色褪せて見えるのは
それは
移ろうものだから
言葉にしなければ
無いもの
消えていくものだもの
言葉にしたら
何れは
虚しいものに変わるもの
想いは泡の玉みたいに
たく ....
水たまり ゆらゆら 白くのぼり 消ゆる
あたたまって 心 雲になるは ゆらゆら
申し送りの 風とともに 消ゆる
季節といえば それだけで 過ぎてゆく
はるかな る ゆらゆら
実験結果:
?.
毎日 (散歩つくり収納地位遭う品物物を質に入れるつくる毎放物線の状況受け渡ししょき寒まばたきもせずつくる急速に来る爽快堕落する )
(もに(で)変える感情盛大な ....
ぼくに つのがはえ、そのつのは こわれてしまった
ぼくに つのがはえ、そのつのは こわれてしまった
ぼくに つのがはえ、そのつのは こわれてしまった
ぼくに つのがはえ、そのつのは ....
あなたを
所有することも
捨て去ることも
できずに
ただ
他愛無いメールを打って
返事が来れば
それで
幸せ
めざましテレビの占いが
なんとなく気になるように
今日 ....
我らを照らすは月明かり
風も音もないその海は
われらの時間を止めるのであろう
我らを照らすは月明かり
下から見上げる朧桜は
われらの思考を止めるのであろう
我らを照らすは月明かり
....
君を好きでしょうがないので、寝ます。
寝ることにします。
君の好きな歌を口ずさんで学校通ってるなんて、
言ったとこでしょうがないので、寝ます。
寝ることにします。
歌ってるだけで元気 ....
ミドリの滑走路で
はだかのこどもがグルグル回りながら
死んだ猿の歌を歌っている
ミントキャンディー頬張りながら
虎を狩りにゆく
不眠症のホムンクルスたち
魚類図鑑に載っていない怪物 ....
アスファルトの上を
革靴で歩く 歩く 歩く
あの人の 足音は
たしかにわたしのの心臓のおとだった
それが聞こえなくなってはじめて
真っ白な何も見えない中で
小さな足 ....
「つまらない。」
と思えるほど
慣れたものだ
あとは
今度の花見にかけてみよう
「あのね、金がなくて
ほんとに 髪を切りに行けないのよ。」
新鮮なものは
とれたての鯖 ....
きみと二人腕組み
帰りに祭りの町へ出て
当たり前のように落ちていた金を拾い
500と100と10円を分け合って
屋台で買い物でもしよう
桜の花祭りの角を曲がれば
私の田舎の田んぼ道で
住 ....
白紙のフォーマットを前にして
戸惑う僕が
ひとつだけ思うのは
lovin' youを歌い上げたい
去年の秋だった
家に帰るとだれもいなくて
皆どこで何をしているのかもわからなかった
....
マドンナの曲を聴きながら
ずいぶん昔の土曜の夜を思い出していた
あのころは
車の窓から見るネオンは
きらめく宝石箱で
その宝石は
祭りのフラッペの氷
口に含んだら
砕けて
とけて消え ....
昼寝とは気休めの休養で
目を閉じても
窓から
風にゆれる洗濯物
瞼の裏に光と影を忙しなく映す
今日は
住宅街の静寂には程遠い日曜日であった
暗闇と
夜のような静寂でしか
本当の安らぎ ....
不愉快な言葉を見つけたときに
あなたはどうしますか
食べますか
吐きますか
潰しますか
猫みたいに大切な言葉を
おもちゃにして
爪で引き裂いて
ずたずたにして
面白そうに眺めてか ....
まっすぐな帰り道が見えなくなると
穴という穴からノームが這い出て
ら、るほ、ら、ら、るほ、
ダークダークノームダーク。(あれるっちぇんど)
君たちの手に掴めるものはわずかしかない
ら、るほら ....
232323232322323
23才23才23才23才23才
23才23才23才23才23才
23才23才23才23才23才
23才23才23才23才23才
23才 まだ23年しか
いき ....
依存するものは
降りてくるものではなく
自身のみだと
知っているから
翼はためらって
陽光のみを
私たちの生活に射しいれて
劇的に変わる瞬間など
望まないまま
強固につながる
過去 ....
家に帰ろう
そこには
なにもなくても
買ったばかりのソファ
で
ごろん
天井に
幾何模様を
いくつも描く
うまく
伝えられないね
ただ
あなたの存在に
ありがとう ....
酔いを纏って眠るのは
魂を浮遊させるため
寒くて
暗くて
独りぼっちで
身体が重い
気が沈んでいく
淋しいと
素直に思えない
幻のぬくもりに夢見て
それなら
ひとりでもま ....
ドアに吊るされた子宮を睨むと
踊り踊って消えたんだ
逆三角形のあざを残して
ファランクスを組め左脳!
水平線の鉄格子
窓を通して見えたって
瞳孔さんが言ってたよ
網膜よ、視神経ど ....
熱を帯びた我らに容赦なく降り注ぐ雨。
雨は止むことを知らず、強く弱くを繰り返す。
向こうに晴れ間が見える。
ここじゃ風邪をひいてしまうよ。
あの晴れた場所に逝こうか。
この木の下で雨宿り ....
黒いぽちぽちが落ちてきた。
あなたはいったいなんですか?
ぼくのしっぽにいろがそまる。
くろくろくろくろくろくろくろ。
もう一度もう一度考えた。
君の名前は何ですか?
僕はそれより考えた。 ....
みかん色 落ちたよ
夜はもうこんなに蒼だし
蒼はもうこんなに夜だよ
西に光って 鳥も帰るよ
冷える音 止まる音
ひとつずつあたたかく
めごい瞳に降り来るよ
ひとり ....
あなたの笑顔がどこか寂しげに見えて
あなたの笑顔がどこか嬉しそうに見えて
でもやっぱり疲れてるみたいで
そうこれを複雑っていうんだ
夜の帳が下りる頃
指先のササクレが気になって眠れな ....
あーもんどチョコレート
口に入れてみたいと脳が
気まぐれに感覚した
それとも
それは
何か大事な意味か
あした
君に訊いてみよう
あーもんど
美味しかったかい?
君 ....
勘違いとは
気づいたときに
素直に自分を恥じれるかどうかで
相手のせいにして
怒ってしまったら
負けなんですよ
東北も
梅が咲きだすころで
もう
その前の
微妙な季節に ....
白いガー
ベラの鉢植え箱の中から取り出され髪の毛を存分に乱しながら居眠りから醒めた別嬪の逞しい太腿のごとき緑の葉。
「大事に
したいわ」と心の底から思い大事に大事に掌の中で温めて殺した昆虫の ....
夜明け前の道を
自らの高鳴る鼓動を胸に秘め
歩いていく
川に架けられた橋をわたり
駅の改札を抜けて
無人の列車に乗り込む
腰掛けると
発車を告げるベルがホームに響く ....
人と向き合った時の
笑顔の裏を想像する
他ならぬ
自分自身の裏を
偽り
騙し
繕う
誰しも持っているであろう
その
一部分を
何 ....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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