五次元。

の。

とても。

が。

すてき。

霊世界。

広さも。

時も。

超える。


ぼくらが印した一点は積分され二次元のふりをして三次元で見つめて ....
おうっ。

おういぇー。

そうでやんすか。

カラオケに。

つきが。

とってもまるいから。


夜はあおい。

蝉ぶんぶん。

光がしろい。


おうっ ....
生態系とは

おさえる力のことだ

この世の中のバランスを

崩壊させないように

生態系とは

おさえる力のことだ


空間と時間を

おさえる力について

僕は思 ....
秋は鏡だ

温度のない実体だ

秋が八月を覗いている

さなかの蝉が

耳のてっぺんで鳴る


秋の日

濃縮したような

夏の朝


秋は鏡だ

温度のない実 ....
週末の三日間

成功者たちのセミナーに参加した

講師たちの話に

俺はたえうる受信機でありえたのか

休憩のたび

俺は携帯で仕事を片づけていた

それが現実だ


理 ....
遠くを思う

思うが積み重なる

それは思う時間で

測定される


もしかして人間って奴は

がらんどうの愛のなかを

すさまじい時間をかけて

きらめいたりしずんだり ....
蝉が鳴く

その風を

重い日を浴びて

歩いてゆく

ほぼ手ぶらで

携帯と

選挙の紙だけ持って


国民であることを

信仰とはきちがえる人

単なる仕事の ....
女が男に

嘘をつくのではない

男が女に

嘘をつかせているのだ


きみに傷つけられて

あたしがしたこと

あたしが傷ついて

きみを裏切ったこと


女が男 ....
理想を過小評価しすぎている

現実にはとらわれすぎている

現実とはバネのようなものだ

理想とは空間のようなものだ


新幹線を使って

東から西へと移動してみる

リアル ....
線路にはひかり

ホームには

風鈴がなびいて

夏の音をたてている


春のような夏の幻視

影だけしずかに

夏をだまらせている


線路にはひかり

ホームに ....
雲まで

水いろの、ね

ひかりは

記憶を、ね

風はたぶん

地球そのものだ、ね


やさしさがつよくなる

つよさがやさしくなる


雲まで

水いろの、 ....
きみの夏休みが

いまからいよいよ

だということは


寒いところに住むのだろう

空ぜんたいが風だろう

薄い光とも話すだろう

すれ違うこともないだろう


きみ ....
異常気象

もう何年がたつだろう

平均値も

だいぶ上げてきたんじゃなかろうか


夏休み

夕方見ている

時代劇の再放送

かみなりの下で

灰皿がわりの

 ....
どこかで出会い

あそこで別れた


舟に揺られるように

七月の夜

その大気は白に満ち


どこかで出会い

あそこで別れた
おきる

ベランダから

街の音

海鳴り

松林の向こう

同じ音


そのまえで

ちいさな命たち

おおきな意志が

めくられる


おきる

ベ ....
バックミラーに映る

夜の自販機

ひとのように白く

ひとのように小さくなってゆく


風がやんだ

蝉が鳴いて

闇がやんだ


バックミラーに映る

夜の自販 ....
舌のざらつき

肉の指紋

おまえのフェラは

そこを紅いろにする

ルドンのようではっとする


没頭する髪の毛を撫でてやる

意に沿わない仕草で深くなる


舌のざ ....
はじめてだ

人生上はじめてだ

時間とまってくれ、思たんわ

みんなから給料二万とったら

百万か、けっこう集まるな

月給百万あったら優秀なん来るやろ


ぐうで殴った ....
歌うような朗読を

独白のような朗読を

破壊しなければならない

たたみかけるようなものを

積み重ねてゆくようなものを

破壊しなければならない

薄皮を剥げ

じぶん ....
蝉が鳴けば

朝からせつない

ドキドキして

何年かまえがせつない


大人のくせして

子供だった俺たち

よく別れられたよなあ


蝉が鳴けば

朝からせつな ....
頭のなかは

命令でいっぱいだ

×か○か、?か!か、

そんなものでいっぱいだ


打ち合わせを終えて

いま大阪に向かっている

なにもリラックスできない

気持ちよ ....
徹夜あけ

会社ちかくの銭湯にゆく

塩サウナの日だったから

嬉しかった

露天の空の紫は

薄まるように青く白んだ

ひとけのない夕方のようだ


朝日が体の黄色をあ ....
七月の空

この空虚

大人しい光

さすらう駅前の

若者たち

その群れ

爆発や地震

どこかで

バイブレーション


愛を重ねて

豆腐屋のラッパ鳴 ....
徹夜もふつかめになると

おたがいの役割も

はっきりとしてくるものだ

台風でゴルフコンペがなくなったことを

ほんとうにラッキーなことだった

などとみんなで励ましあいながら
 ....
台風の夜

徹夜をした

夕方は青くて濃かった

西の空が明るんだり

ぱらぱら降ったり

たまにざあっと来たり

そとではときどき風が鳴った


夜9時ごろ焼肉を食う
 ....
雨が降る

傘をさす

そのときだけは

携帯をさわらないで

ひとりごとを

熟成させていた


接待でつかれたからだ

ぎこちないあしどりで

曳いてゆくわたした ....
カントリィ鳴っている

帰り道

軽トラ

揺られながら

むなしい得意どきを知る

俺には似つかわしくない街から

帰り道

カントリィ鳴っている


逢いたいから ....
荒野だと思えば

ここはそんなところだ

悲しみは哀しみに

それが営みというものだ

ひとりではないのに

ひとりに酔いしれ

それが生身であるということだ


七月の ....
悔しそうにも

哀しそうにも

荒野の来し方を

見つめるようにも見えた


セピアのなかは真空だった

息のできる真空だった

ブラジャーで固くした

からだは青くて冷 ....
おまえがまっすぐまえをむく

なみだこらえてつよいかおをしている

わかれのくるまのなかでおまえはないた

おれもはじめて

おまえにきづかいもせずにないた

さいごのひ

さ ....
吉岡ペペロ(4238)
タイトル カテゴリ Point 日付
恋文自由詩107/8/2 21:34
おういぇー。自由詩107/8/1 5:55
生態系自由詩007/7/31 22:26
八月の秋自由詩107/7/31 20:07
アンテナ自由詩207/7/30 22:03
遠くを思う自由詩507/7/30 22:01
選挙の日、その昼下がり自由詩107/7/29 16:36
女は男に嘘をつく自由詩207/7/29 16:09
文明自由詩107/7/29 16:07
越後湯沢にて自由詩307/7/28 10:44
雲まで自由詩107/7/28 10:40
きみの夏休み自由詩107/7/27 14:48
かみなりの下で自由詩107/7/27 8:27
自由詩207/7/27 3:38
街の音自由詩107/7/26 10:52
風と蝉と闇自由詩107/7/24 9:33
ルドンの紅自由詩107/7/23 3:10
われなべにとじぶた自由詩107/7/22 19:44
朗読を破壊せよ自由詩307/7/22 10:52
蝉が鳴けば自由詩207/7/21 20:49
頭のなかの喧騒自由詩107/7/21 7:08
朝日自由詩407/7/19 12:39
この世のすべてに自由詩107/7/17 20:50
徹夜ふつかめ自由詩207/7/16 4:57
徹夜自由詩307/7/15 19:17
傘をひらいて自由詩607/7/14 2:16
むなしい得意どきを自由詩107/7/13 7:55
群青のサンドウィッチ自由詩807/7/12 7:52
遠くを見つめないで自由詩307/7/11 2:37
なみだがわいてくる自由詩607/7/10 23:59

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