「人間て、恋する機械なのね」って指でアポロを割る君の声

親指と人差し指についている二色のチョコは既に乾いた

表面のぎざぎざが消え無秩序になってしまったアポロに「ごめんね」

四文 ....
浴槽の壁にじいっとしがみつく表面張力、こわさなければ

義務感の果てに潜んでいる果実「柑橘系なら舐めてもいいよ。」

すっぱくてにがくてあまくて最悪のあじだったってしらなかったの

その辺 ....
表情を知らないつぼみを唇ではさむ昼下がりの空のした

唇に花びらの裏の淡い色ついたと騒ぐ君が剥がれて

太陽を閉じたつぼみで隠すとき熱がしとしと茎に滴る 

置いてきたひかり、はるかな百合 ....
「人間て、恋する機械なのね」って指でアポロを割る君の声

親指と人差し指についている二色のチョコは既に乾いた

表面のぎざぎざが消え無秩序になってしまったアポロに「ごめんね」

四文字のあ ....
(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
アポロチョコ、青い月、雫する朝、筒の声。短歌13*05/8/31 3:54
表面張力で夢をつくりながら詠むうた短歌3*05/3/30 21:55
指で色づき始めたつぼみを撫でながら詠むうた短歌4*05/3/23 2:39
アポロで弧を描きながら詠むうた短歌5*05/3/21 2:46

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