そのころの空は

むくむくと湧いた腸色だった


こころを鎌で斬られた

記憶の底に眠らせたはずの痛み

なぞればまだ

鈍く疼く気がする


体内に残る鉄片が

いつ ....
  京都 大原 三千院
  雪がふっていた
  降り積もっていった
  車はチェーンを履いていなかった
  
  三千院で炬燵に当たりながら
  湯豆腐を食べた
  みやびな気持ちになっ ....
ロケットが、宇宙に飛ぼうとしてるんだけど、
彼は、昨日しばしのさよならを言い残した彼女のことが気がかりで、
飛び立つことを躊躇しているように見えた。

「大丈夫だよ。ちゃんと待っててくれるさ。 ....
今日はこの洞穴のなかで一夜を過ごすしかないかな。

と僕は思った。


外はとても寒いし、
それに地図もどこかで探さないといけない。

この地図は、ちょっと縮尺が大きすぎて、
ひとり ....
椅子の前に座って、ずっと椅子を
眺めているのだけれども、
いっさい椅子は何も語りかけては来ない。

師匠は、椅子は語るのだ。
椅子の声を聞きなさいといって死んだ。

僕は師匠に椅子のこと ....
笑う度、に
何かが壊れていく


うまく笑えたか不安
ねえ、うまくわらえてたわたし


笑うたびに
私が消える


バスタブが
白く
白く
濁ってゆく
きっと明日はいいことあるさ

環境を

僕たち友達だよな

ま、そーいうことで

今日も今日とて

三年目の浮気

ほんね

本日の営業は終了いたしました

ちょっとだ ....
   猪 鹿 蝶
   六本木ヒルズ
   森ビル
   最上階
   森美術館にゆきたい
   現代美術の発信源だ
   六本木には
   よく行っていた
   演劇を見に
    ....
a loop is a loop is a loop is a loop is a loop is a loop is a loop is .............

<和訳>
わはわはわはわ ....
くすぐったいぐらいの愛で

抱きしめてあげてください。
   今までに一度もならない携帯電話
   今までに一度も震えない携帯電話

   操作もよく分からない
   それでも持っている

   なにかあったらと
   ポケットにいれている
 ....
  灰色の山に日が沈む
  昔純情だったぼくも
  椿ではなく壊れた機械だ
  モダン・タイムス
  笑う気持ちがよく分かる
  チャールス・チャプリン
  喜劇は悲劇だ
  幾重にも金 ....
風のルアーを投げる 冬に連れるのは地吹雪ばかりだ
捕まえても逃がすよ 大丈夫
「キャッチ アンド リリース」が信念だから
今は、反省している。

むしゃくしゃしてやった。
今は、反芻している。

むしゃくしゃしてやった。
今は、算数している。

むしゃくしゃしてやった。
今は、昏睡している。

むし ....
海浜公園のささやき

笑え
少しだけ向かい風で
俺は俺を他人によって証明する。

逃げる男

全てから逃げてきました。

学業から逃げてきました。
音楽から逃げてきました。
詩作から逃げてきました。
労働から逃げてきました。

 ....
  朝だ
  微熱がある
  精神的なものだ
  
  月曜日の朝には
  いつも微熱があるものだ

  まだほの暗いが
  天気予報では晴れである
 
  またバスに乗って
 ....
喜びなんて

悲しみがクレバ

消えてしまうもの

でも

悲しみより

大きい喜びは

きっと…残るんだ。
聴こえてくる言葉は励まし

自分に宛てられたものではないのに

心に染み入るのは

一種の才能

思いを形に変えることは難しいけれど

そのままの思いを受け止める人は確かにいて
 ....
いろいろなものを望みすぎてる。

あんたは。

ふざけるなと殴ってやりたくなる。

それ以上一体、何が必要なんだよ。

あんたの傍にはいつも誰かいて

いつもあんたを心配している
 ....
がんこにひっかかっていて

うごかせない ひるさがり

ほとんどめくらで

やりちらかすばかり

いたいところ ひっかきまぜるのは

やめてしまって

なんにもいわずにいるので ....
びすけっと

月の形のがすき

ブランコ

真夜中にブランコ

びすけっと


お前を

食ってやりたい



お前を

食ってやりたい


三日月にして ....
闇蔓 

白肌の君の胸
あれは夏の昼の 
湿りを帯びた触覚
儚い情事の床

柔らかい君の喘ぎと
裏腹の薄暗い罪悪の灯火
吹き溜まりホテル
しだいに蔓が巻き覆う


また夏が廻 ....
おうちへかえろう
ゆっくりかえろうよ

くしゃくしゃになってさ
めちゃめちゃになってさ
ぺにょぺにょの
くにゃくにゃになって

ああ
もう いやだなっておもったら

おうちへかえ ....
僕はベンフォールズが好きなんだ
だってピアノとロックが見事だろ
メタリカだって好きなんだ
レイチャールズだって好きさ
色々聴くんだよ
君は知らないだろうけどね

僕が街を歩くのは君に会い ....
あたしは言うべきことを言うだけで
それが誰かにとって辛かったり優しかったりすることは
その人の問題であって

あたしの知ったことじゃないわ
  
   赤い椿の花が散る
   湯屋では
   手当てのしようもない

   生理なんかなければいいのに
   少年が蝉になっていなかったかしら
   露天風呂の高みから


 ....
  柳と風
  プラドー美術館
  黒いマントの少年がよぎる
  鳥ではない
  黒いマントの少年だ
  マドリッド
  ボスとブリューゲルを見に
  はるばる来たのだ
  信号待ちに ....
ごめんよ

もう恋してないんだ


あなたは愛を乞うが

わたしに降り積もるような愛はないから

わたしに降り注ぐ恋でないと

反応できない


はじめから

構造が違 ....
制約というもののなかで

燃える人がいる


囲まれていないと

神経症になってしまうようだ

囲いの中での

同等は

都合の悪いときの逃げ道

隙あらば

頭ひと ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
白眼蒼木りん2*05/2/9 22:02
ぼくたちの足元は回っているのだ天野茂典105/2/9 17:45
ロケットの買ったペンダントではない。GGP005/2/9 17:03
誰が住んでいてもおかしくない205/2/9 17:02
椅子の前に105/2/9 16:59
ゆう205/2/9 1:38
地獄の目次録石川和広1*05/2/8 19:26
八月の太陽をくれ天野茂典105/2/8 17:28
るーぷがらんどう105/2/8 13:32
あいGENDOU005/2/8 7:37
素敵な人と話し合えるかもしれない可能性を持っている天野茂典105/2/8 5:32
金閣寺の夕映えは美しい105/2/7 18:11
釣りふく1*05/2/7 12:26
むしゃくしゃしてやった[group]虹村 凌6*05/2/7 12:18
けんかアリス症候群205/2/7 11:14
G*4No.2或本仲一朗105/2/7 7:41
天気予報は晴れである天野茂典105/2/7 7:28
喜・悲GENDOU2*05/2/7 7:09
願いと望み205/2/7 6:05
幸せの形005/2/7 6:04
いませんこむ105/2/7 1:19
ビスケット蒼木りん2*05/2/7 0:39
あんまん2*05/2/7 0:22
マイホームウェイTシャツ205/2/6 23:59
メルヘンロック005/2/6 23:45
わかっちゃいないpoetas...1*05/2/6 19:22
少年が蝉になっていなかったかしら天野茂典205/2/6 17:37
ボスとブリューゲルはいっぱい赤い種をまいていた205/2/6 17:21
拒絶蒼木りん4*05/2/6 1:09
ホクソエムナ1*05/2/6 0:24

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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