桃の節句だ
  いい名じゃないか
  家には仔犬のももちゃんと
  4歳児のリーちゃんがいる
  まだフェミニズムとか騒がない
  同じ人間だが
  やはり性差はあると思う
 ....
  美しい人
  (鏡像としての醜い人)
  ぼくにとって美しい人とは
  才気煥発であるということ
  (どうしてこう安易にいえるの)
  頭脳明晰であること
  (頭がいいってどういう ....
コトバがいらなくなった
瞬間
ぼくらはすごく近くにいたんだ

コトバという記号に
置き換える作業が
無駄に思えるほどに

・・・・

この壊れそうな時間を
もう少しだけ
そ ....
  

   朝はいつ空けるか
   モダンアートのような
   朝焼けが見たい
   心の中が掻き立てられるから
   燃えてくる海
   でっかい太陽がイビツになってる
   いっ ....
  手が震える
  キーボードを打つのにも不便している
  手が震えない薬ももらっているのだが
  なかなかやまない 鉛筆やボールペンで
  字を書くときなどは苦痛である
  意識す ....
笑ってる
イライラしてる
電車にのる
意味なく運命から逃げて京橋を通りすぎ
光が刺して来る
きもちいい
何かが静まり
次の川をわたりながら
女の子の高くいきる声に、おののく
電車の中 ....
  立ち眩みがする
  ぼくは街の中でしゃがんでしまった
  しばらくそっとしておく
  歩けない
  アヒルのようにも
  吐き気はない
  街が回りだしたのだ
  さけびたかった ....
 いま桜前線は
 沖縄を去って 
 海上にあるという
 海上に桜の木があったら
 どんなお花見ができるのだろう
 南海のきれいな海で
 大漁旗あげて船の上から
 酔っ払ってゆくのだ
 ....
   生きとし生けるもの流逝くその姿儚く
   
   交差する瞬間広がる世界は

   集注、破壊する


   散散なる星屑を幾つ積上げたら

   権利は生まれ ....
遠く、遠く、遠い場所で
何かが揺らめいている
ように見えるんだ
そして消えるんだ
追いかけないんだ
そこにいるんだ

交接、の前の
寂しさが好きだ
触れる直前の、一瞬の孤独
 ....
 
さくらのはなびらが ちる
ちきゅうがしずかに くずれる
ふねがとおくへ きえる
ひかりがかいていへ しずむ。

うつくしい              (上昇して)
うつくしい     ....
ときどき
ガラにも無く
人生は
季節で
とか
考えて
天使がいる季節を
幸福に思い浮かべるんだ

私の中の影も
出る幕の無いほど
白いやわらかな幸福の微笑みに満たされていて
や ....
南の夜空には
 

  一滴の氷片 
  

  あれはぼくの
  泪

  見えないだけの




        2005・02・01
  

   軽飛行機のような
   オーバークラフトはできないか
   地面の上にも
   ビルの上にも
   数十センチ浮いて
   操作できるのだ
   スーパーマーケットへも
 ....
さて

やっと条件が揃った様だな

これで俺の肩の荷も一つ下りたというもんだ

後は精々死ぬまでに還元して+の位置に持って行くんだな

俺はまたしばらくは深海を彷徨おうか


 ....
  分からないことは分からない
  嫌いなことは嫌いだ
  はっきりいえることがいい
  分かることもある
  好きになろうとすることもある
  分からないからいいこともある
   ....
ジュッ ジュ、ルルルル  ゴーゴー

  痰壺に
   (さくらいろの)
  錆びかけた     はる

   「はるには、帰らななー・・・

ジュッ ジュ、ルルルル ゴッ ゴーゴー
 ....
焼けた町に流れる町内放送には暗号があります
シヴァー、する、
傾いたトーテムポールの影にはゆふゆふする群れ
浮力です、それは、黒からの、
パンの中のさかさまになった木の実は甘酸っぱいも ....
そして
呼吸によってこの世を汚している
私の吐く息は毒である
身体中が毒で汚染されている

