ケチケチケチと悪戯小僧はハンケチ飛ばす
ケチケチケチと叫びながら飛んで行く
ケチケチケチと飛んで行くのでバッタかな
バッタかな
バッタかな
マットの上では格闘技
バッタバッタと ....
Maybe you can cum
Just to touch her on the thigh
Feels like heaven
Just to look into her cold e ....
身体は正直だ

不意に傷つけた指から




押さえても

抑えても

止まらない


「これ以上は無理ですよ

 意地張らないでください」


何のために
 ....
弾いている自分では
とてもいい音
癖さえも
味がある

けれど
ある日突然
ありえない場所で
その曲を聴かされる

間違ってる
音の速さバラバラ
へたくそ

他人様に
こ ....
夏の闇は思ったより深いのか
それだけが
ほんの小さな鬼火のように
灯っている




その人は息を吸った
白いランニングの大きな腹がふくれ
コオッ、と
鬼火は点滅、そしてお ....
なにか とても
からっぽになったので
そこらへんから
どうでもいいものや
くだらないものを
いっぱい ひろってきて
つめこんでいます

きらめくものや
たいせつなものは
ひろうたび ....
酒を飲みながら
ああ もっと酒を飲みたい
と 思ったり
タバコくわえているのに
ああ タバコすいたい
と 思ったり

生きているのに
もっと 生きたい
と 思うのと
同じでしょうか
まよなかに
すずのねが
ひとふり ちりりん と
きこえはしないかと
めをとじて
まっている

もうすぐ きこえても
いいように おもえて
まっている
ぼくらのまちにほりえもんがやってきたよ。
いろんな冒険と計算を乗せて。
勝つためにやってくるんじゃなくて利用するためにやってくる。
それをわかってて加勢するやつ。
つまらない中傷でつぶ ....
光りが消えた後では、記憶と幻覚が新しい宇宙を
符号的に再構築してくれるのだろうか。

ミミズは夜の地表に顔を出したときに
なにを感じるのだろうか。









 ....
僕は恋の中で
生き直す
日々は
単なる
日々に近く
遠い
ひびわれた
地表から
静かに
氷であった水が
ゆっくりと
溶けて流れる


べり
皮に滑りおつ
ように
 ....
ふしだらな森の朝
ふしだらけの杉板を
ふしだらけが削ってる
ふしだらけふしだらけ
ふしだらふしだらふしだらけ

ふしぎな暗号反魂胆
ふしぎなおしゃもじ飯盒の
ふしぎなからくりからく ....
「超音波モーターを動かすと
 なんだか
 足の指がくすぐったい
 そんなことはないのだけどと
 理性が諭す
 感受性が首を振って
 モーターの回転速度を制御する」
そんなこと ....
    少女の手から離れた手まり
   
    土より低い月へところがり

    壊れた物のための天国で

    機械仕掛けの天使に会う
満月は
あしたから
だんだん萎んでいきます


わたしの満月は
いつだったんでしょう


月は
また膨らみますが
わたしは
もう膨らみません


子どもじゃあるまいし
 ....
詩を書くこと
ばかり考えてる

谷川俊太郎のかげが
うしろにある
最近読んでいるのだ

こっそりと宇宙と
話した少年
または死について考える老人
詩人は少年と老人が同居する
と云 ....
    人さし指と中指で
    腕についた血を軽くはさむ
    もう流れないそのかたち
    なかば閉じかけた三本の指のあいだから
    口と目のない白い髪の女のにおい
 ....
坊やよい子だ
起きやがれ

