この星から遠く離れていても
 君を忘れない
 詩に深みが出るように
 ハチミツのような心に愛情をどっぷりと浸からせるよ
 君の魂の故郷に
 僕の想いはしゃぼん玉のように飛んでいくよ
 も ....
 音符が飛んだ祭り囃子の音が聞こえる
今日は君と初デート
 ひょっとこのお面を頭に斜めに付けたおじさんが踊っている
 両脇を固めるようにしてずらっと並んでいる色取り取りの出店
 電球の入った提 ....
 停車中のBMWの鼓動が聞こえる
 よく耳を澄ましてみるとR&Bの打ち込みの音だった
 人々は行き交い通り過ぎていく
 黒張りされてよく分からなかったがBMWのドライバーは留守のようだ
 エン ....
 好き過ぎて死にそうだ
 苦し過ぎて
 大好きなRADWIMPSの歌を聴くこともできない
 だからこうやって書くよ
 心臓が張り裂けて飛び出そうになっても書くよ
 胃が荒れているのもそのせい ....
 自信がない
 君のことを全く信じられない
 絶望だ
 信じられた頃は心が安定していて貶したりしていた
 しかし現実的に考えてみて
 君のことを想う前に自分には自信が持てなかった
 周囲の ....
 仕事に疲れてベッドに倒れ
 布団にくるまり丸まって深い夢の中へ帰る
 本当の僕は夢の中で生活しているのだ
 ジャングルで狩りをしたり 海で漁をしたり 畑で収穫したりだ
 君もまだ生きている
 ....
 腐乱した君が僕の横で死んでいる
部屋は密封されていて匂いがひどい
 冬なのに蠅が飛び交い 体中から蛆虫が湧き出ている
 暖房が効いているせいか
 床には睡眠導入剤の瓶が大量に散らばってい ....
 竜の谷にはドラゴン達が住んでいる
 岩壁に洞穴をつくり
 そこで生活している
 秘境に相応しい
 人間達が訪れたことはない
 ドラゴン達は殺生を好まない
 山になっている実や森に生い茂っ ....
 インターネットにはクモが棲み着いている
 そこに接続したパソコンはクモに捕まって全ての機能を食い尽くされるのだ
言うなれば無害な蝶々がクモの巣に絡まりクモに食い殺されるということだ
ク ....
 天国から贈られてきた歌を聴くと
 荒んでいた心が洗われたような気がする
 背中に翼が生えて
 夜空を飛び回れることができる
 人間は殺生という罪を償うために自ら翼を削ぎ落としたのだ
 君の ....
 僕はいつも喋っている
同級生達が試験勉強している静かな教室で
もう受験諦めたんだ
 勉強している前の同級生にしょっちゅう話しかけては
 日本史演習用プリントの裏に詩を書いて見せている ....
 僕は窓から外の景色を見ている
猛然と吹雪が降り屋敷を地面に叩きつけるような強さだ
ここには僕の幸せ全てが詰め込まれている
 秘境だ
 けどその頃はまだ君を知らなかったから ここにはい ....
 また孤独の時間がやって来る
ぐるりと一周 また一周してきた
 この時間帯になると胸が苦しくなる
 はたから見れば孤独のようには映らないが
 内面から見てみると完璧なる孤独だ
 僕は宙を ....
 金髪の詩人は詠うよ
 言葉を自在に操って詩を詠うよ
 地毛は黒だけど金髪に染めたのさ
 根元までちゃんと染めたよ
 さらにピンパーマまでかけたのさ
 だから女の子達に大人気なのさ
も ....
 幻聴は悪魔の囁きだ
 甘ったるい言葉は声を変えて語りかけているだけだ
 囁きは夢に影響を及ぼす
絶望的な破壊的な類のものを見させる
 僕の心はぐちゃぐちゃになり魂は砕け散りそうになる
 ....
 電車一本バス二本乗り継いで君の通っていた大学へ行く
 鉄道研究会の部室には君が毎日書き記していた日誌が置いてある
 僕はそれを広げてみる
 君の文字が丁寧にしかし可愛く刻まれている
 文章を ....
 真珠みたいな星達は何を見ているのだろう
 世界中の人々が僕から逃げているような気がする
 時の渦に巻き込まれていって
 この街には静寂さが欲しい
 今ちょうど暗闇が街を覆っているところだ
 ....
 静寂が怖い
真剣に耳を澄ましてみるとキーンという耳鳴りだけが聞こえてくる
 不気味なほどの静寂さ
 死神が造り出しているに違いない
 鎌を研いで僕を手招きしているのかもしれない
 さ ....
 一生かけても到達できないであろうA・ランボーの詩
 僕は今高い壁をよじ登っている
 鳥羽色の荒くもろい壁
 ランボーの詩に比べたら他の詩など平凡だ
 僕の詩も然り
 一生をかけてランボーの ....
