透き通るような白い肌に
私の爪で痕をつける
君が私だけのものになる証で
君の君だけの証

今度は君が私の白い肌に
歯を立て痕をつける
私が君だけのものになる証で
私の私だけの証

 ....
ジンジャーエイルでいいです
知ったかぶりして注文したら
それはどんな味がするのかな
一杯回してくれないかね

亡くなったお祖父さんに冷やかされた

お祖父さんは
お酒が好き ....
一枚のざぶとんに
君と背中あわせで座っていると
温かさがここまで伝わってくる
つまりそれは
君のここに
僕の冷たさが伝わっている
ということなのだろう
二人の真ん中くらいに夕日は落ち ....
走馬灯がまわり終わったので
私は森に行きたいと言う
彼はちからづよい腕で
私を針のように持ち上げる

空はぬあーと曇っている
森の中に広場があり
むかし私たちが戯れたベンチがある
彼が ....
ぱかぱかと口をあけてあなたは話す
いつかエルモのようだねと言うと
うえーんと泣いてどこかへ行ってしまった
 
タバコを吸ったあと
あなたはすぱーっとけむりを吐いて
「Kは生き方がへたなんだ ....
人殺しカレー饂飩
銀行強盗とろろ蕎麦
強姦ラーメン
地獄で狂った様に咲き誇る真っ青な紫陽花
天国で狂った様に咲き誇る深紫の沈丁花

超悶絶 絶倫 倫理 理科 科学マドモアゼル
超悶絶 絶 ....
今からコンビニへ行くのかい?
魚肉ソーセージ 山葵 醤油 アンパン
忘れ物の無いように行くんだぜ
コンビニのねぇちゃんにも宜しく
一目惚れしちまって顔も会わせられない

ばぁさんには内緒だ ....
エアーアイトライドトゥーエアープレインセイアイトライドトゥー
セイエアープレイ/ン//エアープレインエ/アープレインエアープレ
インエアープレイン//エアープレイン/エアープレインエアびよー
ん ....
雪の真似事が得意だった叔父は
危ない、と言われていたのに
ある日原っぱのようなところで
なくなってしまった
話をする様子がいつも苦しそうだった
幼い私を見ても
たかいたかい、しか
 ....
とてつもなく大きな白い光に包まれ

気が付けば回りはうめき灰となり

死んでいく。


彼女はそれと気付かずに

自分は助かったのだと思うでしょう。

そうして彷徨いながら

 ....
長いサイレンが鳴って
国境を見つけられない
足元の草を
飛び越えてみると
サイレンが
聴こえなくなるかわりに
店長ー
てんちょおう
あまり
「人件費、人件費」
とか言うなよお
まるで私を
辞めさせたいみたいじゃないか

不安だよお
不安だよお
ふあん、だから
こんなバ ....
抱かれるのならホテルがいい。
貴方の部屋は厭。
ああ、このベットでこの人は、今まで私じゃない人を抱いてきたんだな。
と、不意に襲う切なさが貴方の元から私を奪うから。
軋む音は飲み込んだ泣き声の ....
私は私の血
息をしないと
自分に苦しい
私は私の血
ブレーキをしないで
坂道を駆け下りていく
熱い日ざしを反射して瓦
生家がみえる

(2006.6.4)
祈りはオナニーじゃないんだからね
つごうのいいときだけ神様よびだして祈るママはまちがってる

と抗議するとき
私たちはママが自力でパートして取った免許で運転する自力でパートして現金で買ったマー ....
愛が永久(とわ)だと 言うのなら
何故に彼女は 去ったのか
答えは未だ 見つからず
私は未だ 闇の中
{引用=以前、現代詩フォーラムに投稿していたものの中から、自分が残したいものやお気に入りの作品を載せていきたいとおもいます。今回は、俊読で朗読した三作品。}


