好きなものいっぱい。
好きな歌いっぱい。
で、胸いっぱい。
あふれてもあふれない。
寝逃げたい寝逃がして
寝て起きたら死んでて
三日前からの月は言う
狂え。 (来るえ。)
それがとてもイイ(セックスに似た)のは知ってる
馬鹿ねぇ、ポツリ。今日も言う
不漁の石は
父が名づけた
落款だ
ぼくはいい名だと思った
父が死んで
30年以上がたつ
ぼくは釣りはやらないが
自分で書いた詩に
い ....
あまんぢゃく
あの子に くっついて 離れない
あまんぢゃく あの子 と
あんなに仲良く 遊んでるのに・・・
{引用=
北風吹いて突然 真っ暗な空おりてきた 午後
つぶつぶは ひょうひょう ....
判決から刑が
執行される
間の
魔の
空白のイライラの
満喫の禁煙の
毎日が人のかたちを
して
日の光の下歩く
判決が何やかやは
鞄の中のメモにも
ないが
罪といわば全て罪 ....
林檎が落ちてきた
のをみて アイザック・ニュートンは
万有引力を
発見したといわれているが
(事実はどうだとしても
飛行機が落ちてきたのをみて
....
われわれの魂は限りなく水である
水は常に流れている
腐ることを知らない
水の表情は豊かだ 浅瀬だったり
深みの淵でやす ....
それは昔々の話だ. 君の名前がまだあんな寒空の下の
墓に刻まれる前の. 僕はそれをガラスの箱の中に透かし
見る. 透かして見れば物語が金色に光って沈んでいる.
それを人は過去と呼ぶ. 僕 ....
あ、気付いちゃった?
こんにちはどうもぬけがらです。
もう、どうしようも無い位に抜け殻な訳ですよ。
どのくらいって言うと、もうすっからかんなんなくらいですよ。
どう?いいでしょ?
え ....
行ける場所と
行けない場所が
あるならば
そこにある隔たりは
なんであろう
呼吸に煩わしさを感じるか
永久凍土に憧憬し
平面探査に没入する
例年見ない気温差も届かない
....
明石海峡を渡る
猿
群れをなして
渦潮に巻かれ
浮き沈みしながら
潮に乗っている
危ない猿も何匹もいる
息絶え絶えだ
本土から四国へ ....
ココロが純粋であるということは
ヒバリが空を舞うように
ひとつの高さを持つことだ
ココロが純粋であるということは
緑を緑といえることだ
山桜の樹液 ....
女の子はませていた
ぼくたちは芸者の置屋の前に住んでいた
ある日その置屋の娘が来て 大人のしていることやろうよ
とぼくたちを誘った だいたいは見当は ....
奥さま。少しはやすぎですと
クロオデルが言う。
ミセスブロンは手を止めてつと立ち上がり
黒猫を撫でる。ピアノの上の猫の名はプチロコ。
クロオデルは知っている。
プチロコはのどしたを撫で ....
そのこは 祖母や両親に褒められることが何よりも嬉しかった。
長女であったことがそうさせたのか、弟や妹のように自分の思いを上手に言葉で表現できないので、言葉の代わりに喜んでもらえることを一生懸命に考え ....
飲んだら
体の中から 何もかも
毒々しいものが 吹き出して
ちょっとの間
真っ白けに すっきりする
そんなくすり
誰か 作ってくれませんか?
うち転校するんよ明日
ひぐらし鳴く森の
高いニレの樹に
お別れしにきたんよ今日
明日になったら
あのおっきな船みたいな雲に乗って
転校するんよ
降り積もる、
夕の灰
(うすい羽は)
野の窪み。
一人
女の腹から
(渇きに)(割れて)
生まれ来て。
(その)
寒々とした野原の
(隔たり)
産湯に、
つかったままの
ぼく ....
「僕を知っているのかい?」
「もちろん。」
「じゃあ僕の特徴は?」
「んーと・・・」
「それじゃあ僕の特技は?」
「ええっと・・」
「それなら僕のイメージは?」 ....
なんだか街が懐かしい
新宿歌舞伎町なんかいい
歩くだけでどきどきする
ヤクザな兄さんや
キャバクラ
ヘルス ソープ嬢
覗き 傷害 立ちんぼう
....
パチンコ屋の隣のこの店はうどん屋のくせにそばの方がうまいことで有名だ
俺はすっからかんでのれんをくぐる
おやっさん月見ね。そばね。頼むよ
3分もしないうちに目の前にそばが置かれる
俺は今日すっ ....
公園のの木のように
いつも笑ってゆれているなんて
できるものか
寒い寒い
私は空気の足の裏に突き刺さる
一本の小さな氷の針だ
針を踏んで驚いたか
朝日こぼれました
もうすぐ ....
3462
完全蒟蒻僕獣医
もな人に 花ひれる
釜い泥 せつりく
桜めじ はりとう
汲む世 すり蘭
ちょっとダサめのTシャツで
からかさ一本日本晴れ
季才さくれる 春け ....
あなたからいただいた
この温かいぬくもりを
なんと呼んだらいいのだろう
からだのなかからJIN JIN
(伝わってくるもの
....
122時 @ハト通信
かわぎしにひざをついて
みずをのんでいると
なみまを
わたしのかおがながれてきた
あわててすくいとると
ゆびのあいだか ....
俺があなたを理解できないように
あんたらにも俺を理解できないだろう
こんな考えが世の中の境界線を作り上げるのかな
なかなか灯かない100円ライターをいじられているような・・・そんな気分の瞬間。
ムゴっ・・・ギギギ
蛙が一匹
津軽海峡越えていった
2004・11・24
海峡を雲が渡ってゆく
なにか忘れ物でもしたように
影が海原を走る
遺失物は交番でもみつからなかった
自分が自分の塊であることをとうに ....
150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190
【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
0.76sec.