ふと
金木犀の匂いがした

気がしたんだけど

まだ
咲いてないだろうと思う

洗濯物は
乾かない


いまはまだ
無理

いつか

金木犀の大樹の下で
橙色の雨を ....
自分への欲求が果てしない人。これは手強い。
『あさましい』という言葉が浮かぶ。
でも、
あきらめてはいけないのだ。
崩れない壁に見えても。



くっ。
分厚い、諦めという脂肪の下に潜む

冷たい私の黒御影

悲しみにも喜びにも穿たれない、非情な

私の体を留めているもの
{引用=健康な人には医者はいらない。
いるのは病人である。
わたしがきたのは、義人を招くためではなく、
罪人を招いて悔い改めさせるためである。
     (キリスト、新約聖書ルカ5:31-32 ....
その時モグラは変だと思いました。
目蓋をつたう涙を止める事が
出来無かったからです。


彼はその土を一生懸命に
生きがいをかけて
まっすぐに掘り進んだと
心の底から信じていたのでした ....
   大丈夫っスよ


   地獄の入り口では


   童貞と処女だった人間たちが


   「どうせ死ぬんだから」って


   日がなセックスしてるっスよ

 ....
 旧年来の友人の転職
 この歳からの転職

 しかも技術肌から営業にまわるという
 
 誰もが驚き諭した
 
 しかし
 本人はやる気充分
 その意気込みは電話越しからもうかがえる
 ....
足りないのは
なくしたから

なくしたのは
さみしかったから

さみしかったのは
足りないから
誰にも見せないことにしている
今のような時の 私のかおが
部屋中にひろがっていて

みにくくて くやしくて
さみしくて 痛い
どよめきたつ      なむし。

どよめきたつなむしの ひろがりえびなは
ほめそやすくろゆびににて げんき海のてんめんとうに

さゆけしくしなだの どりがんびっちは
くもゆきあやしく た ....
死神
鎌 持たず
心 に
囁く だけ
甘く
誘う だけ
ドロドロした空気
ネバネバした時間
今日も夜がやってきました
夜はグチャグチャしてて嫌いです
神様の時間に外にいてはいけません
みんなわかっているのかな?

夜は神様が起きる時間です
 ....
ゆっくり進むその足跡に

緑の光りが差し込んで

私の居場所を葉が隠す

あなたが歩く

あなたが顔を上げる

私は森に同化する

あなたが美しいと思う全てのものが

 ....
夕食後、プッチンプリンを食べようと思い
冷蔵庫から出してお皿に移し変えテーブルに置くと
スプーンがないことに気が付いたので
もう一度、食器棚までスプーンを取りに行ってから
「それでは」とプ ....
 

お釈迦様でもないけれど
虫一匹殺すつもりもないのだ
けれど
今度死ぬときゃ
栗の入った羊羹の裏だといいね
こんな軍靴の裏でなく


  
{引用=fromAB}
久しぶりに巨人戦を見ていた。 
0点に抑えた上原と
勝越しホームランを打った二岡が
試合後のヒーローインタビューのお立ち台で肩を並べ
アナウンサーの決まり文句の質問に答えている。

( 二 ....
もがく 
もがく

藻のないところで藻掻く
あたまの中に塩水が入って
考えることが辛くなり
すべては
旧態依然としたまま
塩漬けになり
保存されている

白く乾いた塩田を眺めて
 ....
ひとりぼっちのサンディ
夕焼けのまるのなかで
さんかくばかりかいていた


ひとりぼっちのサンディ
太陽の光に照らされて
世界が水晶よりも静かに
組み立てられていった


うたの ....
のろの しまに ふゆむらさきに すむ たいこうぼうの のろし。




てにてをとり ゆく たびまくらほっす 
ゆみなえしの おさに ゆらめく てれびばんがい。
きょうもんに手をだす め ....
しぼれたり そえ ゆうすずみのたまりじょうよ
けめすとれ、かのなみまがこごゆるだがいじりのたいせんまえ、

