以前、私は、現実とはなんであるのか、という事について触れた。
最近、現実とは「何かをつかむ(実感)」ものだと思いはじめてきた。

確かに、全てを虚構といえば、虚構であるかもしれない。しかし、それ ....
 陰湿な性格の友人は、いかにも自分は不幸だといった口ぶりでぼくに語り掛ける。やれ学校がつまらない、やれ好きな人がいない、やれ大切なことがない。そんな人間はぼくが思うに文学をやればよい。ただ漠然とそう思 .... 「人に語りかけるような、優しい口調の、飾らない言葉で綴った詩を描きたい」(僕にとって詩は風景画と似た感覚なのであえて「描く」と表記します)

そう思ってたはずだったんです。

かっこいいことは ....




 すくすくと日向にのびはえた高層のビルや、さまざまなカタチの建物が、まるで墓石のならぶ広大な霊園を想わせてずっと何処までも遠くひろがり、マモンの森へむかうクルマのながれは絶え間なく ....
それで、詩についてですが・・・。

あまりどうでもいいことかもしれませんが、
暗い詩、絶望的な詩を書いている人が、残酷であるだとか、
明るい展望ある詩を書く人が、やさしいだとか、
そんな事は ....
 昔々、向日葵村と言う場所がありました。其処はヒマワリしか住んでいませんでした。どのヒマワリも背が高いので、ノッポさんと呼ばれていました。この村でノッポさんと呼べば、何人も振り向いてくれます。ただ、一 .... 「彼女たちはかつて、この国で最も高貴で尊敬される身分の女性でした。大きな声では言えませんが、皇統に連なる方々なのです。ですが、洗練だとか高貴さだとか、それによってもたらされる尊敬だとか、そういうも .... 最近、雨が降ってばっかりなので憂鬱でしたが、今日は結構良い事があって嬉しかったのでここで、ひそかに綴っておこう。たまには雨にも打たれるべきです。

今日、仕事からの帰り、いきなりもの凄い豪雨が ....
視界にうつる世界とは、現実なのか、と思う時がある。
今、見ている世界は、本物なのだろうか。腕をつねる痛みとは、現実なのだろうか。
となると現実とは何なのだろうか。

確かに、今現在楽しむべき環 ....
 今日は職場の老人ホームの納涼祭であった。通常の業務を終えた
後の18時半に始まるので、正直勤務中は、「今日は一日、長いな
ぁ・・・」と思いながら働くのだが、いざ盆踊りが始まってしまえ
ば、暮れ ....
硝煙の匂いが立ち込めている。
路地裏の狂気。

それは、
てのひらに収まるサイズ
の。

あぁ、しんでしまいたい
こんな雨の日は。

死んでしまいたい
しんでしまいたい、よ

 ....
突然ですが、最近結婚したんです。
っといってももう半年も前ですが…。
既に結婚されているかたはわかると思うのですが、
籍を入れるまでって一番盛り上がりますよね。
で、赤ちゃん生まれた日にゃもう ....
時々、思うことがある。
具体的な形はなく、フワフワと宙を浮いているだけで、手を伸ばして触れたら割れた。
そしたら、忘れていた。
言葉じゃ表せなくて、絵に描くことも出来なくて
何にも出来ないけど ....
今日、渋谷で献血の帰りに、ケバイ女子高生を見た。
今時珍しくも無いと思うのだが、
どうも美しくない。
ぱっと見る限り、顔の造形は決して悪く無いのに、
何故其れをわざわざ拙い方向に彩るの ....
究極の作品。
これまでの人生すべてが込められ、このあとの人生すべてを左右する作品。

それは私の人生のすべて。
体験したすべて。考えたすべて。感じたすべて。話したすべて。笑ったすべて。泣いたす ....
かつて私は望んだ。
「すべてを失ってもいい。他に何もいらない。悪魔に魂を売ってもいい。
ただ俺の作り出したもの全世界に知らしめたい。この名前を世界中に刻みたい。そんな特別な力が欲しい。」

そ ....
今よりもずっとずっと前…詩を書きはじめてしばらくの頃、友人から「雑誌に投稿してみない?」って言われた。彼女はその何年か前に「詩とメルヘン」という雑誌に掲載されたことがある。掲載されたその詩にはイラスト .... どこからか聞こえるツィゴイネルワイゼン。
あれは胎児の夢だろうか。

