あなたが嫌だと思うことを
私はしたくはないのです
あなたが困るようなことを
私は言いたくはないのです
あなたが後ろ指さされてしまうことを
私は思いたくはないのです
だって
わたしはあなた ....
君の写真を舐めたりしています
本当は君の唇を舐めたいけれど 君は僕のことを知らないから
壁と天井を埋め尽した君の写真を一枚ずつ愛撫して眠ります
何百枚の写真も一人の立体の君には程遠いです

 ....
あなたのこと見送った後に
何故か涙が ひとつ ふたつ
陽の沈んだ街で別れたあなたの背中が恋しくて
振り向いてもう一度だけ
手を振ってくれたあなたが
涙で滲んだ私の目には
躊躇いがちに見えま ....
あのね
巴里の空はこことは違って
涙みたいな色で
それを見ながら
少しだけあなたに逢いたくなった
揺れた珈琲はこの涙が原因で
何だか少しだけあなたが恋しくなった
昔みたいにあなたに笑えな ....
桐嶋 あやめ(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
微笑みによせて自由詩003/8/2 20:12
永遠の純愛自由詩203/7/31 8:01
夕暮れ自由詩003/7/27 18:07
巴里の空自由詩1*03/7/25 11:30

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