どちらの面差しも旅の車窓のよう

行き過ぎても
視界の端にしがみついてくる

記憶になる前の残像は
意外なほどにカラフルで
フラッシュバックで負った
昨日の傷が

呼応したがっ ....
夏の密度に五感が塞がれる
見たことのない景色
デジャブ、均等を失う感覚に
船酔い

昔から弱かった
友達より先生より親より
拠りどころだった
あの頃、レモンのキャンディ

今は ....
睦月十八(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
車窓自由詩213/8/22 1:18
船酔い自由詩2*13/8/20 0:08

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