きみにいいのこしたてんがいのすざくに
やけつくくまんばちのたまのこしがきれいにゆめを ....
小学生の時だった
詩を書こうと思ったら
まずはおまじない

ぽえむかんすう
ぽえむふぁんくしょん
ぴぃはえすとえいちのかんすう
ぴぃはぽえむ
えすはじょうけい
えいちはしんじょう
 ....
古典的な
駄洒落を一発
ぶちかまし
挨拶代わりにしている男
何年ぶりかで会った男
洒落た男のつもりで居るのか
駄洒落た姿を見せつけて
脚の曲がった椅子に腰掛けて
背筋を伸ばして
ボー ....
よく考えると
誰かを好きになったとき

その誰かを
幸せにしたことがない

でも 
ま いっか

私が 
幸せなんだから
 
 
 
地面には 
ぺちゃんこのかまきり 
おどけた鎌を振り上げて 

お前は偉いな 

踏みつぶされても 
踊ってる
例えばそれが

ちょっとした勘違いでも

この声が届いた気がして

うれしいと思ったんだ



僕はおかしな夢ばかり見て

笑ってるけど

たまに泣きそうにもなるん ....
晴れ渡った あの空 だったかしら?
それとも 父が抱き上げてくれたあの空だったかしら?
母の 背中のあの空だったかしら?
おばあちゃんと見上げた夕焼けの空だったかしら?
悲しくて目覚めたら夜だ ....
曇天の空に
はりつめる夏気の
清らかなうとましさ
そして
むらさきのむくげ


気付くなという忠告
それが聞こえる胸のうち
そう、もう気付いている
それでも気付くなという忠告
 ....
8/14
朝から気分が落ち着かない
少し苛々している 13:15

8/15
今日は大丈夫。まだ少し疲れも残るが
昨日は楽しめた 11:40

8/16
寝不足で神経がぴくぴく
し ....
森の出入りは
神秘のベールに包まれてゐて
だれがその中に入つたかなど
識別できるものではない


少女が森に吸はれてゆく
光と闇の二極が
あまりにも霊妙に
相和してゐる扉を押 ....
あなたの上腕動脈の拍動を確認したかったので、今度脈診させて下さい。
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
橙色の雨蒼木りん406/9/13 13:35
不毛の感006/9/13 0:48
黒御影小宮0*06/9/12 22:22
黒蝶杉菜 晃3*06/9/12 14:45
盲愚螺[group]プル式7*06/9/12 12:51
大丈夫っスよピッピ506/9/12 11:11
新風山崎 風雅206/9/12 0:19
足りないこむ106/9/12 0:02
かお2*06/9/11 23:57
どよめきたつ・・・もしゅ1*06/9/11 22:39
4 13FUBAR3*06/9/11 5:09
夜になって[group]whippo...006/9/11 1:53
原生林mayaco306/9/10 23:33
ビラ配り1*06/9/10 23:13
羊羹の裏AB(なかほ...306/9/10 22:19
日曜日 〜巨人戦を見た夜〜服部 剛3*06/9/10 22:03
棄却検定あおば3*06/9/10 17:50
ひとりぼっちのサンディ青色銀河団306/9/10 17:00
〇六〇九〇八もしゅ1*06/9/10 14:12
〇六〇九〇五1*06/9/10 12:23
ポエム関数ぽえむ君9+*06/9/10 11:20
小粋な男たちあおば7*06/9/10 1:00
ま いっかuminek...3*06/9/10 0:50
標本 服部 剛11*06/9/9 23:53
ビラ配り106/9/9 22:06
はじめての空の記憶 ひより5*06/9/9 16:54
晩夏[group]フユナ506/9/8 20:56
一言日記しいこ。1*06/9/8 20:16
森に生きる少女杉菜 晃4*06/9/8 12:29
新手の告白アザラシと戦...206/9/7 23:35

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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