いつでもペンを持っていると
なにか訳の分からない事や
知りたい事に出会った時

それを描写してみたり
書き出してみたり
できるので

あなたと人類的にも
ばかばかしい口 ....
女王なのだよ
あたしたち
何も入っていない
おなか突き出して歩く

白線の上を
手ぶらのまんま

ふちどられた
土地は
不毛の匂いが
するのさ

あたしの
体を死んでいった ....
あたしたちは別れた

(いや、ちょっと待って。
この代名詞はもう使えない。)

あなたとあたしは別れた

狩猟民族的に

幸福を求めて

あなたは南へ向かい
あたしは北へ向かっ ....
Tully's Coffeeで
買ったばかりの本を読んでいたら
「恋愛」は
12世紀ごろの騎士道精神から
「誕生」したものだって
書いてあったので

椅子から転げ落ちました

なんて ....
息絶えた花瓶の中で
翼々と咲く一輪の花
太陽に恋い焦がれ
12時の孤独を噛む

火照り 揺らぐ
生への渇望

恍惚と緊縛の
一寸の狭間
そして石橋さんは
いつまででも女だった

組んだ足から少し見えちゃった
レースのシミーズは
夕方飲まれるべき紅茶の色をしていて

まるで時間なんて関係ないわ 

というばかりに

 ....
土と水は
お互いによく自分たちの性質を
理解した上で
混ざり合うことに決めました

  土と水は
  静かな日曜日の夜
  ドラム缶の中で
  混ざり合いました

    優しい波 ....
詩は 








うんちだ!






無理に出そうとしても

でるもんじゃございません。

体を

自然にしていたら

やってくるみたいよ。
わたしの
内臓に
広がっている
四次元の宇宙に
向かって
こんにちはと
声をかけると
いつぞやの
バービーが
ケンとともに
儀礼的挨拶を
返してくれた

ありがとう
こちら ....
あー 肉なんて焼かないでそのまま生で食べたい
両手で掴んでむしゃむしゃと立ったまま食らいたい

そこら辺に生えてる草も食べたい
元気そうな深緑を引きちぎってむさぼりたい

服なんてもう着な ....
安堵のため息

普通の昼 普通の夜

交差している意識

2000年 夏

 ....
バラ色の土を 見たことないあたしは
その匂いを 想像してみることがある

アフリカ アフリカ

女たちよ

あなたたちの
悲しみは
あたしのと同じ?

寂しい月が光る夜

開 ....
これ、牛乳ですよね これ、牛のお乳ですよね

これ、鞄ですよね これ、牛の皮でできた鞄ですよね

これ、家ですよね これ、あなたと私が生活している家ですよね

これ、電話番号ですよね この ....
あなたが去った後のベッドには
代わりに詩が横たわる

入れ替わり立ち代わり
あなたとわたしがファックしているのを
詩は決して気づくことはない

詩が去った後のベッドには
代わりにあなた ....
mixi開いたり閉じたりして
書いたり書かなかったり
言ったり言わなかったり
行ったり行かなかったりして

泣いたり笑ったり
沈んだり浮き上がったり

月をみて
太陽を ....
N O B O D Y
なんだ 結局

体焼いたって誰も出てきやしない

骨だけになっちゃって
あーら
あなた誰かしらん

お ナ マ エ は?

点線をたどっていけばいいとか
 ....
只今 わたしの太ももの間で平和を願っている男が一人

いる

時限爆弾のスイッチを押すかどうか迷ったあげく 明け方に
うちに転がり込んできたのだ

こちらが引いてしまうぐらい泣いているの ....
言っている
孤独な学者が何か言っている
再帰的近代化について
何か言っている

言っている
にきび面の少年が何か言っている
いなくなった父親について
言っている

言っている
3 ....
またね、と手を振った瞬間から
僕たちは歯を別々に磨かなければいけない
僕たちの会話は
いつも中断されっぱなし

そんなときだ
僕が自分の体から
逃げ出したいような衝動にかられるのは
 ....
ケイコは土曜日の晩、眠ることができませんでした。
それはなぜなら彼女は次の日の朝に彼女自身によって
ケンイチのお墓に行く事を決めていたからです。
お墓参りに行く時、彼女は彼女の一番好きな緑色のワ ....
知らない人たちのおうちが
黒い町に 流れてく
どんぶらこな桃のように
幸せみたいな方向へ

冷たくなったガラスに
思わずおでこをくっつけた
みんなどこへ行ってるの?