手がかりがなければ
足ががりすればいい
真っ当とは
何か知らん
知りもせず言うなや


お陰さまで
真っ当な仕事の
真似ができるくらいに
成らせて ....
蠢くというよりは
疾走する
ゲジ

無害なのだな
でも嫌いだ
何がって
その足の多さ
狙われたら
逃げ切れない速さ
お前が走る速度ほどに
私の背筋が凍る

うら若き乙女の頃
 ....
蝿がぶうんと飛んでいた
人工の生活に慣れない
おまえは電球のかさにさえ
眩惑する
生まれついた無鉄砲さに五六回
かさの障子に挑んでは
じじじとわめいて
いつしか諦めたように
卓上におち ....
スパゲッティを茹でる日曜午後
鳴り響く玄関ベル、開かれるドア
宅配の青年は箱をひとつ手渡し「お届けものです」
差出人はない
質問をする間もなく機敏な動作でドアは閉じられる
去り際に「 ....
    私の瞳は濁った緑
    私の指は三本しかなく
    私の髪は闇の捨て子だ
    私へ向かうすべての心は
    空の貝のようにねじくれている
    本当の心は ....
いとしくて
乳房を
丁寧に磨いた

紅い薔薇のように
柔らかで
寂しげで

うちあけましょう
あなたに
逢いたいのです

汗をかいて
髪も
ほどよく人の匂いがします

 ....
あゝ 一日の終りには
きれいに話す女の声を浴びるように聞きたい
昔のように
夢中になって刻み込んだ言葉に自分を教えてもらいたい
ただ阻むだけで癒すことをしない睡魔に
けじめと没頭をもたらす私 ....
よくわからない食べ物を食べ
よくわからないものを着て
よくわからないけれど生きている
よくわからない神仏を仰ぎ
よくわからない星を見つめる
よくわからないと叫び
よくわからないのに痛み
 ....
    教会の屋根裏部屋に
    無理矢理押し込められて泣き叫ぶ巨人のキリスト
    空はほおずき色の仮面
    閉じかけた口が地に近づく


    くずれかけた家 ....
冷蔵庫の扉
麦茶のこぼれたあと
床まで

誰がやったのかと
責める気も
止める

麦茶は
君の渇いた喉を
満足させたかい
気分は
良くなったかい

こぼれたと
気づいたの ....
日に焼けた顔が
農婦のようで
働き者でもないのに

わたしは
温室栽培ではなかったんだ
どこにでもある雑草

虫に食われたり
風にさらされたり
軒下であるだけまだマシ

鏡の前 ....
小さい色したカエルの子
小さな瞳で恋をして
一億年が過ぎたけど
健気で綺麗な心映え
心はすこしも変えないで
透き通る小さい瞳で見つめては
小さい色に恋をする
あかんぼ
胸にうづくまる

僕の同級生の女の子
が産んだんだ

その子を僕の母親
が抱いて笑っている

僕は31
子供はいない
頭がからまる

あかんぼいいな

僕が笑う ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
ハンケチな子あおば005/8/24 3:56
SEXクリ1*05/8/24 3:08
はりーぽった蒼木りん105/8/24 0:27
ピアノ演奏とかアレとか205/8/23 23:37
煙草の火フユナ205/8/23 23:08
からっぽこむ8*05/8/23 21:41
もっと005/8/23 21:39
すずのね4*05/8/23 21:38
ほりえもんがやってくるuminek...9*05/8/23 0:14
視覚から捉えた宇宙あおば3*05/8/22 23:08
石川和広4*05/8/22 23:01
ふしだらけあおば2*05/8/22 21:52
爆裂モーター005/8/22 15:53
ノート(27Y・9.5)[group]木立 悟105/8/22 13:56
満月とボイン蒼木りん605/8/21 22:19
書けない時には石川和広4*05/8/21 18:16
ノート(25Y・11.10)[group]木立 悟305/8/21 16:58
坊やよい子だ起きやがれ蒼木りん305/8/21 0:36
ゲジ505/8/20 22:37
憂い蝿かや3*05/8/20 22:24
箱から出してやるMonk505/8/20 21:23
ノート(25Y・11.7)[group]木立 悟305/8/20 17:06
からむ蒼木りん205/8/20 1:27
短い針の喜望峰吉岡孝次105/8/19 21:35
よくわからないけれど続け第2の地球405/8/19 16:56
ノート(25Y・10.16)[group]木立 悟205/8/19 16:42
見えない麦茶のこぼれたあと蒼木りん005/8/19 13:40
105/8/19 8:55
一億年あおば305/8/19 2:11
今日石川和広4*05/8/18 23:53

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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