「チャールズ・ブコウスキー」

あなたは自分を制御できない自分を、
ダメオヤジ、だってわかっていて
せっかくのチャンスを片っ端から壁に投げつけ、台無しにしてしまったのだ


チャンスって ....
国道にはいるまでの
大きなカーブを
みつばちにまたがって
オレンジ色の夕日を背に
はしる

ガソリンの匂いと
飛ばされるビニール
カラフルなベランダ
耳たぶでうなる
かぜのおと
 ....
異星人からのメッセージが
たった5つの音階や
数万桁まで算出した円周率だったり
世界の秘密が
たった2桁の数字や
数秘術によって導かれた256桁の数列だったり

複雑で理解しがたい答え ....
あの頃のオレはひどく臆病で
自分の思っていることを伝えられない
そんな{ルビ子ども=ガキ}だった
オレは周りを悲しませることしかできなかった
そんな情けないオレが
君を不安にさせていたのだろ ....
最上階のプライヴェーエト・ジァアグジィーの
黒い鉤型の湯出口に
バラいろのヤモリどんがつっかえている
赤ん坊のように柔らかな爪のはえた
短い後ろ足をじたばたさせ
水道管の奥へ奥へと身をよじら ....
雨が降りそうで降らない そんなときは決まって
何度もあなたを思い出してしまうのですよ
今日 あなたは傘を持っていったかな と


雨の日に 雨の歌を
春になれば 春の絵を
やり切れないニ ....
この白血球は最早なんの反応も示さないのです

血液に花弁が多数、
もぐりこみました
体中をめぐって
ヘモグロビンのように
何気なく酸素を受け取り
おかげで血管は不思議な色です

 ....
木曜日の朝

空はまったくの灰色

アスファルトは

いっそ潔く濡れている


薄暗いキッチン

取り残された家には

テレビの音が

冷えすぎない程度の温度を保っている ....
瞼を閉じて


そして 

ゆっくり開いた



思い出したように

やはり 私は 

ここに居る



気がつけば

虚ろな白昼夢

霧が晴れるように

 ....
青く薄い ひかりの午後
静かに生徒が佇む五月の日
気の早い蝿がふたつ
窓を開いた机にたち止まる
ひき出しの奥には 忘れられた手紙があると
放課後、静寂にのぞきこめば
それはたしかに彼の ....
病院に行ったのです
私の家からその病院までは坂道になっており、一輪車での往路は非常に辛いものとなりました
何よりも私が病院に行こうと思った理由が、「ペダルを前に漕ぐことが困難になった」という症状で ....
ひらがなはあの人の特権
あの人はどこへいったのだろう
どこかに属すと
魅力が無くなる怖さを覚える
悪い癖

悪い癖だとすら思っていない
のんきな性格
14才くらいの時の日記より
さっぱり意味がわかりません。ほんとにあたしが書いたのかな?
さっぱりわからなくなってしまった今が幸せか不幸せなのかは、
よくわかりません。でももうあの頃には戻りたくな ....
生きていくことに休みの日などない
僕たちは精一杯呼吸しながら
いつも何かを犠牲にしていく

手を翳す
その行為が
そこにある空間を削いでいく
僕たちは何も生み出してはいない
そ ....
命を

洗濯機に入れて ぐるぐる回す

洗剤は

たくさん泡がでるやつ

香りは

洗剤のでいい

そうだな..

漂白剤も入れて

しばらく置いて

また回す
 ....
そこに居ることに意味を求め
「そうでなければ」と彼は焦る
思いは理由になれど言い訳にしかならず
ああ無常

それは勇気が無いからだと知りつつ
「ならば構わん」と我は認めず
認めているのに ....
艶っぽい恋の詩なんて

今の私に

描けるわけないじゃないですか..



あなたと同じです



がっかりしてるんです

終末が

感じたとおりだったことに


 ....
社の食堂の隅の休憩スペース
テーブルは四つ

窓から空が大きい
風がブラインドのひもをゆらす


カラン カラン..


