風が吹けばゆれる
雨が降ればたたかれる
太陽に照らされれば微笑み返す
水が無ければ干からびる
役目が終われば終わりを待つ
命が尽きれば死んでいく

そんな"正しさ"と ....
朝が近づいている

空気、震動、

オーヴァーロード気味のアンプ、

太陽が昇ってくる

ノイズだらけの脳みそ、

それは昨日のフィードバック。


世間と常識は意地でもクリ ....
(Aメロ)
雨漏りの梅雨空に君が空に吸い込まれてしまった
僕の頭は今日のお天気みたいにジメジメしてるよ

(Bメロ)
君の目玉はいつもくすんでいて
見つめあって遊んだ時は
死んだ魚とにら ....
生きてはいるが死んでいる
死んではいないが生きてもいない。

確実に生きているほど俺や、あなたは確実に死んでいる。
生きたためしなんかなければ俺もあなたも死んだためしがない

つまり生きて ....
季節はいつも変わっていく
今日までの歴史の中で僕が学んだ事はそれくらいだった

あんな風に消えてく花火とか
こんな近くで闇に溶けていった横顔の紅とか

そんなものをひっくるめて
愛すべき ....
大好きだったあの子が、
私の知らない町で今日も笑ってることを願う

いつも遊んでたあいつが、
私の知ってる町で今日も格好だけでもファイティングポーズをとっていることを願う

好きで好きでし ....
薄暗く汚い部屋にさえ季節の変わり目が来て
少しだけ心が弱くなって、
どこにいるかな、とか、なにしてるかな、とか。
赤の他人が急に恋しくなったりする

気の迷いだと言い聞かせれば
今は大丈夫 ....
昼間のような明かりが漏れる
こんな時間でも隣の芝生はやっぱり青い

手を伸ばしても全然足りず
「ないものねだり」と一蹴される

世間は俺を異端と罵る
俺は世界の端を行く

もう石を投 ....
私たちはここでお別れだけど
またいつか会えるよね?

たくさんの時間がたって、
君も私もいなくなっちゃって、
それでもまたいつか出会えるように私の欠片をどこかに残しておくよ。

君もきっ ....
雨は降れ降れ
風も吹け吹け

頼りない傘だって
今はこうしているしかない

闇は濃くなるが
街は今夜も光が溢れている

底抜けのバケツに
割れたグラスに
喜びを注いで
幸せにな ....
世界最後の夜
街は人であふれてた
同じように涙を流す人たちがいたり
あくまで平静を装う人たちがいる
いつものように約束をして別れたり、
今夜は一緒にいようとたたずむ
家族だったり、恋人たち ....
せめて僕が花だったら
誰かに笑顔を与えられたのかな

せめて僕が花だったら
誰かの悲しみを癒せたのかな

せめて僕が花だったら
誰かに健気さの意味を教えてあげられたのかな

せめて僕 ....
冬の寒さをどうしのごうか
そう考えているうちに街の男は死んでいった
陽射しとネオンが重なってた帰り道
何色か分からない
それなのにいつもの事のように人は群れて
非日常に引きずりだされた
僕は
少しずつ近づく刑場にも似た時代を空気の中に感じる
それは僕だけが ....
泣くな、泣くなよ
きっといつの間にか夜も明ける
眠れないで朝が来る

泣くな、泣くなよ
きっと悲しくなるだけだから
涙は笑顔をつれてこない

泣くな、泣くなよ
きっとしんどくなるだけ ....
どんなに暖かいメロディーでさえ
レコードの終わりとともに消えていく

それと似たことだと思ってるんだ

どんなに優しい時間でさえ
何かの終わりとともに消えていく

恐怖だとかの意味がや ....
悲しい夜はふけていく
明けない夜はありえないと
やさしい現実とは無縁の今夜
輝く太陽は昇らない

錆付いた鍵すらなくしてしまって
出口をなくしてひざを抱える

浮ついた心がすべてを恐怖 ....
今が夜だとか
秋の夕焼けだとか
雨が降ってしまえば
気にならなくてすむのか

案外近くにあった嘘とか
予想通り遠くにあった心だとかも
雨が降ってしまえば
気にならなくなるんだろうか
 ....
写真週刊誌にスッパ抜かれて
あの子、死んじゃった。アイドルのあの子。

どこを探しても見つからない。
あの子、死んじゃった。アイドルのあの子。

ググっても情報が出てこない。
あの子、死 ....
さらさらと?ザザァーッと?

