オレンジから
あふれくる時間の飛沫よ
透明な小石の一部分となって
永久にわが傍にとどまれ

わたしは
髪の先から爪のその先まで
全き答を希求してやまぬ
無限なる質問となろう

ある ....
あなた以外に

あたしのこと愛してくれる人
いませんか

ねえ
いませんか





あなたはさみしい
ですか

はい
あたしはさみしい
です
すすんでゆく先には 
行間が待っていて
いつも 立ちどまってしまう


深呼吸、する 
 ( ふかく、ふかく、吸って、
 ( ゆっくり、ゆっくり、吐いて、


ふりかえる
ふりか ....
幾人もの
ちっちゃな娘らが
空から降りてくる

ぺちゃ ぺちゃ
ぱちゃ ぱちゃ
ぺちゃ ぺちゃ

傘の上での
おしゃべりが
実にやかましい


でも
明日になりゃ
きっ ....
くもり。非常階段へ続くベランダからは大き
な白いビルが見える。本当は白ではなく薄く
濁っているそのビルの外壁には大きなヒビが
いくつか、ひとつ、ふたつ、崩れ落ちるよう
な気配。ジェニファーの俊 ....
空はどこまでも鈍い雲に覆われていて
海まで続く暗く長い道を
目隠しされた罪人どもが牽かれてゆく

贖うことなど決して叶わない
あまりにも重い罪を懐に抱いて

だが その足取りは重くはない ....
{引用=かみなりさまの おとおりだい
そこのけ そこのけ おいらがとおる
くすぼった 心 雨なんか降らせないで

そら
ななめ 一直線に駆け巡って
そら
隅っこから 満面 真っ黒

 ....
(ぽとり)

点滴1本3時間

(ぽとり)

ペンとノートがあったら詩の一つでも書けそう
だけど悲しい詩になりそうだから書かない

(ぽとり)

透明なビニール容器から
半透明 ....
 そのむかし、とーっても若かった頃、何を血迷ったのか「仲間を作ろう!」と決心したことがあった。「やっぱり仲間といえばバーベキューよね」と数少ない友人に頼み込み、仲間集めをしてもらった。私はとても頑張っ .... 動物園は
いつも雨降りの気がする

透明ビニール傘とカッパ着て

雨の動物園で
大きな鳥を見よう

都会に放したら
死んでしまうかな

あんなのが
ビルの谷間にいたら
素敵だ ....
 サラリーマンの振りをする
 花売りの振りをする
 学生の振りをする
 独裁者の振りをする

 朝だからと
 眠そうな顔をして嫌そうに
 でもちゃんと用意されている理由に安心して
 ....
さいとういんこさんのお腹は大きい
大きく膨らんでいる
さいとういんこさんの子供が大人になる頃
僕はもう59歳だ
それまで生きているかどうかわからない
生きているつもりもないし
自信もな ....
色んな人の目に混じる
驚きを踏んづけている気がして困る
そんなに素敵じゃない
夜中のテーブルにはわらびもちがたくさんで
それはとてもすてきだと思って

お好み焼き屋で
天井付近で行き場を ....
No, you're not in luv, I know.
U can keep my picture on the wall
It's just the silly fase you're g ....
症状は・・
 1.夜なのに眠れない
 2.胸が詰まったようで大きな息ができない
 3.頭がぼぉっとして考えがまとまらない
 4.甘いものしか欲しくない

いまだかつて経験したことのない症状 ....
「ランプから出してくれたお礼に願いをひとつだけ叶えるでごじゃる」
「俺を愛する美しい人がほしい」
「わかったでごじゃる」
「ワクワク」
「…愛してるでごじゃる」
「おまえかよっ!」

  ....
昼休みに
四人がけの椅子ふたつの
喫煙室狭い
八人座れば
居心地わるい

三十分で
四本も吸う

下界では
国道を行過ぎる車
救急車がよく通る

理解出来ない人が
多いな
 ....
平たいのも道理です
なにしろ道は
遠く険しいのです
平たく言えば
剣呑なのです
陰険な企みを抱く
アスファルトの下に
発泡スチロールを敷き詰めて
加重強度を高める
そのよう ....
 見上げれば空には
 鉄や石の塔が何本も突き刺さっている
 破れれば空は泣く
 雨は涙ではない
 あれは血だ
 空は雷で泣く

