蝉時雨騒がしく
肌には触れぬが耳障り

気紛れな通り雨は
降っては止み
降っては止み

風は通り過ぎるも
雨雲は歩む道を迷っている

今宵の空は騒がしく忙しく不安定  ....
荒れる風音 家で雨宿りなんかできやしなかったんだ

傘も差さず外へ出れば、そこは気持ちの良い風の吹く
愛しかった天気があった

だんだんと濡れる服、鼓動は激しく
大きな水溜り、バシ ....
秋の兆しが見える頃
無花果が実るこの頃

人は食や運動、色んなものに活発に動く

けれど、僕はいまだ夏から出れていないようだ

季節に取り残される

時間は明日を齎せてくれ ....
ボクにしてみれば其れはタダの絵に見えた
出口も入り口も見えない

こんな部屋がどこかにある
でも窓を開けばそこはキレイな景色が見える

生い茂りながらも整理された緑の自然
疎ら ....
キエテクレ
 アナタはあそこで死んだんだ
キエテクレ
 アナタはあそこで消えたんだ

誰もいないあの場所で・・・。

癒えた傷から出る苦痛
浮き上がる消えたはずの血痕
 ....
約束の指輪は捨てました
繋いだ手は離れていった
渡す言葉もいえぬままに・・・。

意識も想いも遠すぎた
存在だけは確認できる
この小さな機械だけが

唯一の繋がりだったんだ ....
ビュービュー
風は忙しく旅をする
とどまる事もなく。
ただ只管に。

今日も風と話に外へ出る
あぁ、君は去年のあの日に出会った風だね?
一瞬、一瞬だけの会話。
また会える ....
愛情表現はたまに酷であり、たまにつらいものである

見返りを求めない事が愛らしいが

望めぬ見返りはただ切ないだけ

それでも良いと甘受するなら

感情なぞ無いほうが

 ....
人のつながりは好きだけど
たまに怖いと思うときもある

繋がりが多ければ多いほど色んなしがらみが生まれる
しかも、そのしがらみは全て自分が生み出していく

しかし、それを楽しむ事も ....
私は猫
飼い主は要らない
だけど、いつも誰かの膝の上にいる

私は猫
腹が減ったら甘えて
腹が膨れたらそっぽ向く

わがまま、マイペース、自由気ままで太平楽

そんな ....
ため息しか出ない日は
うつろな身体を持ち上げて
小さな旅にでればいい
落し物も多いけど
引き返したっていいじゃないか
ボクはボクで居続ける
落した物を拾ったって
恥かしくな ....
夜中になれば変わってく
心も身体も欲望も

夜中になれば去っていく
笑みも歓喜も感情も

音も立たない真夜中に
一人孤独に歩んでた

街を歩めばキャッチとナンパ
口か ....
切ない夜を過ごしてた、クリスマス
風は冷たく手は痛い
冬の、特に寒い時
色んな意味で寒くなる

こたつでも、布団でも、お風呂でも
ずっと寒い、そんな気がする19の夜

ケー ....
継続する事は諦めるより難しい
そして、小細工なんか要らなくて
ストレートな素直さがあれば
それでいい

急いては事を仕損じるはおろか、
無駄な策に溺れる事もある

唱え ....
ボクはいつも、手の届かない食べ物が食べたくなるの
けど、結局いつも食べれないの
凄く美味しいのは知ってるけど
それでも食べれない

近くにある美味しい物もいっぱいあるけど
ボ ....
ど〜でもいいホントど〜でもいい
弱音吐かないなんてホントはうそ

偽りのしがらみは新たなしがらみを生み
暗い部屋で閉じこもって
必死に自分を慰めた

赤いランプが青に変わる ....
鋭く尖った青い薔薇
握れば紅に染まってた

滴り落ちる赤い水
口に含めば鉄の味

次第に笑窪が浮き上がる

狂い始める脳細胞
傷を欲しがるM奴隷

誰かに気付い ....
なんでもいい どれでもいい
なにかが欲しくてたまらない

偶然や必然なんかに
自分を委ねたくなんか無いんだ


穢れた道を進むしかなくて
それでもなにかを求めてて

 ....
色んな石を見つけても、
その石がみな輝いていたとしても
其れが宝物になるとは限らない。

だからこそ人は

迷い そして選び 何かを認めるんだろう

真っ青な空が好きでも ....
解けた靴紐結ぶように
また結び直せればいいなんて
そんな簡単じゃなかった
{ルビ弦=いと}を切るは簡単で
張り詰める程良い音が出るけど
切れたら気持ちは切ないだけ

