我、神に対する信仰無きが故に、これを祝わず。
我、神に対する冒瀆のみを備えるが故に、これを攻撃す。
神よ、汝は罪なりや?
現世界、神によって造られしも、余りに不完全が故に、我幻滅す。
....
あー
ほんとうにごめんなさい.
格の違いを思い知りました.
僕が悪かったです.
適うかもなんて思ったりしてすみません.
自分にもそのくらいできるとか勘違いしてすみません.
ええ本当に勘 ....
月がらんらんなので
夜道は寂しくない
それでも人は
箱車で移動して
この寒さから逃れる
コンビニにはいつも
おでんの汁の匂いがして
煮物の匂いはしないから
飽きた
早く家に帰ろう
....
図書館は人もまばらでコツコツと靴音の方が気になる程の静けさだった。
特に目当ての本を探しに来たわけではなかったが気が付けば一時間もそこにいた。
腰のあたりの高さの棚に顔を近づけしゃがみ込んだま ....
ガラスの割れる音
透明な緑が散らばる
破片を拾い指を切った
あふれ出る血を見る
隆起する鼓動が
波の音に変わり
蒼い海が赤く染まる
はやく
はやく
....
書きたいときに書いて
書きたいものを書いて
人に何て言われようと
私は私の道を行く
それで、何か不都合がある?
昨日新宿である人にいわれた
人に甘えない事がいけないと
軽くしかられてしまった
親友に電話した
『自然に助けてとかなんとか、甘えるってでるもんでしょ?』
それがわかんないんだ
....
年中クリスマスの町でも
やっぱり雪が似合い
人々や馬車に踏みしめられた道路が
陽に照らされると
ドイツ風の建物が一層際立つ
そろりそろりと歩くと
あれもこれも
終わってしまったことば ....
故郷へ帰る
山の腹の中へ入っていくように
いくつものトンネルを抜けて
向こうに見える山の
まだ
向こうへ
そこで
私は生まれた
山に沈む夕日を見る
小さな川の土 ....
そういえば、気づいたら台風は通り過ぎていたみたい
デスネ、
いつのまに、無くなったのかボンヤリ考え込んでいたわけで
ぼんやりと、骨の折れた傘の柄をぎゅーと握り締めていたみたい
ですね デ ....
ジョニ黒を飲み干してしまって
夢も希望もない
心臓に負担がかかるから
少し休みをください
誰の目にもはじめから
わたしの存在などなかったかのように
赤の他人のほうが
嘘もつけ ....
道路を挟んだ向かいの
コンビニの真夜中で
店員がガンジャ吸いながらそれをこなしている時間
ファミリーレストランの駐車場のボンネットでネコはねそべり
争いごとやもめ事をさけてブログたちはどんどん ....
春の空は水色にあかるい
真綿のような白い雲が
浮かんでいるぞ
白い雲はなぜ白い
無彩色透明の問いかけに
毅然として答えてやる
私の宇宙のまんなかに
悠々とお日さま耀いて
今日も朝が ....
やせ細る少女を思い涙する
骨折は思いのほか傷を残し
温度差に涙して
闘争する心に触手を伸ばせず
仮想の砦に
立ち尽くすのみ
廊下のタイルの光目に痛く
見舞ったあとに
「大丈夫だ ....
リモコンをなくしたテレビ
いつも同じチャンネルで
いつも同じアナウンサー
同じコマーシャル
同じギャグ
同じ時間
同じ
恐ろしくて声もでない
私はこうして真実を知り
故郷を後にし ....
幸せを想像してみる
休日に
靴下を脱いで
足の爪をきれいに切りそろえて
魚の目も取って
毛も剃って
お風呂で石鹸
スポンジで泡立てて
ていねいにていねいに
洗う
きれいになった ....
いつまでたっても静寂の日々が来ないので
自分で作ってみようと思った
周りを四角く囲って
何もかも近づけないようにする
けれど実際は
そこまでの勇気がなくて
私の顔は歪んで
し ....
その技が将来、役に立たん事を。
ごほっ。
もんもんとする一日。
今日。
いろいろと試してみたけれど。
いろいろと試してみたけれど....。
けど、けど、・・・けどのまま。
けど、けど。
けどのまま。
ごほっ。
....
俺の十字架のような運命が
暴風雨のなか俺を突き抜けた
透明な脳髄の音楽は
花崗岩と衝突し
恐ろしい火花を撒き散らした
あおじろい疼きの樹木さえも
脱出する未来から吹く風なのだ ....
さがしものをしているんです。
と
声をかけたのは
いつもベットに腰かけているはずの
小さなくまのぬいぐるみ。
話を聞くと
ひつじやぞうのぬいぐるみをかきわけ
布団の隅々
た ....
僕は君に少しでもしあわせを作ってあげられているのだろうか。
君が僕にくれるしあわせを見ていると、いつも僕はそう思うんだ。
君はどんなところにしあわせを感じてくれるのだろうか。
それを聞くこと ....
うちの親父。
親父のまくらは、マイルドセブンの薫りがする
最近は、薄くなってきた
俺とおなじで、数学ができない。
ただひとつ違う点は、意欲があるかないかってこと
洗剤会社 ....
人魚姫って切ないね
幼子の呟きに
なぜかあたしは驚かされて
あたしはこんなこともわかってなかったのかって
ショックだった
人魚姫は王子様のためだけに、人間になり
王子様のためだけに ....
青い空
緑の空
白い光
緑の光
大きな手
小さな手
大きな瞳
小さな瞳
左手は僕
右手は君
駆け足
散歩
お弁当
ひざまくら
散歩
木登り
ひざまくら
透 ....
あーあーあーあー
言っておくがな
ネガティブってのは
ネガなんだよ
あーあーあーあー
言っておくがな
バカってのは
ネガなんだよ
あーあーあーあー
言っておくがな
ダメなや ....
どうしても欲しくて
探して
見つけて
追いかけて
近づいて
やっとその手に掴んで
そうしてまた失う
悲しみすぎたからからっぽになる
さらさらの雨が降っている
需要と供給はいつも等しくはなれない
全体、悲しみというやつは
”いりいり”と脳へ打ち寄せるようだ。
午前も二時となったのなら
わたしは震えるより仕方ない。
叱られて
とてもとても哀しくて
哀しくて
身体中が震えて
しゃくりあげる
苦しくて
身体が鳴く
胸に哀しさがいっぱいで
苦しくて
泣く
我慢しないで
声を上げて泣け
....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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