一体日本人の宗教観念はどうなってんのかしらね。
クリスマスとバレンタインはラブホテルが満室で
正月は破魔矢とクマデが売れて
大晦日と葬式は坊主に賽銭投げまして
結婚式は教会で。
あんたのうち ....
夜中に枕元で谷川俊太郎が詩を朗読している
確かな滑舌で(谷川さん)
完璧な技術で(谷川さん)
「ここは台所ではありません(谷川さん)」
谷川さんは「定義」を読み終えると
次に「ことば ....
そんなひまがあったら
     窓を開けて月に吠えます
そんなひまがあったら
     空をつかみ鳥になります
そんなひまがあったら
     雲をちぎり雨を描きます
そ ....

ベッドにうつぶせになって
すうっと体がのびた
魚になった気分
黒い海を
すうーっと泳いでるような気がしてたけど本当は
まな板の上で
最後のお願いをする
まず頭を切りはなすために
 ....
意味のあることは何ですか
すべてに意味があり すべてに意味がない

あなたは誰ですか どこかでお会いしましたか
いや 一度も会ったことはありませんね

知っていると思っていたことは ことご ....
みんな かみさまほとけさま、って
一気にどうしてふたりもすごい人をよぶの
困ったら頼っているけど
あたしは何をしてあげれるんだろ
そう思うとお願いができなくなった
日本人のばか、あたしのばか ....
ある晴れた日をくびかざりにする
そしてきみを置き去りにして
スキップする
ホップステップ じゃーんぷ!
してみる
しみる
かわいたからしみただけ
だれにも同情されないなみだは
ひとみを ....
[目ざめている]

朝からずっと
手のひらを見つめる
遠くのほうで
蛙が鳴いている







[祖父]

耳が遠くなった祖父は
海に似てきた
くりか ....
こころがあったかくなるように
がっこうから帰ってもまだあったかいカイロを飲んで
くちびるを ぶるぶぶぶぶ ってして
粉をたくさん吐きだしながら
かみさま、ってよんだ

今日も一日中
足の ....
たくさんの旗
白黒の街
ベランダの雨
白黒の街
空を撲つ音
白黒の街
窓に映る陽
白黒の街
通りは祭
白黒の街
みんなを連れて
白黒の街
消えてなくなる
白黒の街
 ....
こんな夢を見た。

月が嘘であることがばれる。
NASAあたりが作ったもので、実在しないのだ。月は。
投影装置か何かが故障して、全世界にばれてしまう。
月のあたりにいろんな機械が ....
信号を渡ると
防波堤のむこうで
お前が
小さな翼を
そんなに忙しく羽ばたくから

お前が何千キロの空路を旅した
勇者とは思えないで
笑ってしまったのだ

虚仮脅しの人間関係に
す ....
いつもララしてる

おねーさんのお目目は困ったくらいの蜻蛉球で
少しずつ村の人が齧っていくものだから
少しずつ世界が薄くなっていったけれども
その度に縞模様が増えていくので
おねーさん ....
泣く。

外交官の奥さんのこと。

コンビニの女店員の「えー、チューしちゃったのぉ?」という私的会話。

「今、どうしてんねん?」という質問。

父がユニセフに募金していたこと。

 ....
わ みみい ぷぷりんさ
みしなら もそで  ぱる はふりもっこ
みんさら もへなへきから みんそうと?
もりさ みりみり なぐじゃりよ
むっとほいまな りゅんないで なぐじゃりん?

な  ....
「絶対」とか
「歴史に残ります」とか。

たくさんたくさんもっといろいろ
ナニかを見ていれば

そんな言葉は口から出ないハズだ
今まで使ってきた名前と詳細

小坂あや…初めて売春したとき。クラスで一番かわいい女の子の名前を借りた
川崎えみ…二回目以降の売春。なんとなく、かわいいから、3年くらい使う
川崎彩子…悪いことを ....
白の白からはじまる声
ゆるくほどける水の鳥
ひろくとどまる陽の光
町に渦まく影を着せる


