銭 銭 銭
キミは言ったよね
今日には返すって
キミは約束したよね
1万円返すって
あの時のキミは
腰が低くって
僕に拝みたおしたよね
な ....
いつのまにか
あなたがいなくなることが
いつのまにか
怖くなっていて
それは
幾日もの
あなたと私の
笑顔の証
とても不思議なことに
朝はいつも訪れる
目が覚めると
朝は ....
どこまで行っても緑がいる
目に入る世界すべてに
緑、あなたがいる
深呼吸して目を開けば
私に流れ込む緑
名前は知らないけど
緑たちありがとう
次の日も次の日も
いなくならないでね
....
傾くピアノの黄昏の
透明なオレンジの
一滴が
空に
しみてゆく
そうして
トタン屋根の宇宙では
魚たちが
泳ぎはじめるのだ
どうか
明日も小鳥たちが ....
ツカレタ 体を ひきずってぱそこん すくーるに かよう 。そこは いきかたを学ぶところだ 。 学び方をしらない わたしは イキヲためて 講師を 睨む 。てきすとを 睨む 。 友がき を 睨む 。ななめ ....
私たちの あいだ に セイは ない 。生きる こころ と カイタ せい。
わたしが だれと 生きる べき か きめかねているときに
あなたは 味噌汁 を のむ 。パソコンで ふやけた せいを ....
あ、この世界にはまだ
こんなに小さな膝も生きていて
それなりの格好で駅のホームに立つことも知らない
醗酵していく、あたしの頭ん中は
その疲れきった表情は
子供とも大人ともつかない
その ....
目の前を通る天皇陛下に
中指を立ててみた
fuck you
私の中で、何かが生まれた
絶対なる孤独と 絶対なる自由
親に振り回され
教師に振り回され
友に、社会に、世間に、宗 ....
SEXしよう。
目をつぶって、体温を感じる。
「心は空気」
互いに共有され、目には見えないが、確かにある。
心を表すものが言葉だけど、聖なる会話に言葉はいらない。
....
スヌーピー
さようなら
コンビニエンスストアの
販促キャンペーン点数シールは
2点足りないまま
10月に入っていて
ため息で台紙を捨てた
気づけば6日
父は一つ年をとった
わ ....
負け犬へ
存在価値はどこにも見当たりません
雑踏の中の燃えないゴミです
前を向くなんてできません
ここにいるだけで精一杯です
不眠症は治りません
くだらないことばかり言いながら
....
朝の空気は
ひんやりとして
あたらしいいのちを
送りだす
遠くから聴こえる
鳥の声に
遠くで暮らす
母の足音
滲んでる
{引用=耳を澄ます}
朝の空気は
瑞々しくて
白から ....
むかし
わたしが某サイトの東のチャット発言ランキング一位だった頃
某サイトの西のチャット発言ランキング一位の人がいた
わたしはその人に敬意を払ってか
その人はわたしに敬意を払っ ....
よくも
攻撃的彼女
悪者になるあたし案山子
案山子
どこにもいない
黄色のなかで
何年も働いた案山子もいたのにね
案山子にいたずらすると
落とし穴に落とすよ
鬼の的じ ....
秋になると
空きっ腹と
夜を更かして
ふるふると
する胸を抑え
りんごのような君へ
抱えきれない夜が
こぼれ落ちてるよ
りり り
秋になると
空きっ腹と
夜を更かして
こお ....
空を見上げながら 手つないで歩いたら 君は僕の特別になるよ
明るい空は 僕と君の足取り 柔らかい風でくすぐる
落ちてきた紙飛行機 君と僕の目の前を横切る
僕の右手に拾われて 君の左手添えられて ....
件の匣の開けちゃいけない蓋、隙間から中、見ようとしたら
全部もれて逃げていっちゃった魔物のいろいろは、風になって目にみえなくなって
ひとの息と一緒に吸われては吐き出され、伝播してゆく、から、世の中 ....
お前は
俺に構わず、先に逃げろ
俺は、そう言って
住み慣れた団地の屋上から
仲の良かった
飼い猫を、投 ....
携帯電話機が振るえている
携帯の裏にはラジオが住んで
テレビを又貸している
テレビ局の小父さんは
金貸しを副業にして
海老や蟹を釣るんだ
来たから釣られたんだと
海老と蟹は信じてる
....
周りに誰かいてくれるのが当然になっていたから、誰もいないと寂しく感じるのだ。
独りでいるのが当然になると、別段それを意識することもないのであろう。
つまり、寂しい思いをしたくないのであれば ....
自殺を考えたことがあります
いいえ、「考えた」のではなくって、「しようとした」と言ったほうがいいのかな
毎晩電話をかけてくる女の子がいまして、タイプじゃなかったんですけど、
いろいろお話するうち ....
わたのある夏の日の
火の粉とともに
野原の蒸気は渦をまく。
ぼくらは真赤です。
麦畑をすぎる
風になまえがあるように
瞬きもまた瞳。
ぼくらは真赤です。
お父さんまたお話して
子供のころの犬の話
しんだ父におねだりして
私は旅に出てゆく
お父さんの記憶の中へ
ジャノヒゲ揺れて
オオバコ踏んで
大きい夕陽とお父さんと犬
風は紫オレ ....
ぶる けっこん しようよ 。 ぶる けっこん しようよ 。 ねえちゃんと けっこん しようよ 。 にこ ね 。
明るいフリとか暗いフリとかしているの、本当は逆だからで、格好付けようとすればするほど格好悪くなるのは自然の流れ。
宇宙的な音聴いたり出したりすればするほど地上やその営みへの執着だらけって事、わかっ ....
おまえは わたしを 知っている 。 いいとこも よくないところも タリナイトコロも シッテイル 。 ネエチャンノ おとうと 。 ネエ いっしょに てんごくに いこうよ 。
{引用=
紡がれる糸は
真新しい もしくは 流れにも似た
心 織りなして
巡る季節の中にも
ことばなして
よしなに
}
しゃべらない子に
『あの子、しゃべれないの?』というのは
ばかげていると思う
それに似た
悪戯な言動をよく聞く
幼稚なのか
少しでも
人より高い位置でいたいのか
意図がある ....
さいきん
私をみつけます
なまいきで
じょうだんみたいな手足で
おもたいランドセルをゆらしてる
あなた
胸のまんなかのスイッチは
押したら たぶん
おたがいへんな音が出る
だ ....
このあいだいつもの森の中を歩いていたら、突然
あ、わかったって思ったの。
森のなかで聞こえたの。
{引用=いきているうちなら、なんでもできるよ}
ことばがたましいにちょくせつひびいたようだった ....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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