皆、何故詩を書いているのですか?
ただ純粋に書きたいから?
書かずにはいられないからですか?
それほど言葉があふれてくるのですか?
趣味で書いているのでしょうか?
書くことでは救われないと思 ....
涙が涸れる
くるしくなるくらいに
酔いつぶれて 明日を
忘れるほど 眠り続けた
胸がちぎれてしまいそうで ただ
川辺の桜を 見つめている
通り過ぎてゆくばかりの
意思とは 裏腹の
別離 ....
夜のプラットホームで
骨がきしむ程
抱きすくめられて
心よりも先に
からだがイタくなる
メを閉じて
ジンジンしている
この世で君とふたりだけ
ジンライムに力を借りて
ユける処までユき ....
ユメ見ることもできないくらい
疲れ果てた僕は
今宵も嘆くことばかり上手だ、
本当の心を口にしない僕は
やがて本当の心が
口に出せなくなる、
コトバを選びすぎる僕は
そうして何も話せなくな ....
この体の中 真っ赤な血が 堕ちてゆく

 シアワセな夢よりも 最低の悪夢に
 与えられた愛よりも 報われぬ恋に

この体の中 狂気の花が つぼみをつける

 蒼い満月は 意味深な歌を
 ....
此処が私の終着駅
貴方が私の終着駅

幾つもの道を 迷いながら
さまよってさまよってさまよい続けた
わたしは愚かな 姫だから
歌って歌って歌い続けた
もう、この靴はぼろぼろで踊れない、
 ....
夜の鳴き声に目を覚ます、
右手に残った青いインク
思わず舐めながら
指を折って過ぎた日々を数える
ラジオが壊れたみたいに
あなた突然喋らなくなった
蒼ざめた満月に祈りを込めて
この恋心を ....
白い空を数年振りに見た
忘れ去っていた朝の風景
身体の中の狂った時計のネジを巻く
鏡の中の自分の顔に化粧する
少しずつ笑うことと泣くことが同化してゆく
欠けたものは戻らない
せめて偽ること ....
あなたは夜の川
真っ黒な夜の川
冷たい冷たい夜の川
わたし見てたの
溺れてしまいそうなくらい
ずっと見てたの
夜の川
静かな夜の川
淋しい淋しい夜の川
髪をきりおとせ、まず
他に切れるものはないか

君のオフィスルームへと続く階段を
裸足で
そっとそっとかけのぼった
意思など無い関係性だった

欲望を羽のように飾り立て
目をきつく閉 ....
怨めしそうに空を見上げる
あなたの横顔に
世界の塵みたい
繰り返し雪が降りかかる

時間は次第に色褪せて
後悔すらも想い出になる
真冬の凱旋門
よどんだセーヌ河
止まらないメリーゴー ....
あなたともういちど
からだではなく ことばで
つながることが できるなら
あたしはもういちど
詩人になりたい

あなたともういちど
ことばではなく からだで
つながることが できるなら ....
一月の風が
凍りつく 窓を叩く
眠りに至らぬ 冷たい夜半
明日出て行く この部屋を
片付けても 片付けても
きりがない
少女の玩具は 置いてゆこう
がらくたに 埋もれた
わたしの魂よ  ....
スイレンユキコ(12)
タイトル カテゴリ Point 日付
会議室スレッド
何故あなたは詩を書くのか?会議室17/9/22 17:42
投稿作品
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