気付けば ....
さらけ出して全部出して
ダメもとで全部話せばよかった

気付いた時はもう遅くて
失う怖さを忘れたかった

君が出した言葉を思い出すと
胸が締め付けられて痛いだけだった
 ....
牛さん豚さん鳥さん、たまに熊さん
お肉はとっても美味しいよね

ボクはお肉が大好き

けど、ボクがいつも食べてるお肉は
何のお肉なのか知らない

知ってるのは動物さんのお ....
きっと何処かにある自分の分身
結構近くに居る自分の分身
人とのかかわり
僕と君との印象(イメージ)
それ一つ一つが僕の分身

ウザ〜イ僕、優しい僕、アホ〜な僕。

いろ ....
道は暗く街頭に照らされたまま

そのうち街頭も見えなくなってきた

暗闇の中一人で歩く

光が星の光だけ

薄い光があたりを照らす

星の微光の中

音も何も聞 ....
いつもと変わらず
街は人に溢れてて
真夜中なのに笑い声が聞えてくる
視線を少し落としてみれば
潰れて寝てる若者達
気分が悪そうな人がいたと思えば
気分が悪い物を垂れ流してた
 ....
無音の夜が続く日々

私の声だけが寂しくこだまする

愛しい人に、伝えたい事は多いけど

言葉で言える自信が無い

いつも貴女を抱きしめたいけど

今の僕には自分の肩 ....
水平線上を眺めに海に行く

永久に輝くはずの夕日

だけどアナタの光は世界規模

昇って落ちると夜が来る
それが僕の存在が許される時間

その頃どこかで輝くアナタは ....
ランドセルから8年目
いつもと変わらぬ見慣れた風景
昔はそうじゃなかった
眠りを忘れた第二の故郷
夜中は真っ暗だったはずなのに
今は夜でも雲行きさえも見えるほどに
誰かが付けた ....
息が白く見えた。

夏が終わり、秋が来て、冬が来る。

そしてまた春が来て、新しいボクが生まれる。

それでも大人になれないボクは。

今も、この白い息が消える様を見ている ....
夏の夜空に何想う?
散ばる星々、空気は少し生ぬるい

こんな夜空と空気。
思い出すことはただ一つ

言葉じゃ恥ずかしくて言えないけど、確かなキモチ
草はただ風になびくだけ  ....
Taka★Hajime(103)
タイトル カテゴリ Point 日付
「蝉時雨騒がしく」自由詩207/3/21 2:30
「吹き荒れろ雨」自由詩107/3/21 2:26
「ホッと・・・。」自由詩107/3/21 2:25
無題のはず自由詩007/3/20 0:12
「キエテクレ」自由詩107/3/20 0:11
メモリー自由詩207/3/20 0:09
「風が吹く街」自由詩207/3/18 2:27
「酷」自由詩107/3/18 2:24
「しがらみ」自由詩107/3/18 2:23
「私は猫です」自由詩207/3/17 0:00
「ドライで弱いボク」自由詩007/3/16 23:59
「反吐を吐き捨てる」自由詩007/3/16 23:57
「一人でくりすます」自由詩107/3/15 19:34
「継続」自由詩107/3/15 19:32
「空腹」自由詩107/3/15 19:31
「朝日と涙」自由詩007/3/14 8:04
「ろんりねす」自由詩107/3/14 8:03
「死の幻想」自由詩107/3/14 8:01
「迷い そして選び 何かを認めるんだろう」自由詩107/3/12 18:13
「灰になった弦」自由詩207/3/12 18:12
「忘れてそして埋めて」自由詩007/3/12 18:12
「お肉」自由詩107/2/9 13:17
「心の栄養」自由詩107/1/12 0:43
「深い森の歌 」自由詩107/1/12 0:41
「120円の温もり」自由詩007/1/12 0:38
無音の夜自由詩006/12/29 3:10
「弱気な月の片思い」自由詩006/12/29 3:06
ランドセルから8年目自由詩306/12/29 3:03
「寒いよね」自由詩106/12/22 6:54
「言葉のポスト」自由詩106/12/22 6:50

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 
0.3sec.