雑居化した荒れた町に
人通りの無い
青葉町商店街
アーチのネオンは灯らず
生態的ニッチが小さくなる
デパートの中のマック
コンビニが流行る
町からは心が無くなる
話をすれば楽に ....
心頭をとぎ澄まし
目をつぶる
全てを忘れる
時に身を任せる
いくつもの悩みと
共に歩いてゆく
苦しみを押さえ
足を踏んばる
星に願いを込め
窓辺に一人歌う
さようならさよう ....
デクノボウと呼ばれ
馬鹿にされても平気だ
誉められもせずとも
気にしない
グッと我慢して
耐える
そして忘却の彼方へ
前を向いて歩く
弱い犬はよく吠える
強い犬はおとなしい
....
エンジン快調アクセル全開
夢の超特急
頭が爆発する
体はもうボイリングポイント
何も考えていない
唯存在するだけ
気持ちがよければよい
癖になる
何を言われても気にしない
夢 ....
泣きながら
家に帰る
石をけり
缶をけり
手をつないでくれた
一緒に太陽を
追いかけ
迷子になる
又朝一緒に
学校に行く
10円みつけた
コーラ飴を分けた。
優しさに包まれて
フワフワしていて
気持ちが良い
体の力が抜ける
心の傷も
今日の辛さも
皆聞いてくれる
正しいんだ、と分かる
風呂に入り、汗を流し
ビールを晩酌
体が痛い ....
のどかな煙突のある
工場町
It is only a blue sky.
丘の上で
おにぎりを食べる
天使の天下り
綺麗な光線
くしゃみをする
少し寒い
停職処分を食らい
....
滴がポタリ
雨が降ってきた
新しい命が
又一つ芽吹く
小さいからつい
甘やかし過ぎる位に手をかけ
失敗は許されないから
厳しい教育が出来ない。
大切なもの
失うと二度と
手 ....
静かなるこの夕べ
魔法の世界
空間が歪む
暑い朝、暑い昼
飛びかう情報
滅茶苦茶のおばさん
尊敬なんて言葉が無い
誰も頭を下げない
金金金銭銭銭
気持ちが伴ってない
親から ....
ウキウキどきどき
はらはらルンルン
ちょっと贅沢な時間
車に乗って
少年は高島屋を
高○と作文に書いた。
先生になんだこれ!
と怒られた。
ちょっと上質の気分
少年はいつしか ....
トンネルを抜けると
そこは火の玉の中だった。
ドラゴンの怒りは
熱かった。
アイスを頬張り
扇風機に当たり
汗たらして
ハンカチでぬぐう
熱視線は否応無しに
注がれて困り果て ....
透明な海
透明な空
澄んだ音
ゆるりと時
苦しい思い
苦しい時間
苦しい気持
苦しい運命
今風を読み
飛び出そうとする
羽を何回も広げ
明日の為に
夏も過ぎ
秋きたるらし
食欲の秋
梨なんて無い
葡萄は酸っぱい
花火は終わり
秋刀魚だ
松茸だ
栗だ
冬支度で
大忙し
雪よ舞え!
死への道を毎日歩いている
だから1日を大切にしよう
体がボロボロになって帰り
茶漬けで一杯、梅干
体力がなくなった。
夜香木は恍惚の世界
13段登ったら首吊り刑
毎日1段ずつ登ってい ....
右に曲がれ
左に曲がれ
又右に曲がる
迷路に迷い込む
緊張の連続だ
ポカリを飲んで
一休み汗が出る
滝に迷い込む
山を登り
谷を下り
命の泉の
穴に迷い込む
窓辺でセレナーデ
星が願いを叶えてくれるかな
ギターをかき鳴らし
月夜の晩に密会
一緒に公園に行き
手を繋いで肩寄せて
樹木の下の熱気
虫の声
セロの音色が聞こえてくる
この ....
僕の背中をポンと叩き
僕を持ち上げ玄関に入った。
おじさんは力持ちだった。
頭を撫でてくれ走っていった。
久しぶりのママの笑い声
久しぶりのママの赤い顔
こっちまでウキウキする
こっ ....
旅の合間に
僕を癒してくれたもの
それは遊園地
観覧車に乗って楽しむ
毎日車に乗って
色々な場所に行く
休む日なんてない
一人にされて不安になって
城や寺や山や湖や
毎日日替 ....
平和のこの世の中に産まれ
幸せに過ごしている
幾つの国が生まれては
消えてきた。
平和の為にどれだけの人が
心を痛めたか。
特攻隊のお兄さんが手を振っている
戦後の復興に明け暮れた工 ....
ピアノとベースとボーカルで
毎週土曜日に演奏がある
金持ちのおじさん
ブランデーを飲む
マスターはカクテルを作る
俺は弁当を頬張り
ブルーベリーの紅茶を飲む
お姉様とお話をする
....
南部鉄がチリリン
梅酒を飲んで
うちわを扇ぐ
タマがすり寄る
ヤキトリのお兄さん
今日は疲れてないよ
と言う。
客が少ないのだろう
友だちはお前は
自由だから良いと言う。
....
澄んだ滴が軒から落ちる
木々のざわめき
静寂なる空間
生命の呼吸
やんちゃな少年
廊下を走り回る
走馬灯がくるり
猫がゴロリンコ
植物は優しい
落ち着かせてくれる
楽しくさ ....
職安で黒人に会った
Interview sheet を
書いてくれと言われた
どうやら履歴書のようだ
黒人は背も高く、体が大きく
力もあり、怖い。
携帯の番号も交換した。
何回か電話 ....
GIVEが先、TAKEが後
与えて与えて与えて
始めて貰える物
皆損得で動いている
GIVEばかりでもだめ
TAKEばかりでもだめ
GIVEですぐに見返りを
期待すると行き詰ってしま ....
南国のハイビスカス
青い潮風が吹く
ノウゼンカズラのオレンジが揺れる
わたしの 今の 心に似て
ゆらゆらゆらり
白いポピーの涙が
こぼれ落ちそう
しおれた朝顔も また泣いているようで ....
お香の代わりに
蚊取り線香を
焚いている
タバコも止めた。
洗濯物を干した
雨が降りそうだ
友人にお前、元気に
なったな。と言われた。
会社から本を貰った。
嬉しかった。
....
私を好きに
なる人がいる
私を嫌う人が
いる
私を憎む人がいる
私を喜ぶ人がいる
来るものは拒まず
去るものは追わず
自分を見失わないで
皆を信じて
全ては良い方向へ向かう ....
楽しみも
悲しみも
自分の体で
起こっているもの
いつも恥ずかしがり屋の
雨の中を立っている
心を痛め
苦痛に耐えている
心の滴が落ちた
夢は流れた
世界の人々が幸せで
....
高潔
思慮の円熟
仕事への強い熱意
信用失墜行為の禁止
今まで考えた事のない言葉達
そういう世間もあったのだ
怒らず、怒鳴らず、手を上げず
嘘をつかず、人を裏切らず
尊敬され、 ....
長い一日が終わる
ふっとしてビールを飲む
ボーットしてホッとして
カクテキをつまみに飲む
泡を吐き出す
海草に揺られ
水槽を泳ぐ魚
静かなる部屋
お客様に頭を下げられ
苦しい ....
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