ある夕暮れ
{引用=
ある意 ....
キミ。


分かってるでしょ。


キミとはエンガチョ、


とっくの昔に。


雨ざらし
雨ざらし

くぐもった空の下
僕らは雨に汚されて
気持ちはとうに折れていて

すべて灰色になってしまえば良いって
投げても誰も優しくはしてくれなくて

強くも弱くも無い雨 ....
やさしくなれたら
いいよね
あなたが
私を忘れても

毎日は確かにあなたに降って
私は
わるい私だったと思う
あなたに

覚えていてくれなくてもいいよ
ぜんぜん
ただ
すべて ....
かつて見送られるもののために
窓はあった
そしていま窓は
残されたもののためにある
窓を開け放ち
潮の匂いのする風を迎え入れる
誰かが忘れていった
化石の海が
ひとつ置かれている

 ....
みんな用事があって
みんな用事があって
みんな用事があって
みんな用事があって
みんな用事があって
みんな用事があって
みんな用事があってみんな用事があって
みんな用事があって
みんな ....
南極で王樣ペンギンを見たよ。
王樣は一人 いや一匹だけかと
思つてゐたら
何匹もゐたよ。
何千何萬のペンギンが
みんな王樣なんだ。
王樣の王樣がゐるわけぢやない。
みんな同じ王樣なんだ。 ....
あしたも
そのあしたも来るということを
簡単に信じちゃ
いけなかった

その言葉は
重ねた過去からの
甘い憶測で
あしたが今日までと変わらないなど
保障されない

懐かしさは
 ....
バイブレーションの音で目が覚める


考えていた
世界のこと


ほんとうは
ヤンマガを読んでいたら手が黒くなってしまったところ


うるさいな、
とおもって
すこし空を仰ぎ ....
階段は増え続けた
僕らの知っているところや
知らないところで
やがてこの街は
階段で埋め尽くされてしまう
のではないかと思う
そうしたら君と
階段の無い街に行って
日にあたりながら ....
  

僕にとっては
とても大事だった友達のうちの
二人には
もう二度と会えない

S君
お前には
いつかは会えるかもしれない
と思っているんだ
講義さぼって
サークル部屋で ....
給湯器のように優しい
考えちゃいけない
考えちゃいけないから
床のタイルを交互に黒く塗ってる
隣に住んでるおじさんの泣く声が
ここまで聞こえてくる

(2006.6.1)
雪が降りやがて溶け合う

春になり消え去さった

夏を迎え思い出し

秋を訪ねて彷徨う
あした
死刑を待つような気分の夜をあきらめて
もう死んでもいいやと
睡魔に身をゆだねる
いくつも死んでいるはずなのに
あしたも
そのあしたも生きている

分厚い小説の
だらだらとした ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
有り触れた詩完食206/6/8 16:51
雨にさらわれたあしたへあおば18*06/6/8 1:25
たもつ9*06/6/7 19:07
小鳥[group]渡邉建志5*06/6/7 14:35
エルモ[group]106/6/7 14:31
まんだらけ虹村 凌1*06/6/7 10:34
スカボロ市場(コンビニver0*06/6/7 10:10
エアープレイン[group]渡邉建志006/6/7 1:32
たかいたかいたもつ6*06/6/6 22:10
白い大きな光[group]プル式0*06/6/6 3:09
平日の亡命いとう706/6/6 0:41
アルバイト壺内モモ子2*06/6/6 0:36
stillというよりnever椎名乃逢4*06/6/5 21:31
坂道たもつ4*06/6/5 19:20
父の日モリマサ公806/6/5 17:13
夜に爪弾く嘆き歌AKINON...106/6/5 10:35
葛西佑也過去作品集①葛西佑也14*06/6/5 9:17
タニン。よーかん1*06/6/5 5:38
日々こた006/6/5 0:52
uminek...1*06/6/4 23:17
潮風たもつ17*06/6/4 18:18
日曜[group]渡邉建志206/6/4 11:22
海に向かつて杉菜 晃1*06/6/4 10:31
ねむりひめ蒼木りん206/6/3 23:42
希望に火を灯す件について(仮)オオカミ106/6/3 17:08
ひだまりたもつ706/6/3 10:08
平日の亡命AB(なかほ...206/6/3 7:04
底でたもつ4*06/6/2 17:55
未思花丸ぺけ1*06/6/2 1:18
猿の惑星蒼木りん206/6/1 23:59

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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