 サンタさんはよい子の家の煙突に入る為にただ今ダイエット中だ
 毎朝10?ランニング 縄跳び千回 腹筋五百回をこなしている
 けどそれを終える頃にはいつも昼間になっている
 サンタさんは一年に一 ....
 現実か夢か区別のつかない夢を見た
必死にもがいても夢の中から出られない
 どんなに現実で鍛え抜かれた武闘家や戦士でも夢の中では無力である
夢の中では脳に支配されているため自分で思考する ....
 君想うとき
 世界が止まっているような気がする
君いなくなったとき
 僕の想いは四方八方へ分散する
 空虚な空へ打ち上げられる
 この曲を聴くとき
 僕の心の中にリズムが流れる
  ....
 孤島の廃墟の街
 灰色(新聞紙の色)の街
 破裂して今も水が出ている下水管
 ビル群はほとんど全て崩れ落ちている
 コンクリートの塊がいたるところに転がっている
 烏が集団になって地上を歩 ....
 花吹雪が舞い落ちる
 外国産の漆黒の高級オープンカーに乗って王子様は手を決められた角度で振っている
 群衆は拍手と喝采で歓迎している
 今日は王子様の即位式のパレードだ
 先日王様が亡くなら ....
 ぼくは手を後ろに組みながらいろんな色の額縁にかざられた思い出の絵をながめている
 幼い頃の絵 少年時代の絵 青春まっただ中の絵 青年時代の絵
 ここまでしかない ぼくは死んでしまったからだ
  ....
 今日僕は死ぬかもしれない
 こういうことを書く自分が怖い
 家族はみんな眠りに就いている
それぞれが寝ている部屋は生暖かい
 僕はいない
 存在が家の何処にも感じられない
 いないほ ....
 記録的な大雪で車道は渋滞を起こしていた
 町は大騒ぎだ
緊急に除雪機が収集され何台も何台も車道の雪を退けていた
 渋滞待ちの時にフロントガラスが埋まるほど雪は降り積もった
 常にワイパー ....
 バーン!! 人が撃たれる
 路上で男が血を流して倒れている
 血だまりは広がっていって 排水溝の中に流れていく
 下水道に流れてきた男の血を交尾中の蛙達の頭に落ちて垂れてきたそれを舐める
  ....
 市民は怒り狂った
 王の度重なる重税と圧政の為に
 反乱を起こす為に武器を持ち立ち上がった
 市民は宮殿に乗り込み
 立ち塞がる兵士達を押し倒し
 王の前にやって来た
 王は言う
「ほ ....
 地下の森の匂い
なんともみずみずしい匂いがするものだ
 地上は砂漠化で植物は一本も生えていない
 北極と南極は温暖化で溶け海抜が上がり大陸は大幅に縮小した
 地球は青と白と黄色の世界にな ....
はじめ(257)
タイトル カテゴリ Point 日付
世界>宇宙自由詩2*07/3/11 18:01
お祭り自由詩2*07/3/10 18:01
BGM自由詩1*07/3/10 18:01
盲目の恋自由詩4*07/3/10 18:00
手紙の詩自由詩2*07/3/9 17:57
現実逃避[group]自由詩2*07/3/9 17:57
僕の隣にいる腐った君自由詩1*07/3/9 17:56
ドラゴンの住む谷自由詩3*07/3/8 17:49
ネット・スパイダー自由詩0*07/3/8 17:48
再生の歌自由詩5*07/3/8 17:47
回想自由詩4*07/3/7 17:45
実験的感覚的その2[group]自由詩2*07/3/7 17:45
愛と死の狭間で彷徨いながら自由詩2*07/3/7 17:44
金髪の詩人自由詩3*07/3/6 17:43
僕の好きな幻聴自由詩1*07/3/6 17:43
孤空のコーラルグリーン自由詩1*07/3/6 17:42
引き籠もり 決意の旅立ち自由詩1*07/3/5 17:39
死神の静寂自由詩5*07/3/5 17:38
ランボーの絶壁自由詩1+*07/3/5 17:37
メリー・クリスマス!!自由詩3*07/3/4 17:37
悪夢自由詩1*07/3/4 17:37
WORLD’S END SUPERNOVA自由詩2*07/3/4 17:36
廃墟からの手紙自由詩5*07/3/3 17:32
即位式のパレード自由詩1*07/3/3 17:31
思い出の美術館自由詩2*07/3/3 17:30
僕と光のダンス自由詩4*07/3/2 17:29
渋滞自由詩0*07/3/2 17:28
鉄砲なんてこの世から無くなればいいのに自由詩4*07/3/2 17:28
王と市民自由詩1*07/3/1 17:24
天国と地獄自由詩1*07/3/1 17:24

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