散る鳥 生まれる鳥の中心
人と機械の目のなかでさえ
生きた絵のように咲きひらき
 ....
ほたるになりませんか
と 呟いたひとの目
雪を見つめていた目



私のいない目を
空と空の隔たりを
思い出す
右耳に車は聞こえない
左耳に降る金属音
追い抜くたびに空は笑う
切れぎれに拍手は過ぎてゆく


飛び去れ
飛び去れ
ひとりと
ひとりの道
ひとりの自転車の他はみん ....
青になってはじめての青
目のなかに鳴る金の糸
歌をつなぎ 手をつなぎ
熱い国の衣のように
風を立てる輪の踊り
雲を混ぜる手の踊り
遠い水に火を散らし
遠いふるえのした ....
目を閉じて
自分の身体をなぞる
髪がある 冷たい感触
耳がある したのほうが柔らかい
眼窩がある 目が飛び出そうで怖くなる
鼻がある 少し油っぽい
唇がある 言葉が溢れそうだ
首がある  ....
・マキャベリの「君主論」が好き

・「”不況だから貯金”の意味がわからねぇ。だから不況なんだよ!」と散財

・断末魔のようなヴァイオリンを聞いて ボクシングを観戦するのが好き

寺山修司が ....
今日はクリスマス
きらめく街のイルミネーションを見ると
ふと嫌な現実を忘れます
→実はますます辛くなってる

今日はクリスマス
私は全ての人の幸せを
祈っています
→本当は自分だけ幸せ ....
正方形を書くと
その中に全て収まってしまう
俺の生活とはいったい何であるか

いつかどこかが
縦笛の接点の傾きにおいて
赤く染まる空の角度よ

今日もワイシャツを
裏返し蒸し返す
 ....
冷たさだけの空を流れる星に
母親は

わけのわからない詩を書く子より
ボーナスの出る職に就く子がほしい
と願った

堕ちる天使と微笑む地使に
自分は

わけのわからない言葉以外
 ....
がちゃがちゃと
サンタの袋はかさばっていた


人殺しのおもちゃをほしがる子供で
世界はあふれていた
誰にでも 好きです
好きです と言って
みなを集めてまわる詩人を見て
自分は死ぬまでひとりでいいや
と思った


誰からも 好きです
好きです と言われ
みなに囲まれている詩人を見て ....
<パンダ禁止>

薄汚れた白と汚れの見えない黒でできている
パンダになることは禁止されている
パンダであることは禁止されていないので
檻に入って、笹などを食んでいる



<しまうま ....
軽トラックの荷台にかけてあった
銀色のビニルシートにしみとおったあめは
半日積みっぱなしの石油ファンヒータの箱を湿らせて
納品書と保証書を湿らせて
取扱説明書までがくたっと湿っていた

  ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
じーざす くらいすと梨紗子・繭103/12/16 0:56
夜の谷川俊太郎いとう503/12/15 13:53
ノート(ひま)[group]木立 悟403/12/14 22:34
電気を消してみい13*03/12/14 14:54
海に溶けるときukiha003/12/13 20:43
ぼくは、みい5*03/12/12 19:23
花畑(仮タイトルあみ303/12/12 3:01
目ざめている青色銀河団503/12/12 1:07
わたしは、みい5*03/12/11 22:56
ノート(白黒の街)[group]木立 悟103/12/9 23:49
ゆめ。くろさわぱくりいとう5*03/12/9 21:13
まんぼう203/12/8 17:13
白紙嘉村奈緒403/12/8 1:55
小児山内緋呂子203/12/7 19:42
ふぇみりしか青色銀河団1*03/12/7 11:19
偏見へ偏見(食券制なので返券も可能です。)山内緋呂子4*03/12/6 12:09
名前dendro...203/12/6 3:24
ノート(けだもの)[group]木立 悟403/12/4 23:56
ノート(冬の目 Ⅱ)[group]103/12/4 9:50
ノート(自転車)[group]603/12/2 23:08
ノート(おどり)[group]103/12/1 22:59
からだ竹節一二三403/12/1 4:49
スーパースター(男)山内緋呂子203/12/1 3:25
ザ・クリスマスポエム紀ノ川つかさ303/11/29 19:55
零才青色銀河団303/11/29 15:47
ノート(40Y・11.23)[group]木立 悟303/11/27 23:38
ノート(40Y・11.24)[group]103/11/27 23:31
ノート(ひとり)[group]403/11/27 23:28
動物園いとう903/11/27 14:48
日記代わり山田せばすち...503/11/25 23:02

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
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