KILLER CLOWN(A PIERROT)自由詩0*07/11/25 21:10
DIAMONDDUST自由詩107/11/21 23:45
kill time自由詩107/11/19 1:19
Jack自由詩307/11/13 21:31
000自由詩3*07/11/11 22:55
function(x)自由詩007/11/11 12:13
MELTDOWN自由詩107/11/1 21:43
GOTH自由詩207/10/31 21:10
FALLIN'自由詩207/10/31 6:20
TRAIN自由詩107/10/27 22:40
fractal自由詩207/10/23 17:13

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