その方向を確か ....
  からだはどこにあるの?
  ママのドレッサーの引き出しに
  からだはどこにあるの?
  パパの車のトランクに

  からだはどこにあるの?
  やさしい彼のギターケースに
  から ....
粘膜が溶けるほど喉が乾くから
水が細胞に染み渡る音が聞こえる

心痛み眠れない12夜があってこそ
朝の光の中で微笑むことができる

美しいト音記号が
悲しそうなヘ音記号の上に成り立つよう ....
ただぼんやりと待ちぼうけていたら頭上に舞い降りる雪のようにやってくるわけではないんだORIGINALITYは
いつもの道に向けて目を凝らすと一千億を越える赤や青や黄の屍が横たわっているのに気付かな ....
あなたの息は
 
全てを可能にする 

台風
今日という日がまた終わる

道端に残してきた足あとは
気まぐれな風によって消えるけれど
口元が固く閉じることはない
今日も生きぬくことができた

喜びは風に揺られながら
消 ....
製鋼の 
彼との
精巧な
性交は
性向と
性行を
忘れる位
催行で
採光で
彩光で
最高
だから
再考
月よ
明るい夜にしてくれないか

昼と見間違うほどの
白い明かりで照らしてくれないか

わたしがそっと
吐息を洩らす瞬間を

にぎやかなその光で
包んでほしい

そうして
で ....
一晩中浴びた
ビートでバラバラになっちゃった
からだの破片を
いつもの鞄に押し詰めて
歩く四条通りは
ビニール袋が散乱していて
海かと思った

始発が出る時間だけど
まだ今日が来てい ....
恋愛とは
リサイクルといえばいいのか
それとも
カルマといえばいいのか
もしくは
食物連鎖といえばいいのか

とにかく丸い形をしているに
違いない

と思い始めたのは
まだ嘘をつ ....
むらさき(93)
タイトル カテゴリ Point 日付
愛すべき動物自由詩1*06/2/25 1:31
女王なのだよ あたしたち自由詩4*06/2/23 1:45
一般的別離自由詩1*06/2/17 18:33
木曜日 午後3時自由詩3+*06/2/16 17:59
一輪自由詩0*06/2/15 20:55
そして石橋さんは自由詩3*06/2/12 23:51
経験自由詩2*06/2/8 18:47
詩はうんち自由詩2*06/2/7 23:25
玄関先における想像自由詩3+*06/2/7 22:53
回帰(to tell you the truth)自由詩6*06/2/6 15:32
手を伸ばせば髪にふれることができる距離の間に横たわるもの自由詩2*06/2/1 1:01
アフリカ アフリカ自由詩4*06/1/20 0:12
確認作業[group]自由詩2*06/1/17 18:07
bed自由詩4*06/1/16 18:33
今年一年自由詩1*05/12/31 2:08
MUGEN自由詩1*05/12/31 1:02
in between my thighs自由詩2*05/12/26 19:58
80センチ向こう自由詩0*05/12/22 2:16
ねぇ!誰かいますか。自由詩3*05/12/18 18:12
中学英語的墓参り自由詩2*05/12/13 15:15
幸せみたいな方向自由詩0*05/12/11 16:11
からだはどこにあるの?自由詩3*05/12/1 2:15
シンメトリックな世界自由詩2*05/11/30 0:30
flowers自由詩2*05/11/28 14:08
自由詩1*05/11/26 23:42
太陽の足元自由詩2*05/11/26 0:20
悩みを聞いていただけますか?自由詩0+*05/11/25 0:42
冬の寝床自由詩7*05/11/23 2:04
明け方に歩く駅までの道自由詩2*05/11/20 23:55
恋愛の形自由詩0*05/11/19 17:40

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