やさしく育った飴玉は
きみの笑顔に似てました
薄ぼんやりのはっかの味に
はらりはらりと花が舞う

いつも支えてくれたその先に
きみの言葉がありました
これでわたしは生きていける
そんな ....
もし君を失ったとしたら
わたしは風になりたい 

ねむの木のその花は
夕方になると
煙るように咲いて
その葉は
風が吹くと羽毛のように
さやさやと揺れる

もしわたしが君のまえから ....
無心の空に 雲がとおくまでたなびいていた

いちばんの孤独を慰めてくれたのは君だった

きみが口ずさんでいた はかない歌
橘の花に夕立が降っていました
蜜柑色のとっぷりしたくうきのもとで
 ....
山桜(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
きみがいてくれること自由詩209/11/12 14:19
ねむの木自由詩108/10/14 10:09
落花から葉桜へ自由詩408/4/6 5:55

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