あかじみたシャツと
 しみのついた上着
タイパンツは涼しげな水色で

はだしの足のうらは
 アスファルトにふれる

おおきな耳をもった
ゾウの毛の指輪をはめて

ライラックの花の色 ....
なつかしい歌がきこえた

もう歌詞なんて忘れてしまったんだけど
 小さなころ大好きだったのは
        よく覚えてたさ

このところの僕はそんなこと
 どうだっていいなんて思ってた ....
ハッピーエンドじゃない映画を見ちまった
  そんな気分わかるかな

 見上げた青い空に白い雲
   涼やかな風の中で
         僕は一人

ほんのかるい暇つぶしのはずだったのに
 ....
ポケットいっぱいのビー玉を
 本物の宝石だと思ってた

そいつは今だっておんなじさ

名前すら借り物のあの子が配る
 ガラス玉をもらいにココへ

僕はきっと優しい嘘ってやつが好きなんだ ....
なごまる(34)
タイトル カテゴリ Point 日付
あしたは青空さ[group]自由詩2*05/9/2 23:12
なつかしい歌自由詩1*05/9/1 22:41
晴れた日に一人自由詩1*05/8/31 22:13
硝子玉の夜自由詩2*05/8/30 13:08

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