青い硝子がすきだ
透明の硝子の形がすきだ
ただ
割れた硝子には
恐怖する
細かく散った破片
肌に刺して
赤い血を流すようで
この丸い次元を突き刺して
壊してしまうような
....
肌寒い
心地良い
誰も間違っていなくてもいいのだけれど
あなた達の正解に
僕を引きずり込まないで
何もかもが自由だと感じていた 少し前の感覚は
どこへ行った
いつかまためぐりめぐって
出会うことができる ....
町とは いとおしい場所だ
私にとってなくてはならない
大量の糞と尿の場所
大量の吐瀉物の臭う場所が町だ
私もまた多く排泄し
多く飲み込むのだ
町とは 怖ろしい場所だ
僕にとって忌まわ ....
口癖 遠く 迫り
きみは
赤ん坊の小指すら通れない
五円玉の穴を するりと抜けて
ひとり 向こう側へ 行く
よく見えるよ いつもの姿 そして聴こえる
残したもので ....
あうぅぅ...ぅ
最近 ついてないなぁ..
あーぁ..
なんで
みんなに いやな顔されちゃうんだろう..
こんな詰まんないこと 書くのいやだなぁ..
だか ....
豊かさと 安らぎは ハートの中にある
ハートとはどこにある
ハートとは心臓である
心臓のどこに 豊かさと安らぎがある
世の中がおかしい
何がおかしい
政治家がおかしい
政治家の ....
さよなら お月さん
もう いないよね
優雅に じっと釣り糸を垂れている
なんて
そんなのは
事実じゃない
さよなら
そんな言葉
何度も言いたく ....
変文 へんぶん ヘブン 屁文
文章は
校正 修正 訂正
生まれ変われる
しかし
私の書いたものは
へのようなものだ
へぶんだ
毎日
出る
....
ウィリアム・テルがリンゴ落っことした
息子の頭にのせようとした
リンゴ落っことした
子供の髪の毛は柔らかいからね
ツルッとすべったのでしょう
でもそれじゃあ、勝負にならん
・・・つ ....
映写機のカラカラする音が響く
遠くでぼくらが病んでいる
満天の星に 落としてしまったもの
青いおれんじ色の枕 ひとつ下さい
噴水 世界は世界の意 ....
私は 休みだけれど、
会社では 仲間が今日も働いてる。
毎日 毎日 休みなし。
毎日 人は
お腹を空かす。
もっと いいもの作らなきゃ。
もっと さっさと仕事しなく ....
ふたつの半分につづることばは
ぎりぎりのところでするつなひきのようで
果てのない隔たりは存在する
ふたつの半分につづることばは
ぎりぎりのところで見たゆうわくのようだ
もしだ、
もしも いま
しばらく おばけになっていてくれと言われたなら、
学校のおばけになるよ
だって、
夏の学校の廊下は 冷たくて 足臭くて
涼しい風が入ってき ....
私の紫陽花が色を求めはじめる
もう一度白い雨の日を思い描く
止まない雨はないのですね
白く白く煙のようにぬれていた
私の白い紫陽花を
一目でいいから見せたかった
....
原点風景というものが
誰の胸にもある
どのように、どれほどに、遠く離れようと
消えてはくれない景色がある
この胸に
掻き毟れど肉とともに解けることなく
撃ち抜けど血とともに流れ ....
ドレスを着た小さな子が
ドアをあけようとして固まっていた
思っていたより重かったので
半開きのままふんばっていた
うし!うし!うし!
うし!うし!うし!
すり足でず ....
埃の体積する部屋にも
光りは射す
この空は
吸い込むの
落ちてくるの
光りは涙みたいだね
透き通った影
触れるとあたたかいから
僕はとか ....
目の奥にまぎれこんだ
木のかけらを見つけては
通りすがりの墓場に撒いた
月蝕との対話
目の奥のジャズ
つながらない影
土と鉄線
音は雪に
音は虫に
光はバップ
....
父さん!
なべぶた!
忘れものです!
僕です!
宛先を!
風邪をもらってしまったようだ。
しかし最近は特に誰とも会っていないのだが、
それでも、もらったということにしておきたい。
と、後ろ後頭部をとんとんしながらこれを書いている。
当然ながら、後ろ後 ....
ひるがえる灰色のシャツ
がそっぽを向く夕暮れ
の片隅に咲いている花
とそれをなじるあなた
本当は愛してたいのに
を口にしないひと
そして思ってもいないのかも
と勝手に悲し ....
つまり群集の中の孤独ってやつよ
昔は良かったね
インド洋もいいけどやっぱカムチャツカでしょ
水温低いほうが酸素豊富で楽だし
なんつってもプランクトン多いからね
[左39 下14]
....
I, binary
私は、バイナリー
ペタは祖父、テラは父
I, hologram
私は、ホログラム
誰も私のスイッチを切れはしない
私はプログラムではなく、
私はスクリプトではなく、
....
困ったことが起きていました それを急いで箱に入れてしまいました
そうするより他なかったのかな、知恵もなかったし、
ふむ、、
で困ったら、むしょうになんかこうねじってみたくなり
ねじりま ....
もう居ない貴方へ綴った、一通の手紙
かつて貴方が住んでいた住所では
貴方には届かないから
僕は、その手紙を抵抗なく燃やした
灰になった、手紙
貴方へ届いただろうか・・・
ときどき、
来てくださって
ありがとう。
あの日記を書き終えてすぐに
来てくださったんですね?
なんだか、
少し期待してしまったんです。
そんなこと
直接言えない ....
なやみにみちてねむりに落ちる
まどろみながら足は窓へ向かう
外を見下ろすと今まで知らなかった河が流れていて
月の光子を静かに回す
いろいろなものが流れていく
光が流れていく音楽が流れて ....
1 会った時に浮かんだイメージを2、3分持続させましょう。
例えば、毛むくじゃらで緩慢な男性をあなたが「何だかもぐもぐした人だ」と感じたとします。「○○さんってもぐもぐした方ですね」と言うと相手 ....
道々考えます。
いつも・いつでも・いまでも
道々風が吹きます。
いつも・いつでも・いまでも
道々貴方を追いかけます。
いつも・いつで ....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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