生きているものは未来へ行ける
死んだものは過去へ行ける
生きているものは未来で死んだ自分に
忠告を絶えず聴かされるが
普通の伝達とは違っているためすぐ忘れる
忘れないものだけが自分の運命を変 ....
太陽にかざした
ビーカーの中に浮かんだ花びら
太陽光線に照らされ
薄桃色の水溶液の中に舞う
花びらは実験室の万華鏡
桃の缶詰に入れた試験管に
チョンっと触ると凍っていく水

なんて不思 ....
げにまっことこの人生おもしろいぜよ
けどにゃー
悪いこともあるちや
けどにゃー世の中
くらくなっちゅうのはあかんぜ
もっともっとあるいとったら
いいことあるし
おもしろいもんも見られるか ....
チャイムが鳴った
移動教室で
偶然座った君の机
ノートからはみ出した
君の落書き
僕のノートに
そっと書き写す

君だけを想ってった
あの時代
あの季節
違う恋に酔いしれる
君 ....
さびしげなお前の目は
いつも虚空をのぞきこむ

なにかから逃げようと眠るお前は
夢の中だけ束縛から解放される

流れ込む食事と不健康な環境

唐突にいなくなる僕に
お前は何を期待する ....
扉も門も開いている

中に入れと誘われている

後ろを向いた人

引き裂いてしまうような悪意の息

人はそれぞれ怒りだし顔も出していられない

怒れ、怒れ

鎖の胎児は

 ....
太古の火をみて
胸おどらされ森の闇に恐れをいだく
流れ長引く雲の線
谷間に見える星たちの目
狂いたいけど狂えない
空腹に似た興奮で
水面に映る影は
東から西へ走りだす
指と指の間に湿る ....
僕のみている暗黒は君の見ている暗闇と同じ
君の方がすべての物をクリアに見てる
よそ見してちゃいけないよね
君に負けたくないって
思いが僕にも湧いてきた
早く前進している君の速度に
僕はつい ....
君達が絶望していない世界の色は
そんなにも鮮やかなのに
ぼくたちの世界は
なぜこんなにも黒が多いのだろう

どこかに どうして?をおいてきた者達
何かの種のように見える豆
豆は自分の力以上の力を使い
風をおこした
拇指を失い飛べなくなった
盲目の親鳥は豆の作る風で
幻のもう一つの尾で風をさいて
いたころを思い出す
Dann・v・Seagal(10)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩005/12/28 11:42
科学実験倶等部自由詩105/10/22 4:41
表現放流中自由詩1+*05/10/19 16:44
Before day自由詩005/10/19 1:31
僕の愛する老犬へ自由詩1*05/10/14 4:38
最後の夜自由詩1*05/10/6 16:10
原始の夜の開放自由詩1*05/10/5 3:13
ドラマティック自由詩0*05/10/5 3:10
もしぼくが君たちにできることがもう少しあったなら自由詩2*05/10/1 0:30
使命確定[group]自由詩4*05/9/30 23:58

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