暖房が壊れててつかない、誰もいない、この部屋は寒い。
服が洗濯中でこの季節に短パン履いてるのでなお寒い。
今朝、耳鼻科に行くんだったらと母からお金を渡された。
現在は何時。今日は何月、何日、何曜 ....
  苦い珈琲とこげたトースト
  おいしくない朝食
  タバコもおいしくない
  こんなときはどうすれば口直しができるのだろう
  できればdeleteして
  はじめから
  入力したい ....
オレンジマーマレード
というカタカナ表記が嫌いだ

どれを見ても
というわけではないが
こういう文や詩に使われるのを見るのは嫌いだ

なんとなく
オレンジの皮のように
どこか
ツン ....
「にょ?」って

私の口から
思う言葉がつながらずに
変な発音になって飛び出すことがある

脳の回路がうまくないのだろう
先走る気持ちに
適切な働きの出来ない脳と唇

唇は混乱して ....
さよならの温度が肌に絡み
満月が揺らぐので私は
消えていったあなたのために
右の頬を撫でてあげる
幾たびも満ち欠けを繰り返すあなたに
満月は寄り添うので
もうそれ以上
満ちることはな ....
毎日
私の仕事は丘を越えること

今日は比較的緩やかだった
この仕事を始めた頃は
それでも驚いてしまうほど辛かった

もう
幾つの丘を越えたろうか
毎日が惰性であり挑戦でもあった
 ....
姉からの電話で、今年のメニューを知らされた。箇条書きにまとめてみる。

※しょーちゃん用
 ・任天堂でぃーえす(本体)
 ・マリオ系のソフト
 ・げーむぼーいあどばんす(本体)
 ・星のか ....
  ( ビーズで編んだ
  クリスマス・リースを
  
  (ももよ

  君にあげよう
  いま君はベッドのなか

  ももよ
  
  遊びつかれて
  ねむろう ....
 遠く潮騒の音を聞きながら
 ぼくは自転車をこいだ

 農道は砂利道だった
 鳥取砂丘から遠く離れて

 そこも鳥取県だった
 友達の結婚式に呼ばれたのだった 
  
 波の ....
ぼうず頭を撫でる
指を刺す硬い毛と
頭皮から感じる桃源の温度
父と母がここにいる

朝刊を読む父の無精髭

下顎のかげんが、ちょうどよい。
皆おなじ背丈、おなじ艶、おなじ顔。
 ....
                    123時 @ハト通信

とてもよい
いれものをひろったので
さっそく
なかみをつめかえた
まえのいれものよりも
すこしちいさかったので
はい ....
瞳に見つめられるのは嫌になるときがある

だから
少し霞をすべらせた青空を見ているのがすきだ

空は広く
地球をすべて包みながら地上のすべてを見ている

私のことも
漏れなく見ている ....
実に憎らしきは
ガーリックトースト

お前のせいで 
私は人に不信を持たれてしまった

ガーリックマーガリンの
強烈な臭いは私の衣服に滲み付く

パセリを振られ
化粧を施したハース ....
  
   ザリガニを取りに行った
   長靴に物体もって。

   電車に乗るのだ、
   二駅。

   駅から田んぼが広がる。ぼくたちはきそって
   小川に入る準備をはじめる。 ....
  

  午後の遅いご飯を食べた
  (手作りの握り飯2個だ
  向こうのほうでカラスがないている
  麦茶を飲んだ
  物音ひとつしない家の中
  公園にでも遊び行ったのだろうか
 ....
最後の新幹線が通り過ぎた


轟音と

鉄の響きのこだまは

いつもその間だけ

私を別の場所へ連れて行く


烈風のごとく走り抜けて

窓の外の世界は

時間の流れを ....
君と僕を結ぶ距離を地図に書いて線を引いてはかってみたら
あまりに長くなって驚いてしまった

しかたがないので線の上に輪ゴムをのせて
びーん と引っ張って結んでからもとに戻すと少し縮まった

 ....
さがさなきゃ さがさなきゃ

こんな大雪の日に
僕のダルメシアンが逃げちゃうなんて

さがさなきゃ さがさなきゃ

あわてて家を飛び出したけど
前はちっとも見えやしない

振り返っ ....
流れを掴んだら
それは

ただの業務連絡に過ぎないのかもしれない

詩というものは
 

  大学の校舎に灯がともる
  まだ16:49分なのに
  あたりは薄暗くなっている
  わたしはきょうも風邪を引いて休んだ
  11月にも大風邪引いて休んだばかりというのに ....
  