 薄暗い空が一瞬だけ光る
 思いつめたようにだ
  ....
幾度も花や緑が
枯れてゆくので
わたしは
植物にマイナスのオーラが
でているのかもしれない

あなたが
生み出す人なら
わたしは
死水をとる人

あなたが “あ”
なら
わた ....
何も言わず黙々とやっている人の一言と
何もやらず黙々と言っている人の一言が

僕の心にはまったく別の言葉として認識されてしまう
かんぬしまちの
おさななじみだったおねえちゃん
がみこさんになったとき
ぼくのこころは
ふ ってはずれて
べっくうさんやのほうに
ぷかり ぷかり
とんでった


  きれいだったん ....
{引用=連作詩『右手と左手のための協奏曲』 より}

ゆるやかにま   おなじことのくりかえしのようですこしず
わりながらす   つへんかしていくいったりきたりしながら
すむゆるやか   いつ ....
居場所が無くて
すべてがうるさくて
なんの安らぎも無い家

なんでここに幸せが無いのか
不思議に感じていた
部屋

嫌な事ばっかりが渦巻き
心の中を悪循環している
一人

愛が ....
つぶやきみたいなものです。去年も書きましたが、また変わってきたかも。

○私にとっての詩

私にとって詩は、言葉では表しにくい、なにかを感じられるもの。
読んだとたんに、さーっと風だか時間だ ....
すべて開ききらずに
萎れはじめた花を
首から折って
花びらをちぎる

桃色のしあわせを
ぼたん雪のように
あの高みから撒こう

嗚呼
今度こそ
駄目かもしれない

そんな苦し ....
反対者が多くて
否決された人生
今からやり直す

妖怪
小豆洗いに
教わって
美味しい
汁粉屋を
開きたい

お花見の季節には
美しい
お嬢様方も
立ち寄ってくれそ ....
痛くても 苦しくても

いつか忘れてゆくのかもしれない

それでもいい そうなればいい

忘れれば、きっと、生きてゆける

生きてゆけば、生きていてよかったと思えることに

会える ....
わたしの皮膚は薄いから
毛細血管が透けてしまう

血管人間
欠陥..

理科室の
あの人形が
かわいそうに思えてきた

だれか
服を着せてやってくれ

色白の人は
とくだね ....
わたしの心が
銀河を巡り
川を流れて
花を咲かせました

誰も知らないけれど

わたしさえ

知らないけれど

わたしの聞いたあの音
石が転がるような
海のさざなむような
 ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
五月の光[group]青色銀河団205/5/26 23:41
鏡のなかのあたし105/5/26 22:59
行間の、過ごし方望月 ゆき15*05/5/26 0:25
娘たち青色銀河団105/5/25 0:27
すくらっく、すくらっく。いとう9*05/5/25 0:13
罪と罰大覚アキラ305/5/25 0:04
かみなりさま ひより9*05/5/24 7:55
やっぱり悲しい詩になってしまう[group]ベンジャミン15*05/5/24 1:37
私はバーベキューが嫌いです初代ドリンク...5*05/5/23 23:53
雨の動物園で蒼木りん2*05/5/23 23:19
パントマイムマッドビース...305/5/23 23:00
さいとういんこさんのお腹が大きい5月22日いとう1505/5/23 16:39
ホーム船田 仰205/5/23 2:53
Big Boys Don't Cryクリ005/5/23 1:56
カルテフォマルハウ...2*05/5/23 0:56
寓話 願いをひとつ1[group]クリ3*05/5/22 23:42
あと三十分ずらして蒼木りん005/5/22 23:30
彼女という名の君はとても平たいあおば0*05/5/22 0:03
空は雷で泣くマッドビース...205/5/21 23:32
りんさん化合物蒼木りん2*05/5/21 23:22
言葉の中身ポンテク1*05/5/21 21:55
しらやまさんのこと(1)[group]AB(なかほ...705/5/21 19:02
ボレロ[group]クリ9*05/5/21 0:52
埋まらない隙間ポンテク1*05/5/20 23:29
詩について思うこと その2[group]ふるる12*05/5/20 16:26
Bell蒼木りん1*05/5/20 0:03
多数決あおば1*05/5/19 22:03
昨日と明日のあいだ[group]逢坂桜1*05/5/19 21:36
バカだなぁ..蒼木りん2*05/5/19 15:22
巡って戻って咲きましたふく205/5/18 18:58

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
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