祖父「ガクッ」
医者「ご臨終です」
孫 「死んじゃいやだ〜」
祖父「ええっとー」
医者「あれーー?? おっかしーなー」
息子「父さん?」
祖父「飯はまだかな」
嫁 「もー、さっき死んだで ....
{引用=
出来ない事
それがある
ということ
それはそう
素晴しい事
ではないか
私と言う人
それは一体
なんなのか
それすらも
忘却される
誰だ私は。
深夜の画 ....
言葉にはならない
身体の哀しみ
というものも あるらしい
いくら考えても
言説は ただ
シンボルなだけで
シンボルには
実体なんか無い
わたしが
....
すくったり
すくわれたりしたいので
あーめん
あちらにいったり
こちらにもどったり
したいので
なむあみだ
かなり のぞみうすなので
やけざけ
ねむい ねむいの
世界を歩いてきた
とぼとぼ
仕事は休み
でも
夏休み
右往左往
東風 そよそよ
くもり
雨 ちらちら
ねむい ねむい
....
雨の花
花の雨
目を閉じ
光をついばむ
ついばむことしか知らないくちびる
口うつしに渡される十字架に
光のめまいのようにうつる雨
花のつぼみを持ち
手のひ ....
名称 : シムレリ(疑似宗教)
分類 : シミュレーション・ゲーム
難易度 : ☆☆☆☆☆
[解説] 教祖を育て、教義を立て、信徒を増やし、いかに長く存続させるかを競う。法人化せずに巨大化すると ....
「日本のレストランから出る残飯を全部集めたら、飢えて死んで行く世界の子供をみんな救えるっていうね」
「へ〜。でももう食べらんないよー、許してくれ〜」
「無理すんなよ。また太るぜ」
「気にしてんだ ....
「起きなさいよっ」
「んん…、なに…」
「あなた、美沙子って誰よ!」
「…君こそ誰だ?!」
Kuri, Kipple : 2005.07.21
{引用=一度書いたよう ....
知らないくせに
知ったふりして
大きな顔して
世界は回る
回る地球は
ひだり巻き
ねじ回しを
押っぴしょる
軍事内閣
戦線不足
木霊誰何が
甘くなり
売れなくなった
終戦 ....
文科省認定漢字検定準2級問題集
この一行でも明白なことではあるが
アラビア風の衣裳を着ている余所者
漢字ではないものが一人潜んでいる
それが我が国の文化的な特徴と誤解
....
いい空を見たいと人がいう時
わるい空は排除されている
いい空が見たいと人が公言するときの
その犬歯に残る血を見るといい
いい空がみたいの大合唱は
たくさんの空を噛みきった ....
言葉を持つ者の手は冷える
言葉をその手に持つかぎり
温かくなることはけしてない
その冷たさが途切れるのは
ただ冷たさを忘れたときだけだ
....
お元気ですか
わたし
今日
手首
切りました
ふふ
あなた
また
かなしいかお
....
悟りを開いた数時間後
仏陀はただまた悩んだ
磔にされた数時間後
キリストはただ死んだ
ただ生きたいと呟いている
わたしは人だ
ただ
ただただ生きていたいというこの願いも
叶うことは ....
おめでとうの花が
かかえきれず 腕からこぼれ落ち
顔をうずめれば色の拍手
顔をあげれば言葉の花火
ひとときだけ
終わりのない笑顔を信じさせる
....
真実ってやつは意外に恐くはありませんから
奥さんそんなに心配なさらないで
どうか思い切って身を任せて
まんまるの球におなりなさいな
なあに恐いばかりが鬼じゃありません
ときには家事のことなん ....
上手く眠れないままの空が白み始める。轟音
で走り去る獣たちもわずかで、その咆哮にも
ためらいが見える。廃墟の影に潜む小人たち
は闇が消えていくに連れ恐る恐る顔を覗かせ
覗いた顔を逆に覗かれ ....
「スピードの出し過ぎで、赤信号に突っ込んだようです」
「逆噴射痕は」
「なし。どうやら亜光速のせいで赤信号が」
「見えなかった?」
「いいえ、"青方偏移"で青信号に見えたよ ....
「2年前の、あの身許不明の男性の白骨死体なんだが」
「はい、私が生前の顔を復元したやつですね」
「若いのがふざけてロン毛のカツラ被せてみた」
「ひどいな」
「ああ、だがそれを見たヤツが、気づい ....
失ったはずの手足が激痛に襲われるという症状があります
それは想像を絶するもので多くの人は生きる気力を無くすと言われます
さて僕は最愛の恋人を失いました
そしてこんな場合は失った愛が痛いのか
い ....
子供たちが
暗い建物のなかを
走りまわっていた
氷の根 淡い目の宝石
つながらないふたつのものをつなげようと
楽しげに
....
500円玉貯金して
ジャンボ宝くじを買う金がない
そんなことじゃ
いつまでたっても金持ちにはなれないだろう
頭を使って
金を使わず
金を使って
気を使わず
....
とても
普通の家庭の
冷蔵庫とは思えない
からっぽなのである
けして
キレイなのでもない
玉葱の皮が底にある
これがわたしと
言われたなら
納得する
夫 ....
兎美味しい狩野山
昆布夏里鹿乃川
揺米は胃万も恵りて
吾擦れ肩き経る小土
※携帯から ちょっかいだしましたです。
空が冷たくなってゆく
家の前に置かれた鉄屑
うすいうすい紅の壁
空気のなかの淡い粒が
今日はいつもよりかがやきを増し
狭まって ....
ポケベル→携帯
人によって着信音がかえれるハイテクさ。
そんなこと最近知ったんよ。
特別なあの人への着信音。
アニメソング?(いやいや)
ラップ?(う〜ん?)
ここは気持ち ....
負けたから
取り壊されると思ったが
取り壊されることはなく
たくさんの格好いいクルマを載せたまま
空に向かって翼を拡げる日が来ると
信じている
カナカナが
鳴いていた
紅の夕日が沈むのさえ
浸れない私だった
いつの間にか
蚊に刺されていて
皴の多い手は
なかなか美しくなれないでいる
自分だけを愛していた頃は
....
死体の傍らには謎のダイイング・メッセージが残されていた。
「犯人の名前か」
「いいえ、不思議な謎の文字です」
「見せてみろ」
】*※曁匏ヌ
「これはっ!」
「なんです?」
「謎じゃなく ....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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