春風が優しく過ぎてゆく銀杏並木の散歩道
木陰で静かにスケッチをしていた私に
さりげなく声をかけてくれました
見えないバリアを被っているつもりだったのに
あなた ....
振り返るこころの余裕があるだろうか
前進あるのみ
前だけを見て歩いている君は
視界良好だろうか
目前に広がる景色の中に
霞のかかる点障はないだろうか
....
今の気分は何色だろうか
暖かい気分をため込んで
廻りにも伝染させたい赤色
気取った素振りで
冷めた気配に模様替え青色
突然の狂気
走り出したら止ま ....
消えてしまったドライブイン
国道を走っていればかならず目にとまっていた
大型トラックの停留所
眠け冷ましのひと時に
落ち着いたテーブル席で
ブラックコーヒ ....
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思い出せない暗唱番号
思い出は走馬灯のように流れてくるけど
意味のない数字の羅列は浮かんでこない
味気ない数字をなにげなくならべてるだけ
....
笑顔でおはようと言われたら
それだけで好きになってしまうかも
いつも笑顔の人
それだけでみんなのビタミン
あなたの笑顔を消さないように
いつでも笑い声を届 ....
目覚めた時にすでに憂鬱
カーテンを斜めに開いて落ちる雨に憂鬱
「ごめんなさい」が言えなかった昨日の自分が憂鬱
下駄箱を蹴っ飛ばして靴の踵を踏んでいる自分が憂鬱
土砂降 ....
胸騒ぎの朝
週末にやって来た
まねからざる台風
傘を差しても濡れそうだ
こんな時の為に
有給休暇ってあるんじゃないのか
自分勝手に定義付けしても
....
あなたが前を歩いていると
平らな気持ちになれるのよ
ちょっと間隔が開いた時は
追いかけなくても気づいてくれるは
あなたの背中を覗きながら
脚の運びを見てい ....
悲しくて涙が流れることはないんだよ
思わずこぼれてしまうのは
くやしい時
情けない時
感動 感激したとき
そして君に背をむけられた時
どうして
....
私の言葉に振り向いてくれる人
私の言葉に寄り道してくれる人
私の言葉に笑ってくれる人
私の言葉に涙してくれる人
私の言葉に不機嫌になる人
私の言葉に返 ....
部屋の片隅で
一生懸命首をふりながら
頑張ってくれている
風のメロディー届けてくれる
気づかないぐらいの優しい風
雑多な音を引き連れて迷い込む
窓 ....
どんなに小さな町にも
大きな幸せが育まれている
大きな町に大きな幸せが必ずあるわけではない
大きな心には大きな幸せがやってくる素養がある
大きな心の単位はなんだろ ....
真実は逃げ足が早いんです
真実は恥かしがりやなんです
真実は冬眠するんです
真実は直ぐそこにあるんです
真実の扉をひらくのは自分自身なんです
真実からは逃 ....
一年間の努力と忍耐の成果を確認する時がやって来ました
朝食は抜きですよ
背伸びなんかしてないで
体重は減らせないでしょう
深呼吸して下さいの言葉と
ブーー ....
汗が噴き出す程に温まった体を外気に晒す
風に当たることが
こんなにも心地よいと感じたことがあっただろうか
揺れる水の音
風に騒ぎだす湯気のダンス
ここに居 ....
隣で叫ばれる「危ない」の一言が
渋滞を引き起こすしていることに
気がついていないんだ
滞っているのは車だけじゃないんだよ
だけどさー
でもねー
そ ....
前に進んでいれば
迷っているわけじゃないから
ちょっと覗いて見たくなる後ろ
迷いはどこからやってくる
今日 やり残したことからやってくるよ
明かりを消す前 ....
桜ってどうしてこんなに綺麗
そこには桜の努力がみえるかな
花といえば緑の葉っぱの中で咲くのが当たり前
桜って真夏に葉っぱだけをふりみだし
栄養貯金してるもの
....
空間の踊り場から覗かれている
進もうとする先には障害物
戻ることも出来ない
空間の狭間で行き先を失う
君の声だけをたよりに探し回る
迷っているのではない
....
テレビの横に置いてあった砂時計
忘れていた
どうしてここにあるのかも解らないくらいに
真夜中の静粛の中で返してみる
音も立てずに時を流して行く
流れる砂も ....
朝の砂浜を歩きながら
昨日の自分を振り返ってみる
足で感じる砂の感触は
落ちて行く自分の走りのよう
襲い掛かる波を避けても
避けられない障害はある
....
限りあるもの
温かい食事
テレビ見てないで食事に集中
限りあるもの
愛情 これには意義あり
限りなく愛し合うカップルあります
限りあるもの
....
忘れていた言葉である
もう何年も発したことがない
巨大ダムの決壊のような
一大事でも起こらないと
あの場面で
言葉が詰まってしまうのはなぜ
プライドと ....
過ぎる日々
追うのは安し
跳ねウサギ
捉えきれない
愉しさの中
どこかに出かける予定もなく
電話のベルが鳴ることもなく
朝から消防車のサイレンが鳴り響く
こんな日も悪くはない
どこかに出かけなくちゃ
誰かに連絡取らなく ....
この先に何があるのかなんて
かけっこには関係ないんだ
気になるあの子に
先頭でゴールする姿を見せたいだけ
鬼になっても
ボールを追っかけても
スタ ....
朝 昼 晩
春 夏 秋 冬
いつでも どこでも 誰にでも
降りかかる 新しい発見
ある時ふと気が付きました
靴下は必ず左から履いていました
右から ....
雨音で目を覚ます朝
落ち着いた心でいられるのはなぜだろう
暗い部屋には雨の気配がさまようけど
気分は安らいでいる
出かけなくっちゃ
その脅迫観念から解放 ....
ホッと一息
コーヒーブレイクのように
つながらない思考回路の調整に
切断された回線の修復に
昼休みが終わった10分後に
この時間帯はトイレ自身も休憩中
....
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