もし、僕が

僕のやりたいこと
僕のやるべきこと
すべて
やり遂げたとしても

果たして
それは
僕なのだろうか

自分未遂の
僕が
ここにいる

だから
僕は
生き ....
答え
じゃなく

質問に
なりたい
詩に罫線はいらない

その行間に

ボクの音楽が
流れていて

君のことばが
隠されている



詩に地平線はいらない

その文字の歪さが

ボクのココロの
ゆらぎ
 ....
大人になるって

マジックの
タネを明かされた後
のようだね

トリックに
だまされていた時の
方が

はるかに心は
自由だったね



タネを明かされる度に
シカケを ....
いい写真を
撮る技術って

一瞬の偶然を逃さない
技術かも知れない

逃したものを
PCなどで
修正しても

やはり
ごまかしている
ことがバレてしまう

人工的なのだ
 ....
世の中には絶景と呼ばれる
風景が数多くあります

人は、なんたら百景とか
風景に順位をつけたがります

でも、

それ以外の風景・・・
いままで誰にも
見られることのなかった風景
 ....
トモダチは
トモダチを救えない
救っちゃいけない

救うと言うことは
同じ地平にさえ
いないということ



少なくとも
この闇の彼方の
どこかで

そいつの
うごめいて ....
僕たちは実は
最初から到着してたんじゃ
ないかな

そこから
いろんなものを失いながら
迷い出て

また
旅の始まりへ
帰るだけのこと

その旅程が
今日なんだ



 ....
喫茶店のマッチ箱に
印刷された
ボクの終焉

深夜に降った
想い出のせいで
モノトーンに沈んだ
今朝の風景

後は、深海魚みたいに
悠然と
彷徨う


ところで、

 ....
輪郭の曖昧な
横顔

目蓋の奥の眼球は
光を吸い込んだまま
何かを放つことはない

あざだらけの心臓、
決して
何かと同調することはなく
不完全なリズムで鼓動する

縺れそうな ....
ボクが傷ついたら
君が傷つく

だから
ただ
笑う

バカみたいに
笑う
{引用=HOME}

見慣れた
日常が
HAPPYに
感じるくらい

格好つけなくても
君に
会えるくらい

君の
見え透いた
嘘に
甘えられるくらい

君の
何気な ....
陸橋の金網の
(一区切りの)
空の一つ一つしか
知らなかった頃の
純粋を

誰かが
破いて開けた
抜け穴から
飛び出せずにいた頃の
痛みも

どこへ
渡ろうとしていたのかさえ ....
時の流れには
もう
追いつけないから

ぼくは
ここで
サヨナラ

急ぎすぎた
人々の
影も
見えないから

ぼくは
ここで
サヨナラ

タータンチェックの
魔法瓶 ....
排泄された
コトバたちが

都会の
ドブ川を

流れてゆく


コトバに
裏切られ

届かない
想いは

心に
沈殿し


ナミダは
羊水となり

コトバは ....
ぼろぼろに
なっても

また

誰かを
すくおうとしてる

ぼく
自身さえ

すくえないのに
「おまえ暗い」
と言われた

ニヤッと
したら

「気味が悪い」
と言われた



暗闇にも
目が慣れて

僕だけには
見えるんだ

あいつらが
いる



 ....
僕の
発言は
許されない

僕の
台詞は
決められている

シナリオ
通り

多数決で
殺される


僕の
イメージは
決められている

僕の
アドリブは
抹 ....
君の息の根が
僕の掌から
僕の体へと

あどけない
君の命の
木漏れ日で

僕の
瞳孔が収縮する



そろそろ
帰らなきゃ

震えが
止まらないほどの

孤 ....
君が、
昨日よりも
薄く
見える

数ミリ
ばかり

気のせいだろうか

この世界の
奥行きが

昨日よりも
薄く
見える


今日という
平面に

僕たちは ....
車窓に映る
男の姿が
昨日よりも
薄くなっていて

山だか、海だか
分からない
暗闇の中の光が

街明かりなのか
船明かりなのか
分からないでいる


夜から朝へ
鈍行列 ....
あなたは
大きく
羽ばたけ

バード バード

まだ
間に合うから
飛んでゆきなさい


ぼくは
大丈夫だから

心配は
いらないから
飛んでゆきなさい

バード  ....
強制終了しようとしたら
フリーズしてしまった

8年前からずっと
宙で止まったまま

地面にさえ
たどり着けない
畳の上に
横たわった


1匹

その声は
力無く

最期の
叫びを

虚しく

深い
青に刻んだ
そのコトバを読むために

生まれてきたのだと
思う瞬間がある、

ぼくは
現在、
救われているのだと、、、

コトバが

ぼくを
洗脳していくかのように

その一行を
む ....
君の瞳、

澄み切った
水面の
ゆらぎ


表面張力の
限界を
僕の心が
試すの?


君の瞳、

澄み切った
心の
ゆらぎ


僕たちが
息を止められる
 ....
10かぞえる
あいだに
街は
姿を変えた

 もう
 いいかい?


10かぞえる
あいだに
君は
姿を消した

 もう
 いいかい?
 

この
世界の
夕暮 ....
僕は涙の意味を知らない

それは
僕が犬だから

寒い夜を
独り迎えても

僕は涙を流さない



僕は悲しみを知らない

それは
僕が犬だから

満たされてゆく
 ....
地球の
ぜんまいが

もうすぐ
きれそう


今朝
生まれた

赤ん坊の
泣き声が

とぎれる
まえに


神様は
もう一度

ぜんまいを
巻き直してくれる
 ....
いままで
いちども

きみに
うそをついてない
なんて いえない

そんな
うそだけは

いえない
043BLUE(191)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
【家庭の詩学】 シリーズ#1−5文書グループ05/10/26
投稿作品
自分未遂自由詩210/4/21 0:52
Q&自由詩010/2/17 14:23
眠る詩自由詩109/6/6 13:38
タネアカシ自由詩209/2/28 0:16
修正写真自由詩008/9/24 0:14
ZERO POINT自由詩008/9/23 23:48
HOMELESS自由詩308/7/18 9:08
お家へ帰ろう自由詩2*08/7/6 15:52
リュウグウノツカイ自由詩007/12/25 17:58
PROFILE自由詩007/7/20 12:21
偽善者自由詩007/6/29 23:38
帰りの方が早く感じる自由詩007/5/9 0:02
錆びてるけどまだ在る自由詩107/5/8 23:56
slowly自由詩107/5/8 21:14
浄化槽自由詩107/4/27 17:58
金魚すくい自由詩607/4/19 23:47
幸福自由詩107/4/12 1:22
裁判自由詩107/4/12 1:08
樹海自由詩007/4/7 0:16
ブラウン管自由詩407/3/10 23:25
夜光虫自由詩407/1/26 0:36
BIRD BIRD自由詩007/1/25 23:38
強制終了[group]自由詩307/1/2 14:17
蝉の死骸、ビル・エヴァンス自由詩106/8/28 11:07
洗脳自由詩106/8/25 23:55
自由詩006/7/27 23:02
カクレンボ自由詩206/6/20 17:33
犬の涙自由詩206/3/18 11:00
オルゴール自由詩206/2/1 10:28
うそ自由詩106/1/31 23:17

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