君の気持ちをわかってあげられなくてゴメン。
君を幸せにしてあげられなくてごめん。
思った以上に幸せな日々をありがとう。
すべてを記憶の片隅に追いやってしまってもいつか思い出すこともあるんだろう。 ....
文学はダサい
普段いえないような
ダサさが
綺麗な言葉をまとって
作り笑いしているだけ
そんなもので
白い飯はなかなか食えない
箸を持たずに筆をとれと
文豪どもがぐねい ....
あんた欲しがってんだねと
思はせたらあんたの勝ち
数ある具の中で
濁ったつゆの中で
ぼくらはプカプカと泳いでる
もっと煮詰まって
しまいににゃ焦げてじらされて
....
俺はマリオ ただの欲望
きみはピーチ お尻
ルイージを蹴飛ばせ 1UPつづけよう 無限UP
俺はメンフィス デルタの怪物
きみは三角州 毛のはえた女
サムライガールと毎日ロッキンチェアの ....
私の前には先生が歩いていた
あの角まで あの角曲がるまでに
奴をどう調理してやろうか、
そんなことばかりが頭を滑走
肩越しに見え隠れするオレンジを睨む
舞い散るチョークの粉は美である
どう ....
わたしの髪を切りたいという人がいる
切られてたまるか
あんたになんか
高く結い上げて
揺らしながら
誰にも負けない女になるんだから
もうすぐ
あたらしい仕事を ....
嘘くさいキャラメルは甘ったるいばかりで
それで退屈をしのごうとしているのね、きっと。ばかな女。
春はこの街にも雨をもたらす。
屋根の上のカラスが濡れて鳴いている。
しっとりと、痛く
そし ....
私はただヒトに自分はこんなにも傷ついているんだ、と言いたかっただけ。
慰めて欲しかっただけ。
大丈夫、君は悪くないよ。って、
どこまで私は愚かなのだろう・・・。
どうして 君は 私が 今 一番欲しい コトバを くれるの?
どうして 君は 私に 歩幅を あわせて くれるの?
文句も言わず 私の話に つきあってくれて ....
急いで 急いで
哀しみの宴が始まってしまう
君のための、
君が立ち止まってしまわないための、
君が自分を見失わないための、
君が君であり続けるための、
....
東の辺りに吹く風は 帰りの空
眺めては ため息 振り返っては ため息
重たくなった冬をも連れて行けずに.。
唐突だけど。
死ぬ真際に何を言おうかっていうのは、だいたい考えてるんだ。この人には、これって感じで。
死はとても唐突で、残酷なものだ。美化する勇気を、自分は持たない。
* * ....
つまらないから
会社やめたくなるどうせ
恋愛もできないし
いいように使われているだけだし
どうでもいい人みたいだし
家相が悪いのかな
信仰やめたからかな
お金がいつも足らないの
それ生 ....
びっくりするほど似ている流れと色があって驚いた。
くりかえしくりかえし
「無理だ」
「もうやめよう」
が寄せては消える気持ちの流れと、
そこから逃れられない縛りのようなものがとても似てい ....
10次元の世界に
粉雪舞い散る
プランク定数
h=6.626*10^-34
世界の始まりと
冷えた指先
概念 捨てて
君に会いに行く
難しいことじゃない
消えた6次 ....
寂しい川面をゆく鳥たちが泣いている。
呼吸する都会の爛れた果実の奥で、生きる者の哀しい涙が漂っている。
世界の涙の尖塔が、青い空を突き刺している。
時間の感覚すらない。呼吸している感覚すらな ....
昨日降った雪
今日は止んだみたい
どことなく晴れそうな
どことなくどうしようかな
まだ
なんとなく
迷ってる
ちぇんちぇき
ちぇきちぇん
鐘はなるなりモンゴリアン
ちぇんちぇき
ちぇきちぇん
明日は明日の風邪引いた
ちぇんちぇき
ちぇきちぇん
二度あることはたまにある
....
その手にぎゅっと抱かれた瞬間
小さなラットになって走り出したかった
全否定する愛に包まれたのだ
しかもそれに身を委ねる
目を瞑る
どうにかなるさと誰かが話す
どうにもならない
あたし ....
携帯電話の
お客さまと知り合って
それが、彼との出会いでした
不器用そうな彼の
問い合わせも ....
欠伸、くしゃみ図、鼻詰まり
ハック、ショオーンッ。
ヘっクショッ。
ブゥウエックショッツ!
クション!
あー、鼻が、鼻水がドゥルヅルだぉー。
ばぁ、へっ、は ....
そっきょうとは
目がテン
最後の通報
、真夏の逃避路に
そっきょう
欲望の2割を入れ込んで
ストリートキング
になれば
そっきょう
演技などいるものだろうか
伝える ....
わたしは
なんて酷い女
仕事もあなたも
とりあえずの間
利用させていただこうと
思っていたのに
こんなに永くお世話になってしまいました
ごめんなさい
それで済まない事もありました
で ....
見たもの全てに名前を付ける私の子供
ノラ犬の太郎や
ノラ猫のにゃー助に始まり
電線で休んでいた鳥のすず子
コンクリートの壁に張りついたナメリータ(なめくじ)
名付けは生き ....
さらさら/さらさら/さらさら/さらさら
夜がひかりを浴びている。
さらさら/さらさら/さらさら/さらさら
暗闇の空から、月の青い液状の光線がおおう。模様ガラスをすかしてゆがんだ火焔の抽象 ....
暗がりの中、
僕は一体誰を待っているのだろう。
鳴らないと知ってる携帯を
いつまでも握り締めて
眠れないまま
布団の中へ入り
....
あいうえおがなくなったら
たいへんだ
あいうえおは
かきくけこでもあって
さしすせそでもあって
いっぱいでたくさんだ
あいうえおがなくなったら
、とか。とかそういうのしかなくなる ....
川の流れのように
さらさらさらと
音をたてて
ゆく
一番近くに
僕はいる
けど
きみは
さらさらさらと
流れてゆく
ばかり
外は雨と
さらさらと流れる雨に腕を晒す
焦点も合わずただただ空を仰ぐ
何もしなくても良い日曜の午後
心に要らない隙間が出来ている
小さな水溜りに巨大な魚
広い部屋に小さな空
とにかく
さりげないもの
そんな幸せを
特に何事も無く
日常に隠して来ました。
....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
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