どっちでもいいけどそんな流れにはできれば乗りたくはない。
流れに乗るってのは時代を気取るっていうこと?
それはかっこいいこと?わるいこと?
よくわからないけど、 ....
天井から悲しみが飽和したみたいに雨が降ってた
ここはいつも孤独が巣食って、ここに侵入者はこない

雨音だけが響くと誰もいないような気になって
最終的な世界の到達地点がそこに見えたりして

 ....
全てが死んでしまったように
静かなこんな夜は音楽を聞こう。
のびのびになったカセットテープか
溝が擦り切れそうなレコードに入った音楽を聞こう。
出来れば音源の奏者はもう死んでいたほうがいい
 ....
昼過ぎ、公園。
少しずつ、子供たちは増えていく
笑顔、笑顔、笑顔、笑顔。
ブランコ、ジャングルジム、シーソー、滑り台
誰かが泣いてる。
夕闇、公園。
喧騒の中で子どもたちは染まっていった
 ....
鋭い痛みも、耐え難い苦味も
気づけば飲み込んでいた。
染まる、育つ、そまる、そだつ、ソマル。ソダツ。
俺にはたどり着けない。甘味、甘味、甘味

ならば俺はモンスターになろうか。
そうすれば ....
誰にも与えられる命と

自分が勝ち取った富

どちらが重いだろう。


誰にも与えられる命と

自分が守り抜こうとする信条

どちらが重いだろう。


誰にも与えられる命と ....
今夜、あいつの幸せを願う。
流れる涙は勘違いの味。
俺の想いなんか勘違いでしかないから。
あいつは幸せになるんだ。
なんで悲しいんだ。
それすら勘違いだ。
全部勘違いだ。
勘違いだ。
今夜もあと少し、夜が明けるよ
こうして座って、また話せるといいな

いつもこうやって
もっと近くで、もっと遠い会話をしてたのに
可笑しいね。
悔しさも、悲しさも、恥ずかしさも今じゃ全部溶け ....
揺り篭に揺られ、赤ん坊は泣いていた。
無意識に一生の悲しみを涙に溶かしていた。

いつの間にか忘れてた。
「違う」ことを拒まれていたのか。

いつからだろうか、幸せを掴めると勘違いしたのは ....
今は未来と過去の間だから
今は一瞬と一瞬の間だから
薄っぺらだと言われればそれは仕方がない
反論はしない。
お前はどうだ?とだけ言ってやる。
それ以上はなにも言わない。
画用紙の
白があまりに白かったから僕は黒を塗った。
黒があまりに黒かったから僕は白く塗った。
黒の上の白は黒を包み込んで灰の色になった。
灰の色の上にニンゲンを描いた
ニンゲンは滲んだ灰の色 ....
戒途(47)
タイトル カテゴリ Point 日付
_自由詩111/7/9 20:37
オーヴァー・ドライブ自由詩010/12/22 2:49
ラブ・ソング自由詩010/6/20 3:30
死んでいる自由詩009/11/17 21:57
季節自由詩109/8/17 10:16
せめて自由詩009/6/10 19:57
大丈夫自由詩009/6/8 3:21
現実自由詩009/5/16 2:18
またいつか自由詩009/3/12 18:01
風に吹かれて、雨にぬれて自由詩109/1/29 7:15
ソウゾウ自由詩108/12/27 14:51
せめて僕が花だったら自由詩008/11/3 21:24
現状自由詩008/10/22 22:08
余韻自由詩008/10/15 20:04
隣で感情的な異性が泣いている自由詩108/10/1 14:12
共通自由詩008/9/22 4:48
僕の部屋自由詩108/9/17 4:19
隔離自由詩008/9/11 0:11
あの子、死んじゃった。自由詩208/8/5 2:18
時間は流れる自由詩008/6/30 16:19
6月はビニル傘の下で自由詩408/6/25 4:13
そんな夜自由詩108/6/8 2:44
夕景描写自由詩108/6/3 0:43
もんすたー自由詩008/6/1 10:02
自由詩0*08/5/28 3:50
勘違い自由詩008/5/24 3:30
天体観測自由詩108/5/20 2:42
揺り篭自由詩108/5/9 2:45
自由詩008/5/5 5:21
不慣れ自由詩008/4/23 1:10

Home 次へ
1 2 
0.1sec.