喫煙席は
そのまた隅っこ

紙コップのコーヒーは安物 ....
きこえる
おはやし
耳もとで
雲に
跳ね返って
と〜ん とん

君の歌う
盆踊りのまねごとの歌が
なつかしくてなつかしくて
は〜よい よい

のこったしこりは
お ....
激しさの後には

心臓が弱ってしまって

ポンコツ寸前


私の耳よ

もう雑音を拾うな

笑えないのなら

余計な荷物を背負うな


水をたくさん飲むから

身体 ....
幸せになろうね

囁いたその唇で
幸せになってね

呟かれた

言わせたのは、私のはずなのに。
アナタハ イツノトキモ キヨク タダシイママデ イテクダサイ


アナタダケハ キレイナ ハネノママ トベルヨウニ


ボクノ カワリニ ドウカ オシアワセニ。。。
忘れ路で、迷子の女神に出会った

お名前は?
「愛…」
そりゃまたベタだねぇ
お母さんは?
「名前は"博愛"ですが、何年も前に死にました」
ああ、ごめんね。でも聞 ....
ほんとうに哀しいときには

その哀しみを

詩にすることが出来ない

泣くことすら

どこかで自制している厄介

ベッドに入ったら

一秒で死んだように眠って

いっそ消滅 ....
 電気をつけると暗いねえ / ええ? 明れよう電気は

  / 電気をつけると夜んなったねえ

      / ああ / 夜んなったねえ

/ 外は

                 ....
秋のあいだ
ひとり山に引きこもって
ギンナンギンナンって踊っています
つま先で立って
小さい冠をかぶって
麗しの八合目で
姫です



真っ赤に猛る裾を尻目に
ギンナンギンナ ....
彼が書く恋の詩は 故意の詩だ。

生まれたての恋の詩。
素描画は素直だったろう。

しかし、
そのままでは許さない。
ただ通りすがり すれ違うだけではいけないのだ。
立ち止まらせ、購入 ....
私は一年ほどまえに勤めていた会社を退き失業保険となけなしの貯金にてパソコンを購入、偶然にもこの現代詩フォーラムに漂着、以来やっとこさ、人様に読んでいただくためにものを書くという行為に目覚めつつある寝坊 .... この原稿を依頼されたときの特集名、
「女を口説く為の詩」でした。
じつはこの、「女を口説く為の詩」ってのが、
すでに口説くという行為から外れてるんですね(爆)。
「女」ではなく、せめて ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
手紙石原大介5*04/5/22 10:49
ハニーバイクに乗って石川904/5/22 2:48
ぼくたちはもとめる麻草郁104/5/22 2:39
My thought,my penitence...Lily o...7*04/5/21 21:44
頭脳ホテル’81石原大介7*04/5/21 6:17
降りそうで降らないクリ004/5/21 0:48
抗体まりょ004/5/20 17:53
やまない日々に蒼木りん004/5/20 8:25
私の居ない私004/5/19 3:13
十七才の遺書折釘204/5/19 2:30
後退と抗体と交替クリ4*04/5/18 2:56
ひらがな小太郎104/5/17 23:08
004/5/17 22:56
moldy nosemott004/5/17 19:09
年中無休いとう604/5/17 11:55
命の洗濯蒼木りん2*04/5/17 1:23
原因白峰=黒都2*04/5/16 21:41
疲れた蒼木りん004/5/16 19:01
午後四時1*04/5/16 7:44
恋の回想湾鶴6*04/5/15 23:23
ポンコツ蒼木りん5*04/5/15 1:11
痛み。404/5/14 22:00
I wish you kept...Lily o...4*04/5/14 19:05
I Sing The Body Electra!クリ0*04/5/14 2:34
『 。』蒼木りん1*04/5/14 1:21
ユーリさん作「私に名前を授けてください」に寄せる雑文石原大介6*04/5/13 22:26
ペチカ嘉村奈緒1904/5/13 3:50
彼の恋の詩(こいのうた)蒼木りん004/5/12 10:48
独白・書くこと、と、読むこと石原大介8*04/5/12 10:03
詩で女性を口説くためのマーケティング論いとう17*04/5/11 23:38

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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