雪道に残された足跡

自分がどこへ向かうのか
どのみち決まっていなかったから
足跡をたどって歩いた

同じ場所でとどまたった跡
ところどころ曲がった跡
どうしてもまっすぐになれない ....
季節のせいだろうか
歳のせいだろうか

渇いて剥がれてヒビが入った
自分をたもつことができない

シャワーをあびて水分をとっても
包帯で皮をぐるぐる巻きとめても

それは滑らかに ....
若林はじめ(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
足跡自由詩722/1/8 11:40
渇いて剥がれて塗り重ねる自由詩421/12/10 17:17

Home
0.04sec.