逢いたい
今、どうしても
君に逢いたい


逢えなくなって何ヶ月?
何故突然俺の前から消えたんだ

声を聞かなくなって何ヶ月?
一人で泣いたりしてないだろうな


世間知らずで ....
木造の小学校

椅子も机も

飴色 栗色 焦げ茶色

耳をすませばチャイム足音

今は夕燈だけが座る
時々不思議に思うんだ

どうしてあの人はそばにいないんだろ?って


例えばほら

物凄く伝えたいことがあっても

言葉にすれば消えてしまうような時には

どうして?って
 ....
雨の音色に耳を澄ます
変化するリズムに
何某かの意図があるような気がする

天は雨を
世界に降らせ
その音で
何を語ろうとするのか

人間の社会は
砂漠だから森の国だからと
もう ....
旅先で母親に背負われた赤子から
青梅を貰ってきた
長く握々されて熱くなった梅なんか
欲しくはなかったけれど
どうしてもやるというので貰ってきた
いらなくなったからじゃない
奴らは一番好 ....
呪いを受けよう

こころみを よしとしよう

ひらいた腕の

どうしようもなさを呑もう
階段を降りてくるものは
オバケだけではなくて
できたてのおやつを目当てに
降りてくる人類の営みのような気もして
それが文化だと
中学生の時
教頭先生から聞きました。



 ....
雨の降る夜の路地裏を 
酔っ払いの男は一人
鼻歌交じりに 
傘も差さずに歩く  
涙色の音符を背後に振り撒いて

雨は降り続き 
路上に散らばった音符は濡れて 
よろけた男の後ろ姿は  ....
パソコンが
空っぽの箱に見えてしまったら 
部屋の明かりを消して 
Tom Waits の「GRAPEFRUIT MOON」を流そう 

グラスに入れたぶどう酒を{ルビ喉=のど}に流せば 
 ....
「ありがとう」と言われたその瞬間
なぜだろう
口の中に栗が入ってきた

思わずその栗を噛み砕く
栗の味とその匂いが
自分を包み込む

なぜだろう
食べてもいないのに

そういえば ....
UFOが見たい

ハムサンドが好き

聖蹟桜ヶ丘が
すねる

電車の台車は
運転する毎に
ゴトゴト音を立てる

あきれたボーイズの
ように
ふざけたい電車は
ゴトンゴト ....
プレハブ造りの小屋
緑色の大きな『究極そば』の看板
客が来たとたんに電気をつけた。
私はいったいどこが究極なんだという気持ちを抑えて店に入った。
店内は予想以上に広かった。おばあさんが一人でや ....
夢をみる
夢をみる

朧月夜の元 夢を見る

逃れて
逃れたくて瞼を閉じる

月よ 照らしておくれ
この罪を この涙を

夢を見させて
悪夢を照らして 見せてよ
照らし続けて ....
まぶたのかたち なぞるたび
まなこのかたち なぞるたび
くちびるはすこし かるくなる
くちびるはすこし おもくなる
くちびるはすこし ひらきゆく






 ....
閉じられた
まぶたのうえに
のせるくちびる


まぶたのかたち
まなこのかたち
たしかめながら


ひとりだけの あなたの
ひとつだけを
たしかめながら

 ....

キキキ
キキキキキ

モドキ
モドキウミガメ
オモキ
オモキコト
コトナリ
ナリキン
キンジロウ
アニキノ
ウロオボエノアシアト
オモキコトヲ
キキキキキキキ

 ....
タンカタンカタンカタンカタンカ
タンカタンカタンカ
タンカタンカタンカタンカ
タンカタンカタンカタンカタンカ
カタンカタンカタンカタンカ
ガタン
ガタ
ガタコ
ガタガタコ
ガタ
タ ....
予感は当たってしまうのか
もう
疲れました
やることいっぱいあるのに
何もやる気がおきなくて
やらなきゃいけないのに
考えちゃいけないのに 馬鹿みたいに

