アイソ ゴシュエオ フッココ ゴポリ
カイド グルルエ ミエオイ ビドアス
ココオロ ルルオコ ミカルゾ ザコイ
カラソ モアモモ イアサオ ズハンテ
墓参りの帰途、何気なく脇目すると、そこに扇風機が回っていた。
こんなに寒いのに…
最初はそう思っただけ。
しかし、扇風機は部屋の中ではなく、外で回っているのだ。
どーゆーこと?? 何を涼ま ....
{引用=詩集『カエルトコ』より; 番外 }
思い遣りのシュレッダー肩に掛け
颯爽とザクザク歩く
凍てつく常世の昇華道路
一部彩色されたモノクロの風景を
空気いっぱい孕んでもったもった
歩く ....
{引用=さっきテレビでQueenやってたので思い出して。ん? クリはQueenリアルタイムでしょって? ほっとけ!!}
これって日常? それとも幻想?
「母さん、殺っちゃったよ
頭にピストル ....
パスタ屋で
蟹スパに憧れていると
ななめ後ろ カップルの男が
こちらを見ている
さっきからわかっていましたよ
こちらを見ているのは
やだ
恋人がいるのに
目の前の彼女を見なきゃ ....
あやとりのように
くりかえし
くりかえし
やってくる春
自分の薄皮一枚残して
そっくりそのままの詩である
―何、それ、
少しの秘密?
光る銅製の浴槽から
海はあふれだし
―ほら、膝っこ少年。
匂いを、かいでごらん
時間が ....
(阿) の口元に
(ト) おくから
(on) Rie-Do
(月))あいたい
(ほほ)の三日月
(傷) on あなた
(su) 蹴る背にして
(魔) 名指し
(吃音)あなた
(me) ....
午後の端の三つの光
二つの吹雪を越えてゆく
今は眠るひとつの翼
たどりつく零を聴く瞳
初めてなのにわかる声
終わりの後につづく声
あたたかな夜に近づいてくる
あたたか ....
{引用=詩集『カエルトコ』より; 番外}
「だから言ったんだよ、レンタカーなんか大丈夫かって」
「仕方ないだろ、あんな深いぬかるみになってるなんて分かんねーもん」
「いいからなんとかしろよ、電 ....
きみが望むような返事はできないよ 小羊さん
それより きみがしてはいけないことを書こうか?
それは
「病を詩うこと」
それから
「病みきった言葉をばらまくこと」
これも付け加えよう ....
●15ページ 3行目
誤 「思うとおりにすればいい。君は…」
正 「思ったようにさせてくれ。僕は…」
●21ページ 37行目
誤 「死ぬまで忘れないと」
正 「死ぬまで離さない ....
Light needs no shadows
But shadows need light
to tell black from white
A king needs his cas ....
マイト ウエスト ノート ゾイゲ
クールヤック パームダック ヌートビエント サルスバンデ
ビン エント ワイヅ ヴァイス
ブルーム ノウネ インシュ コウネ
家々にあかりが灯る
蛍火がちちちと
びろうどを
燃やしはじめた
白く浮かぶ
亡き王女のような
天主堂
つづら折の石の坂
青白く骨はひびき
さびしいひとよ
火の鏡を見なさい
生の意 ....
ノイエ ツォイエ パイエ トゥーク
ラウド バウド スヌーク ビーク
ルアンドゥ ボッシュ べヌール クルート
サリエント ビハインド オイランテ ホピエント
一歩手前の、眠りに墜ちる一歩手前の、瞬間の持続です。
いつまでもピンボケの、近景と遠景と心象の混合物。
使い古しのモノクロームしか認識できない
桿状の細胞のせいなのでしょうか。
それとも「たそ ....
『かしつ』
いたいよ
ふさがれて
泡になる
しゅんしゅんと
ことばが
やけに
つめたくて
さらさらと
背骨が
こぼれる
音
が
する
だから
きみでは ....
天にまします神様
こんな告げ口を許したまえ
野球帽とジーンズの似合う
天使が嘘をついた
ずっといっしょにいたいって
言ってたのは3ヶ月前
君の町では「ずっと」って
たった3ヶ月なの? ....
みんなは迷って右か左を選んでる
僕なら迷わずまっすぐ泥沼入るね
ないかもしれないゴールに突進するより
一緒に道草喰ってる自分を愛してます
思う通りにはならないからって 思うことまで言わない ....
もう眼じゃない
捨てられた宝石だ
母から娘へと大切にされてきた宝石で
職のない娘が売った宝石だよ
罵倒?
わかんないもう
もう母の行末についてしか泣かないし
....
先の尖った柱は寒い
鳥が一羽も近寄らない
たくさんの巣に囲まれた
先の平たい柱の横で
自身を削ってはうたを歌う
削らねば歌えぬうたを歌う
背を向け 火を聴く鳥 ....
わがままなやくそくされてても
あすになったらはぐらかされる
おこれないことをわかっていて
わらってごらんとえがおでいう
たまにさみしいふりをしながら
なみ ....
ライン ブリュッセ ボウフ ハウフ
カイン バイン ツイン トール
ミルフケン ナッハト ムーブ ノーグ
ミート クルーレ ムハンマド バッカト
気がつけば胸の奥で
許せないのに許してる
この朝に目覚めるのは
あの夜を過ごしたから
眠れない百の夜を
二人きりの夜にかえて
消えそうなその笑顔と
約束を守っていたい
君が泣き ....
裏口で
手の小さな娘たちが漬かっている
娘たちは時々小便を漏らす
娘たちは小便に浸り萎びてゆき
それは、娘たちの味を濃くする
髪と爪を切り
毛の手入れをする
安価な食材と ....
ひとつふたつの Love Affair
指をすべらす Long Hair
2人の間を 邪魔してた
嘘で飾った Hello Goodbye
口癖の「これじゃ終われない」
ホントの気 ....
ナース ミンプ モック ペースト
ブルーム ポイズ ネルト エス ヤース
ナイツ バイツ ヨール ミルンク
ボイツ ブース メルケット ノイン
風呂上りの
君のお尻をムニムニした
ほの温かくて
無防備だった
心が休まる
柔らかさだった
パンツ穿く前に
もういちどムニムニさして・・・
けっして色っぽくはないけど
夫婦の幸せ ....
北風は、吹かない
春一番で、うるさい夜に
貴女はやってきた
ここはすごく田舎だから、地元の人で
ここが田舎だってこと、わかっているのは、ボクしかいないんだけれど
それは置いておいて
と ....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
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