  欅の落ち葉がどれだかしらない
  栃の落ち葉がどれか知らない
 
  落ち葉は落ちこぼれた生徒のように
  悲しげな顔をしている

  四季があって秋になって紅葉し
  ....
疲れた人の
ことばは
ステレオタイプに
なっていく

そこにいることは
辛いだろうに
と想い
同情に
かわらないところ

ピアノと
黒鍵は
二人だけの話を
している

 ....
                    141時 @ハト通信

へっぽこな
かみさまが
かれこれずっと
うしろからついてくる
へっぽこな
かみさまだけあって
なんにも
できないけ ....
わたしはまた

鱗をひとつ剥がしてしまった

薄い虹色の



「ごめんなさい」を

三回言った


まるで

申し訳なさのないのを

隠すかのような


99 ....
夕風が強くて

枯れ朽ちた木の葉が

鳥の群れのように飛んでいた


まもなく

空は群青になり

私は月を探した


昨日の今時分とは

また違う位置にいる三日月
 ....
泣けない病

そんなのがあるんだろうか


たぶん

とても泣きたくなるほど

震え昂ったなら

こころが壊れてしまう気がして

少し怖い


胸が冷たくなるような感情 ....
  赤駒は走る
  多摩の原生林を
  鬣をなびかせて
  疾駆してゆく

  赤駒はリラックスしている
  赤駒は最良のきぶんだ
  多摩川にでる
  水は澄んで痛いほどだ
  
 ....
理想と現実の間にはいくぶんの開きがあるように思える
ありえない話だが
どうしても上ばかりみていると
未来に足下をすくわれてしまうので
立ち位置を変えながら存在していく必要が木々にはあるので
 ....
 

  シマリスはもう冬眠に入っただろうか
  ヒグマはもう冬眠に入っただろうか

  人間は冬眠に入れない
  冬眠に入れたらどんなに冬を過ごしやすいだろう

  慢性気管支炎に喘 ....
 
ああ僕は駄目な人間です
略して{ルビ駄人=ダジン}です
これから駄人というと僕のことです
それ以外の使用は許しません

僕は駄人なので死にたいです
僕は駄人ですが心のどこかに{ルビ非 ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
海の底に沈んでるご馳走を食べに行きたくって。かのこ104/12/20 15:25
朝食こそおいしく食べたいものだ天野茂典204/12/20 5:39
オレンジマーマレード蒼木りん2*04/12/20 1:54
耄碌1*04/12/20 0:46
シルフィードいとう704/12/20 0:33
丘を越えてゆこうよ蒼木りん4*04/12/19 23:46
サンタのおじちゃんは大変なのだ!ベンジャミン3*04/12/19 21:40
ももよ天野茂典204/12/19 18:23
日本海を見に行く004/12/19 17:46
湾鶴204/12/19 4:40
いたみアンテ7*04/12/19 3:20
刺される蒼木りん004/12/18 23:19
Garlic toast1*04/12/18 22:30
菜の花も見ないで天野茂典104/12/18 16:58
一日寝ていた104/12/18 15:03
こだま蒼木りん004/12/18 9:48
君と僕を結ぶ距離ベンジャミン4*04/12/18 3:24
ダルメシアンをさがして4*04/12/17 23:25
大げさな疑惑汰介004/12/17 20:49
暗闇のチャイム天野茂典104/12/17 17:08
落葉104/12/17 9:27
_kokoro...204/12/17 4:48
へっぽこ[group]アンテ6*04/12/17 1:54
蒼木りん3*04/12/17 0:54
暮れる0*04/12/17 0:33
雨に濡れて1*04/12/16 23:59
赤駒の青春天野茂典004/12/16 21:02
便所不老産兄弟104/12/16 14:39
冬眠天野茂典004/12/16 14:32
_渡邉建志004/12/16 13:02

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
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