静けさに爪をたてるように
  戦争という字を書く
  音もなく
  思いもなく
  ただ戦争、という字を書く
   

  限定された空に
  浮かんでいる人を描く
   ....
午前四時

遊泳をやめない夜
銀色に溶けて
静かに生きた


連続する人の群れに
並んで
あなたを探している
あなたという名の人は
存在しないけれど

忘却の跡地に
染 ....
  耳を落としたのです
  あの人は目を落としたのです
  しかし
  わたしは耳がほしかったので
  あの人は目がほしかったので
  争そった日は
  何度か死ねました
  とても ....
空泳(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
戦争、自由詩104/12/15 21:05
夜の途中自由詩404/12/13 19:28
きこえない自由詩204/12/12 20:58

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