土曜日の夜
テレビ番組を目で追っていると
都心の映画館で見た懐かしい題字に目が留まる
水割りを用意する
ダブルで いやトリプルだな この映画見るには
第二 ....
明るい声で
おはようの言葉を浴びると
太陽の光よりも温かく感じるよ
それは君からだけじゃないんだ
目を向けてくれた人
誰からでもそうなんだ
でもね ....
ズボンは右足からでないと気持ち悪い
靴下は左から
靴は右足から
手袋は右手から
マウスは右手
カーソル移動タッチは左
右か左に統一は出来ない
....
掃除機をかけていたら
蜘蛛が突然現れる
一瞬吸い取ってしまおうかと思うが
愛嬌のある動きに手が止まる
午前の蜘蛛は縁起よいなどと聞いたことがあるし
忘れか ....
気温がさがったと感じる時
空気が入れ替わったと思う
温かくなった時
ぬるいと感じる時
入れ替わったとは感じないのに
体が負担をかんじている
心にも ....
今の信号右だった
直進の先には今まで通ったことの無い景色
いいように考えよう
目覚まし時計鳴らなかった
遅れて乗った電車には今まで乗り合わせなかった人達
....
校門からのびる桜並木
卒業の日
思わず呼び止められる
走り寄るその人は
輝いていました
眩しすぎて
走り去ろうかと足を踏み出した時
差し出 ....
愛されるよりも愛したい
思い込む 自己満足 安心したい
許されるよりも許したい
受容する 自己防衛 問題未解決
知らされるよりも感じたい
驚き 自己破壊 ....
表と言われるものが存在していれば
裏がある
表を盾として
楽々とのびのび存在している
裏を突く
裏を読む
表からの攻撃も楽々とやり過ごし
....
みょうな味がたまらない
薬味としてはネギよりも好き
香りは最高の感情
みょうな味が忘れられない
みょうな人
仕草がたまらない
最高の薬味
無造作に置かれている靴
気に留めることもない
朝の出勤の時
靴ベラを用意
行ってきます
繰り返される日々
奥さんが友人と温泉旅行
次の朝私 ....
駅の片隅にポツンと存在して
急ぎ足で通り抜ける人並みをながめる
ボックスでは最高の空間を提供してくれます
想像もつかない雑多な感情の言葉を
際限なく引き受けてくれ ....
言いたいこと言おう
思ってること口に出そう
行きたい所に行こう
投げだしたい事投げ出そう
ポケット閉じよう
カバン捨てよう 詰め込まないように
詰 ....
その少女は額の中で輝いていた
大きく丸い目
スクリーンのような瞳で見つめる
何か発しようとする口が表情に溶け込む
青いターバンがよく似合う
でもその少女は ....
ちょっかい出すわよ
あなたが気づいてくれるまで
お尻ツンツン
脇腹ツンツン
背中に猫パンチ
やること成すこと小学生から成長してない
でもね恋心に
....
アスファルトに落ちる雨音を
消し去る足音が聞こえれば
傘を持つ私の手にあなたの手が重なる
小さな傘を分け合う二人は
時間も分け合い
同じ道を歩いているはず ....
君の顔
横から見るのが好きなんだ
正面からだと受け止めきれない
君の眼差し熱視線
素知らぬ顔で目を合わせるも
応えられない今の僕
どうして僕なんだ ....
ハンドルを握りながらでも
想いはあちらこちらに飛び回る
チョット遅れてる
心の中で交錯する時間交差点
信号機が緑から黄色に変わった時
思わずアクセルを踏ん ....
欲張りな思考回路の果てに
スタート位置にすら立てず
一人無限ループの輪を廻る
1から10まで
最初から最後まで
全ての事を知ろうなんて
改造人間に ....
元気ないね どうかした
顔色悪いよ
ちょっと休憩しない
着信鳴ってたよ
気にかけてもらってありがたい
でも 嬉しくない
喜べない
この気 ....
晴れた天気で散歩
気分よくスピードアップ
額から伝う汗
首のタオルで拭う爽快な汗
そしてこんな時も
いつもの理髪店 閉店間際
時計眺めてスピードア ....
大西洋からの乾いた風が走り去る
この国 この街に合う空気
穏やかに過ごす人々
砂漠に向かう街道を進み
砂の山がオレンジ色に染まる時
サハラから舞い上がる
....
運河に架かる小さな橋
歩道の隅に黒い手袋
片方だけポツンと落ちている
歩くにも
走るにも
自転車で駆けるにも
手袋が欲しい寒気がさまよう
....
空が騒がしい午後
肌で感じる空気が重い
空だって泣きたい時はある
道路に水滴の跡が見えた時
頭のてっぺんで感じる空の悲しみ
この世の悲しみをすべて感じられ ....
お父さん と お母さん
経営者 と 中間管理職
ツアーコンンダクター と 団体旅行者
リズムとメロディー
組み合わせ次第では心地よくも
もしかして不快 ....
なんとなく思っていたこと
論じてみよう
ボディーシャンプーに押され気味です
でもやっぱり石鹸じゃなきゃ
そんな人と論じてみたい
使っていると泡立ちが悪くな ....
桜並木が通る町
花見の宴を開くスペースはない
静かな通りを歩くのが好きでした
この町を離れること
君と別れることは
どうしてもイコールでしか表せない
....
私の心には鬼が住む
気づいてしまったのは小学生の時
手を繋いで通学していた彼女が
担任の先生と楽しそうに話しているのを見た時
この思いを消し去りたくて
心 ....
止まれと言われれば
余裕を持って止まりますよ
一時停止はどれぐらいなの
制限速度40キロ
スポーツサイクルが颯爽と行くけれど
ユーターン禁止
間違 ....
今日も暖かい光
太陽さんありがとう
おはようございます いつも元気に
管理人さんありがとう
横断歩道止まってくれて
運転手さんありがとう
いつも ....
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