証拠を残したくなくて
歩いていた足跡を消していく

物語のように生きれたら素敵だよね
あの哀しいストーリーのように
真っ白に汚れた街

未来からきた悪魔が未来のことを
すべて話してしまった

僕は祈り そして目を閉じた

すべてを忘れ
永遠を信じるために

吐き気のする
くそったれの未来は ....
あなたとわたしがこうして
殺し合うことで咲く花があるんだよ

がんばっても乗り越えられないものの前で
咲いている花達

がんばろう がんばろう
がんばろうのエールで

しおれない ....
がんばろう日本!
ひとつになろう日本!

ひとつになった一匹の巨大なナメクジが
瓦礫の上をピチピチと飛び跳ねている
また外部とつながるアンテナが鈍くなってきた。意識というのが普通の人がどうなのかよくわからないが、自分の意識が一歩だけリアルな世界から足を引いてしまう感覚になる。普通に息をし生活している自分がゆっくりと .... 死は優しい

遠い夢も
夢は夢だから

遠いところから一瞬で届いた
一通のメール

ありがとう

心の中でしか泣かないから
今、こうしてあなたが
ディスプレイの前で真っ赤な海に ....
最初に論理があった。

そうして逆さまに
雨は降った。
もうすぐ いくよ
だから もう 待たなくていい
夜 鳩は飛び立つんだ

だから もう 飛ばなくていい
もうすぐ


朝がくるから じゃなくて
朝がこないから

数えてみて
幾つ ....
夜が恐いから
震える腕を噛み千切って
闇に備
えた

あぁ
何処へいくんだ

背中の穴から
ほとばしる
穴という穴から
噴出していく
「宇宙人からの信号を傍受したんだって。」
そして人はああ夢があって良いよねという

新しい素粒子も
写真も
映画も
ああ夢があって良いよねと人はいう


こんなとき
宇宙人は何を呟 ....
ここが
  最終
   地点
    だよ
   そう
  最終
 の


ホーーーーム
 にーーーー

トン

線路は気持ち良い
鉄は冷たくて

そこを
 かすめ ....
明滅する夜空に太陽のような火が昇った
もはや目が見えないと慌てて走リ去る群集
蛍光の月に半透明の幕が降りた

足が長すぎて折れてしまった虫の
羽がむしられていく

明滅する夜空に舞うため ....
人間はたまねぎのような皮ばかりだ。どれが本当のわたくしというものはなく、あるのは薄い皮ばかり。

ニーチェ→フーコー、ベルクソン→ドゥルーズというのは中2病の系譜ではないかと思いはじめた。では、そ ....
丸いものをぶつけて触って
 その丸みを感じたとする。


昨日は いた
投げつけた。


殺した 受け止めた
その丸みを潰しながら感じた

 
 その真っ赤な翼 
 毒々しい ....
夜が暗いから 僕は首が伸びていく
伸びた首が 電線の周囲を回転していくので
僕を中心とした渦巻きが 昨日いた鳩の骸を齧りだす
石を投げつけたんだね。もう一度、同じ石を投げたんだ。目標となる的なんてありふれたものだから、何も作りだしたりはしてないんだ。僕の身体の一部がもげてそこから足が生えて、その足で歩いていくんだ、僕は上下逆 .... 破片が
 離れる
  飛び散る
 近づく
離れる
 破片が
  近づく
 離れる
飛ぶ 落ちる
 触れる 消える
破片が   消失する
 破片が   消え去る
破片が   同一 ....
円環の

周ってた

子供駆け扉
吸い込れ
来る

記憶と
去過


これはお墓
だから
システムから漏れても生きていくことは可能だろうか



無化するために
考えないように
悩まないように
強く生きるように

この世界はできているけど


そうして僕 ....
明日が良い日と
信じる人の
信仰に


まっすぐな瞳と
爽やかな笑顔に

絶望する。


明日はきっと良い日
どこかに
置き忘れたものって
これですか

そういってポケットの中から
君は出して見せた

僕は
殺すことにした
まとわりつく

母さん
あなたの顔が横に伸びていく

僕とあなたと
壁の向こう
時計の針がない
改札の駅員も消えた
 青ざめた顔で
  僕は元気になりましたといって
 青ざめた顔で
笑っている人
 
 
 これが本当の私と
  晴れ晴れと笑っている
 
 紙
 
 道を往く人がみな
違う場所 ....
私の「うちう」
世界と「うちう」の界面


私の表面は
二つの回転に挟まれて
無数の渦

「うちう」を見る


意識化された
漆黒の「うちう」と
言語


無数の渦の中 ....
バイトの面接にいった。それだけで脳から鉄の匂いと鉄の味がするくらい疲れた。実際今もさびついた鉄の歯車が俺の脳内をギシギシいいながら回っている。そういえば俺は今生きてるだけで疲れているのだった。みんな軽 .... 夜が来る 何度も夜が来る 双曲面の旋回 
太陽は真っ黒なループだから
トーラス上の軌跡を描きながら
何度も夜が来る
真っ黒な太陽があがるたびに
神様をよくみたら

ソリトンだった
一様等方な3次元計量では宇宙は閉じるか、開くか平坦かの3種類ある
アインシュタイン方程式にこれら時空の計量を代入すれば
フリードマン方程式が導かれる

フリードマン方程式を解くことで
宇宙の ....
呼吸が
浅くなる

内側に
水が流れている
部屋の
真ん中を流れている

水には
氷が浮かんでいる

部屋の向こうに
誰かの気配がしている

そこには
壁があり
向こ ....
佐藤伊織(359)
タイトル カテゴリ Point 日付
あの哀しいストーリーのように自由詩311/8/21 1:42
聖歌自由詩111/8/21 1:36
あなたとわたしの花自由詩111/7/9 8:00
がんばろう日本!自由詩2+11/4/23 22:42
波よ 波よ自由詩111/4/15 0:23
自由詩011/3/17 21:02
自由詩110/12/24 14:15
旅立ちの朝自由詩110/11/3 0:48
夜鳩[group]自由詩210/10/25 19:55
夢があって良いよね[group]自由詩210/10/25 19:43
円環詩自由詩110/10/12 0:37
天球虫[group]自由詩2+10/10/9 0:23
サインバルタ自由詩310/9/30 3:12
丸み自由詩110/9/23 1:09
夜鳩[group]自由詩210/9/23 0:48
疾走自由詩210/9/19 23:17
破片自由詩210/9/5 2:13
[group]自由詩110/8/19 12:06
車にのって自由詩210/8/19 11:28
明日はきっと自由詩110/8/6 23:01
ポケット[group]自由詩110/8/6 22:55
母さん[group]自由詩110/8/6 22:48
時計の針自由詩210/7/27 13:14
蝶々自由詩210/7/25 0:52
うちう自由詩110/7/15 22:12
歯車自由詩310/7/3 22:22
夜来る自由詩010/6/19 14:46
神様自由詩110/6/18 23:20
宇宙自由詩0+10/6/18 21:35
呼吸自由詩010/6/12 23:05

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