先ず
この部屋の空気が淀み
煙ったように見える
見える人には見える光景

私は
そのよ ....
タイルをじっと見ます
タイルをじっと見ます

タイルをじっと見ていると
目の端のタイルが紡がれていき
ついには白いただの壁になっているのです
目を合わせてはいけません
夜が紡いだタイルは ....
人を殺すのは
言葉と沈黙と
ナタと細い針と
1パックのインシュリンや
わずかな水や
砂漠

何でもどこでも凶器

笑われていろ
泣いてやる
勘弁してやる
許されない
開き直 ....
PUREであること
それは残酷であると思う
そして
傷つくぼくの心の
いやしさを恥じる

PUREであること
それを愛おしいと思う
そして
傷つくぼくの心の
やさしさを恥じる
  メロンが食べたい
  風呂上り
  缶コーヒーは2杯飲んだ
  パイナップルでもいい
  きょうは冷える
  パソコンの文字が見にくくなって来た
  電気をつけた
  外を見たが ....
  

   あまり淋しいから
   ひとりで寝ている
   
   午後15時10分の憂鬱
   外は晴れている

   これから風呂にはいる
   温もればいい

    ....
鉄のようなキンキンの朝には
チョークを引いてやるんだ

真っ赤なセルスイッチを押せば
エンジンに真っ赤な魂がきらめく

躍動するバルブとピストンは
こっそり胸の奥に秘めてるぜ

僕は ....
 

  まだ夜は明けない
  カーテンも開けない
  日曜日は明日のことが気になる
  開放感はない
  ちょっと気が重い
  体調も気になる

  だが休みには変わりないのだ
 ....
視界 約100m先
辿って行く筈の道が
目の前で
不意に塞がれてしまう

そういうことが
少し前からずっと
重なっている

試されているのだろうか
それとも
学ぶべきときなのだろ ....
  

   午後4時
   部屋のカーテンは締め切ったままだ
   どこへも行けなかった
   ビデオを見るのも
   音楽を聴くのも
   ジャンボ機で彼女に会いに行くのもできなかっ ....
牛カルビ焼が食べたいと昨夜

寝床で想い欲求

今朝

少々フラつきながら買い物に出た


はじめのスーパーで桃の缶詰

ほかに入用なものを探してカゴに入れて回るうち

空調 ....
田んぼのわきを流れる

水を引くための小さな川

たぶんきっと

顔を上げれば

向うには山が見える

私の視線は川の中だった

銀色の魚の腹がひるがえったあとに

裸足が ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
この詩を読んでくれる人に天野茂典605/3/3 18:07
美しい人005/3/3 17:29
FRAGILE043BLU...305/3/3 10:13
太陽はひとつの窓なのだ天野茂典305/3/3 7:04
局地からの模索を005/3/2 16:05
石川和広2*05/3/2 15:30
街が回りだしたのだ天野茂典205/3/2 15:23
桜前線105/3/2 6:39
風の憧憬千鳥1*05/3/2 2:20
セックスの話をすると腕が痺れるのでセックスの詩を書こうと思ういとう12*05/3/2 0:17
遺された春(2)渡邉建志305/3/1 21:54
蒼木りん0*05/3/1 8:00
南十字星天野茂典105/3/1 7:25
ドラえもんと仲よくできるのだ105/3/1 5:23
汰介105/2/28 23:40
ブーゲンビリアの花咲く空よ天野茂典305/2/28 18:17
はる窪ワタル3*05/2/28 17:53
玻瑠shell-...505/2/28 9:11
ぶすきのこ蒼木りん0*05/2/28 0:06
夜のタイルふく1*05/2/27 23:58
花いちもんめ石川和広3*05/2/27 22:18
純真043BLU...205/2/27 18:24
詩はフレーズで読んでいる天野茂典605/2/27 17:29
アフリカへ605/2/27 15:26
バイクの唄Tシャツ305/2/27 13:57
竜宮城は江ノ島からも行ける天野茂典305/2/27 6:16
銀紙を剥く蒼木りん2*05/2/26 22:17
あしたがあるさ天野茂典205/2/26 16:23
マスクしましょう蒼木りん4*05/2/26 14:43
寝床川底1*05/2/26 10:41

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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