分かっているだろう?
だって僕の強がりは
君が聞いてくれなきゃ
まるっきり意味がないんだ
君は僕にはいつも必須な憧れの人
きっと君を間近で見たら
よだれを垂らしてしまうよ
あまりにも ....
金田一耕助は、
はたして自分が小説の主人公だと思った事はないのだろうか?
あまりにもよくできた巡り合わせ。
きっと彼はそれを疑うことなく
現実として受け止めているだろう。
彼にとって目の ....
ぶどう糖の固まりが
雪だったら
すくいあげて
口いっぱい
頬ばりますとも
そうじゃないから
私の足は
帰り道を
ひたすら急ぐんです
あ、あ、あ、これは
そうだ初雪の味
田舎の山奥
少女
噛んだ初雪を
その味
今宵ほほを撫でる風
冷たい空気
それらは、それらは、
初雪の味
走るはしるはしる
笑う
雪の ....
君が歌わないなら
代わりに僕が歌おう
楽しい歌や明るい歌は苦手だけれど
切ない歌や悲しい歌なら
ちょっとは自信があるんだよ?
君を笑わせるのは苦手だけれど
驚かせたり泣かせたりなら ....
運河の方へと枝を伸ばす木の下に居ます
十五分の休憩時間に会社を抜け出して
頭の中で君に手紙を書いています
目の前には誰も乗っていない船が少しだけ揺らいでいます
今日はとても風が強くてそのせ ....
造語で括られ束ねられ
到底歓迎できない
一種の流行のように
扱われる 人たち
そんな彼等 に
髪 を
伸ばさせ
頭には花 を
着けさせ
服装は自由 と
するものの
アイビーリ ....
インターネット・セキュリティー
ガイドブックを読む
マイクロマシンのドライバーを
インストールする
パーソナルファイアーウオールを
粉砕するマクロウィルスと
アプリケーションの追加 ....
私が知っていたもの
私がそうだと思っていたもの
謎だらけ
実はそれは全部謎だったんだ
もう
訳が分からないよ
あなた、一体誰?
信じていたものが
全部粉々に
私は、一体誰 ....
冬の海岸に
はしゃぐ家族連れはない
ほんとうに誰もいない
僕と
左手に高くある磯にみる
すらっとしたきみ以外は
心の持ちようは
テンポの遅いワルツがいい
三拍子と
三拍子 ....
君に気持ちを送ってみたくなってついでに
僕の気持ちはどんな色なのだろうなんて
考えてみたりするけれどそんなこと思う前に
ちゃんと気持ちを送るために支度しなきゃじゃん
なんてことを思ってみた ....
干からびてゆく金魚を
何の感情も無さそうに眺める
(あぁ、乾いてゆくのだな、と)
ピンクが赤にかわっていく
なぜ苦しむ姿はこんなにも奇麗なのか
(私は私であり、苦しんでいるの ....
僕が馬鹿だったんだ
全部僕が悪いんだ
その証拠にこんなになるまで後悔してる
無理して一晩中起きて
あなたの歌うのをただ待ってる
あなたがいなきゃ
僕は一体誰のために歌えばいい?
....
雲間から射す光は空の
星がちらちらと瞬くのは
木々が揺れるのは風と木の
霧雨は雲の
私の涙は
あなたが私の手を握るのは
祈り
小さな祈り
ここに存在していることの
....
むぞうさに 切り捨てて
流しの隅に 放りこむみたいに
とりあえず 芯は おいといて
とりあえず 芯は おいといて
その周辺を 言葉は
あてどなく うろついて
優しさと親しみをま ....
気がふれてしまったのかもしれない
今の自分の境遇であんな歌唄って
自殺行為だよ
一体何がしたいんだろう?
自分でもよく分からない
楽しい詩が読みたい
底抜けに明るいやつがいい
....
「いたいのいたいのとんでいけー」
? いたいのどこにとんでいくん?
「遠くのお山へとんでいけー」
それやと動物さんはどうなるん?
「え?」
お山の動物さんたちがかわいそう ....
どんな子を俺は求めている?
一体俺の何を満たしてくれる子が欲しい?
俺の欲求なんて一つではないのだから
物理的にそれを一人で満たす事は不可能
片方を満たせば、もう片方は満たせない
それな ....
ふと気が付くと
僕は疲れてしまっている
ただ与えることに
彼女のこと嫌いじゃない
でも果たして好きなのかは分からない
彼女はそれは美しい人形だ
彼女を使えば僕は物語をたくさん作れる ....
放心ののち
あけはなたれた
まどのそとの
無意味な風景をみている
街に透明なやまいだれがふる
わたしのうえにもふってきて
今日もまたベッドからうごけない
イヌーチル パ ....
「 ことばなんて いらない 」
あなたがそう言うもんだから
腰に手を回したのだが、
「 セクハラ ですよ ! 」
って、
ひっぱたかれた
人生って難しい と ....
そこはきちんと音韻を踏んで
なあに?その4連目の冗長は?
そんなの歌でも何でもないわ
私の歌は歌じゃない?
じゃあ私が唄ってきたものは何?
私が好きだったものは何?
私の歌は歌じゃ ....
半月が其処で落ちてしまったら
それは君が足りない所為でしょう
安寧は直ぐ死んでしまうだなんて
君より分かっていたつもりなのですが
黙ってればいいんだよ
君は ただそこに
....
現代詩フォーラムに投稿するようになって、
はや一ヶ月。
すっかり生活の一部になってしまったこのサイト。
現代詩フォーラムに投稿するようになって、
すごくよかった。
色んなプラス要因を私に ....
ある日の彼女は群青の空気を背にこう言った
嗚呼なんて浅ましいのかそれでも人間か、生きものかと
朝焼けを目に押し充てて奥の神経は焦げつき黒い涙ばかりが
閉じた本の隙間から紙魚 ....
好きなの?
嫌いなの?
どっちなの?
そんな事聞かれても
まだ分からないのよ
好きなら僕について来て
嫌いならどっかへ行けよ
どっちだよ?
そんな急に言われても
まだ分か ....
お正月に気がついた事
正月はお笑い番組しかやってない事
正月は午後9時前からお酒のCMがやってる事
正月は子供を対象にしたお店はちゃんと営業してる事
お正月の嫌いな所
もうお年玉をくれる ....
今年一年。色んな事あったなぁ。
あんまりにも色んな事がありすぎて、
なんか思い出せないな。
どれ一年間で書きためた日記の紐をほどいてみるかw
日記、分厚いやつ11冊。
読み切れないな。きっと ....
正月も正月でなくなってしまったのは
私がこの会社に勤めだしたからだ
貧乏になってゆくのもその所為なのかもしれない
世間の時間と隔たりのある
折り合いのつかない裏の世界だ
暮れの掃除もしていな ....
十一月十五日
俺はあの女が嫌いだった
あの女も俺が嫌いだった
あの女は俺のダチが愛した奴だった
【手向け】−11.15 骨−
ダチが死んだ
唖然とした
....
79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119
【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
0.43sec.