能動的な
恋をしようよ
待ってるだけじゃ
NO・NO・NO!
おいらのちんげは
BO・BO・BO!
番号で
管理されても
輝くものは
輝いている
睫を
無理やり引っ張って持ち上げて
マスカラをつけて
失敗して
直して乾かして
私の目じゃない
睫は
もう持ち上げないと誓った日
私の顔貸します
職業人
プ ....
行方知れずの貴方は
死んでしまったのかしら
私は爪を染めることも忘れて
焦茶色の瞳だけ奇麗です
恨み言の渦に攫われては
振り切って
汚れた肌を晒したくないから
髪も身体も洗い ....
どっちなんだろう
俺はわからないと友達に言いたい
携帯電話のメールで『ぜんぜんわからない』とメールでスカイメールでせかいの全員に返信
メールでスカイメールで、全員に。せかいに。
....
俺は時計を持たない営業部員でつまり仕事ができない
もらい物の手帳に不明瞭な単語だけ書きつらねて
昼間を秋葉原で過ごし歌舞伎町に立ち寄ってとにかく帰ってくる
今日は何本のエロビデオを店に突っ込んだ ....
いくら言葉を置いたとしても
描き殴られたクロッキーが真っ黒に埋めてしまうように
昨日を
捉えられない
口ずさむと余韻が
この台所の湿り気と冷たさを
口ずさむ
今は、午前11時
私はアー ....
カラス
ゴミをあさる黒い鳥
不吉な鳥
いつのまにか増えて
群れて
人を襲いはじめる
そんな風にしたのは
人なのに
−増えたら殺さなきゃ
どうして
−だって恐い
何が
....
笑う度、消えてくたぐいの深緑
燃料は確実に燃えてゆく
あの森の湖は深く
私が消える
バスタブに沈んだ水色に
一瞬息をのむ
黒服の列から
ぼくは
はなれていく
ひとりになりたいんじゃないで
力一杯空き缶踏み潰す
泣いている人が
追い掛けてくる
もう少し一緒に
いてあげて、と
公園からのガキの泣き声 ....
死化粧
「不安で。淫しよ、ん」
途端の爆発は火霊の出産
炎上の寝具上に響く朱はきませり
灰の増す空目につもり
血-苦痛が頬を染める
朽ち辺に最後の吐息が消えた。
降る鬱
....
今年の遠い昔
貴方が好きだった
軽蔑するほどに愛だった
貴方の詠む歌に
傍らの人を見て
流れてゆかない舟が
私のこころにある
愛したとは
遂げられないも ....
悲しみは
すーっと空に昇る僕の目から
からだを失って
見た
点の犬
犬の悲しみ。僕の
悲しみは、毛波の温もりに触れながら滑りおつ
君はどこの犬?
汚れてる
ざらざらきれい
....
湯船につかり湯気と遊ぶ
壊れて消えるシャボン玉
ウルトラマンの頭にして
元気のない妹を笑わせた
笑顔が嬉しい
他の何よりも
妹の笑顔が私の宝
あの頃から今もその気持ちは変わらない
幸せ ....
厚い雲が晴れ教室に射し込む日差し
風が吹くだびにカーテンがゆらゆらと踊る
カツカツ 黒板をたたくチョークの音
シーンとした教室に響く先生の声
机の端に刻まれた知らない名前 誰も知らない名前 ....
ふとみつめた
てのひらから
おどろくほど
たちのぼる
つめたいほのお
ゆらゆらと
そらへ そらへ
とどく
でしょうか
あなたはどうして
あなたの存在を否定しているのですか
宇宙人、幽霊、前世来世、宇宙の果て、
なんかはともかくとして
熱水鉱床に巣くう細菌塊
深海で共 ....
なんだ
あんたも
そんな詰まんないことを気にして
隣人に愚痴言う人間だったんだ
そんな取るに足らないことに引っかかってるから
毎日
詰まんないんだよ
....
想像している
宙に幾つも浮いている
光の玉のような世界には
あなたの世界もあって
わたしの世界もあって
今はなぜか
ふたつまじわってしまったけれど
それは
肉体だけのことであって
....
ーハイパーリアリズムー
ガソリンスタンドの影が路上に伸びるとき
サンフランシスコでは詩の朗読会の準備がすすんでいる
ちいさなライブ・ハウスで
おおぜいの詩人が読 ....
枯れ枝に烏の止まりけり秋の暮れ
とまってしまった歳月 芭蕉のように
暮れることもできないで バスの明かりに
たちどまる ポランスキーよ
湖に水没したナチスの ....
カマキリに襲われた眼球は
皿 皿 と 皿 皿 と
血を流しているのでありました
そのとき 時計はとまったままで
あたりは白くなりました
....
オレンジ色のライトの下から
蒸気が昇ってゆらめいていた
ふとそれは
建物から炎が上がっているのかと錯覚した
知っても
綺麗だと見ていた仕事帰り
君との逢引の日は
昼の中の夜にまぎれ込 ....
最近仕事が忙しく、ちんこが凝るので、私はちんこマッサージ機を愛用しています。
私のそれは、5段切り替え方式になっており、プリティエクスタシー、ミドルエクスタシー、ハイエクスタシー、ウルトラエクスタシ ....
深い森に迷い込み
やっと静かな場所を見つける
けれど永遠に私に孤独は訪れない
深い森に入り込むほど
そこはあなたに出会った場所に
似ている
網膜剥離で二度手術するという
{ルビ棘草=いらくさ}の枯れる頃
順ちゃんはもとにもどるだろうか
人間の情報は60%以上を視覚野が占める
失明したら大 ....
鳥和えず
Line の Virgo が 失火り Gold 真持って 入れ歯
アルベリヒ 色気 興さず 澄んだ
ダガ
乙女 四里目に 三山 ヒッ書き回した 挙げ句
Vi ....
ヴェスヴィオス火山に埋もれた
廃墟のように
灰をかぶって
ぼくはいままで
埋もれてきた
標本となって
水道も飲めないで ....
{ルビ蝸牛=かたつむり}のような疲れが
雨のななかを
這って行く
葉裏ではいましも
一滴の雫が水没しようとしている
ニュートリノがふるなかで
....
夜空
冬の夜空は何だか明るい
なんでこんなに明るいのか
着くと星が夜空の電気スタンドになっているんだ
だからこんなに明るいんだ
寒いけれど私は冬の夜空が好きだ
にじ
ザーーッ
雨が ....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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