乾いた見世物小屋で
手にじっとりと重さを感じる
白い蛇が巻きついたこの拳

スポットライトに魅せられた
シマウマがいるそのゴムの上で

上 でこ の瞬間 だ

ファースト!あいつの右 ....
子供たちでなくても笑顔が
そこにあることは
どんなにか素晴らしいことだろう
ただ だ
今を笑い飛ばせることこそ
生きる知恵と思う今日
はいさおじさん

陽気さを
噛締め ....
ああ
はぐれていこう
ああ
わたしはここにいる
ああ
雨の日に傘はいらない
私は涙
ああ
晴れの日はアスファルト
太陽よりも熱く
燃えてしまえ
あああー
 ....
冷蔵庫の中で
産声をあげようと
するあいつ


ある時ママは
つぶれたあいつを見て
僕のせいにした

やさしさが足りないせい?

けど
僕は修復不可能な
あいつをみて
楽し ....
ビルの屋上から
少年は飛ぶ
毎日



そして水溜りを見つけては
世界に広げるのでした
交差する車両たちに囲まれて
立ち尽くす
PM7:00

正しい世界が見えるような
そんな気がして
見上げた
低い天井

あの日あこがれた草舟は
ゆっくりゆっくり 沈んで ....
青白い踊り子たちが
フォークから零れ落ちたコーンに
見とれてる間に
輪郭を失ったこの口を
青林檎のちぎれた指先で
そっと息を止めよう

トロピカルドリンクが売り切れる前に
ソーダ水の泡を見てたら
空を食べてみたくなった

どうしたらいいものかと
蟻さんに聞いたら

僕のうちにおいでってさ


蟻さんに連れられて家にいったはいいが
 ....
デニスホッパー(8)
タイトル カテゴリ Point 日付
トリプルクロスカウンター自由詩3*05/8/15 3:37
ニコニコマーケット自由詩1*05/8/14 9:07
あの子は赤いハリケーン自由詩4*05/7/18 23:48
スクランブルエッグ になる少し前自由詩3*05/7/9 14:54
ポップス自由詩2*05/7/8 14:53
単調な鼻歌自由詩7*05/7/5 23:30
ゴールドラッシュ自由詩4*05/7/2 22:09
少年A自由詩4*05/7/1 23:19

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