もう
いらないよね
きっ ....
写真のあの人は
いつもとかわらず笑顔でした
あの笑顔がもう無いのが
現実だと思えません

それでもいろんな人に支えられ
ちゃんと最後の挨拶
してきました
もうあの人は小さ ....
音のでないパソコンに
たぶらかされて10分
バスはなにも告げずに出ていった
足のない靴下が、履いてゆく脚がない
道路には穴が開いている
雨が降っている
水が貯まって、光っている
足跡を忍 ....
色を塗りかえた、と言っても
それは正確には上塗りにすぎない
卓袱台の上に並んだ、小鉢――
蜆の佃煮/ 沢庵/ 茄子の煮びたし/
大粒の南紅梅/ めざし/
玉子焼き/ 烏賊の塩辛/etc

大皿に「戻り鰹のたたき//
足摺岬から我家の四畳半に
ザブ ....
それでは行きましょうか


つまらない嫌味を笑って

あてのない宝物を探しに


寝ぼけたままでも

幕が下りるまでは笑って


(この手が出来ることなんてたかがしれ ....
―もう少し生きてみるか―
駅の改札を出てきて
ふと洩らした中年男のことば
連れがいるわけではない
一人で改札を出てきて
ふと洩らした独り言

僕は電車に乗ろうとして
改札に向っ ....
ジキジキズッパ


ズンパパズッパ

ゆるびなし、しごき
しごきしごきなめしジキズッパ ジキズパッパ、ジキズッパ。
万歳!
万歳!



血まみれの
ざるそば、
紐解く割り ....
けちよー!

けちよー!

ゆらびもす ぐらなだみすけちよー!

ほんまどんな空にあゆたう
きめこまやかな
そらのいろにひるがえしひきかえし
たむすけなるくもりのなみま

空粥ゆ ....
ピエロがダイスを振っている


僕はお池に沈んでく



(それはもう癖のよう)



壁のない世界で迷子になれば


勝者のいないレースの始まり



( ....
{ルビ埃=ほこり}がかったランプの下 
赤{ルビ煉瓦=れんが}の壁に{ルビ凭=もた}れ
紙切れに一篇の詩を綴る 

クリスマスの夜 
遠い昔の異国の街で 
一人の少女が売れないマッチに火を ....
何でこんなんなんだ
いろんなことがぐるぐると
回っていて
いらないほうにも
考えが及んで
本当に消えてしまえばいいと思う
あのときに終わらせておけばよかった
ねぇ いらないならいらない ....
支えてくれる人がいて
見守ってくれる人がいて
受け入れてくれる人がいて
それで生きてる私がいて
怒られるのも
嫌われるのも
1人になるのも怖くて
言えなくって伝えられなくて
何もかも飲 ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
孝一ことは2*06/9/19 0:15
椅子[group]曠野106/9/18 23:16
ビラ配り106/9/18 20:43
nature songマッドビース...206/9/18 11:34
青梅の幼子の手にあまりけり杉菜 晃13*06/9/18 11:12
ノート(37Y.5・5)[group]木立 悟206/9/18 9:17
無量大数あおば6*06/9/18 3:47
雨の夜 服部 剛10*06/9/18 0:04
恋文 〜Tom Waits を聞きながら〜 7*06/9/17 21:42
秋の「ありがとう」は栗の味がするぽえむ君11*06/9/17 17:58
背高のっぽの赤ん坊あおば4*06/9/17 17:19
究極のそば屋二条 敬306/9/17 1:45
206/9/17 0:37
ノート(まなすい Ⅱ)[group]木立 悟106/9/16 22:03
ノート(まなすい)[group]406/9/16 22:03
あおば1*06/9/15 23:14
タンカ0*06/9/15 23:06
予感桐野晴006/9/15 17:46
別れ0*06/9/15 17:45
ドライバーあおば5*06/9/15 5:03
つぶやきFUBAR2*06/9/15 4:22
ちゃぶ台を囲んでatsuch...5*06/9/15 0:52
ビラ配り1*06/9/14 21:48
雑踏の中のひとり杉菜 晃11*06/9/14 18:08
ジキジキズッパもしゅ2*06/9/14 15:49
けちよー けちよー みすけちよー!1*06/9/14 15:42
ビラ配り1*06/9/14 0:34
詩ノ灯服部 剛10*06/9/13 23:02
真実桐野晴006/9/13 22:48
支え106/9/13 22:48

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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