喪失は永遠で、永遠は…
永遠は何て定義したらいいのだろう。

永遠とは、きっと何かを失うことだ。


「この世界 ....
際限ない目眩は青空を地に堕とす。
僕は二日酔いの痛む頭を抱えて低く呻いた。


「痛ぇ…」


時刻は太陽が南中高度をとうに過ぎ、僕の横には回収しそびれたらしい
可燃ゴミが、可燃と云う ....
一日、眼鏡をせずに過ごすとぼんやりした視界に慣れてしまうので困る。
会議中、手元の書類文字が動いたと思ったら蟻だった。


(どうしてお前、こんな処に居るのだい?)


無慈悲な左指は動 ....
一 

 僕にとって大事なものをしまっている大きい封筒がある。その封
筒の中に、去年朗読会で年上の詩人・U さんに会った時にもらった
一枚の白黒写真のコピーが入っている。その写真は黒田三郎の ....
 聖フランチェスコはイタリアの裕福な商人の子として生まれました。
 フランチェスコが青年になったとき、キリスト教の聖地、エルサレムがイスラム教徒に奪われたために、ローマ法王の命により、エルサレム奪還 ....
時計の針を巻き戻す力。

どんな大富豪でも貧乏人でもまったなしの一度きりの人生。

笑って過ごすか、泣いて過ごすか。何かを残すか、跡形もなく消えるか。

時を止める力。

たとえどんな ....
世の中が自分の都合どおりに動く。
注意せよ。
不幸が訪れる前兆だ。

毎日全く同じ事の繰り返し。
人はそれに耐えられない。
けれどいつか必ずもとの場所に戻ってくる。

憎しみがなければ ....
「本音」という言葉があるけど、それは「真実」とは限らない気がする。

例えば、ある人に「それが本音ですか?」と問い続けて言ったら、最終的には「分からない」と答えるだろう。

答えは、いつだ ....
 王は玉座の上にあぐらをかくという、実にやんごとなき姿で悩ましげな溜息をひとつついた。

 やんごとなき王のやんごとなき御尻のやんごとなき御穴の御周囲に出来たる、やんごとなき御痔疾のせいではない。 ....
この世界、どこへ行ってもおもしろくない事は付いてくる。
ベートーヴェンのように樹木と友達になる以外は。

幸せな自分の姿は見つけられないが、自分が叶えてみたい夢ならはっきりと分かる。
俺にでき ....
「今、伝えたいのは…」

「伝えたいのは?」

「す、で始まってき、で終わる言葉」

「うん?」

「…すきやきかもね」

「ベタだなぁ、」

「…すみびやき、かもね」

 ....
大人と言うのは、いつも独断で判断する。自分にとって何が危険で危険じゃないのは子供の頃に自主性で学んでいる。それが、今の子供達には学んでいないと言うのだから凄い、親の過保護の中で生活している。自然の中で .... 俺は今の現実をぶち壊したい。どこか別の世界へ抜け出したい。

少し前は抜け出す必要なんてなかった。
そこにいるだけで十分すぎるくらい満たされていた。
俺が望み、そして自力で手に入れた世界だった ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
神さまが教えてくれたんだお☆(実際、アホみたいなもんですが汗奥津 強406/7/31 6:32
吐息が今、006/7/29 2:56
詩が好きなんです、多分。仲本いすら506/7/28 19:59
夜の子供たちatsuch...4*06/7/28 1:43
女なんて嫌いだよぉ。ううっ・・・(あんまり関係ない奥津 強3+*06/7/27 17:01
向日葵村のタンポポと蒲公英村のヒマワリ海月1*06/7/26 23:18
彼女たちは野へがらんどう006/7/26 13:48
雨の日だから会えた人月山一天906/7/26 10:44
誰かぁ教えてよぉ〜奥津 強2*06/7/25 21:24
盆踊りの夜 服部 剛10*06/7/23 11:01
2.低温火傷[group]朽木 裕3*06/7/21 23:59
結婚生活★万里306/7/20 20:35
悪あがき海月0*06/7/19 23:03
欲望図鑑・女子高生編虹村 凌0+*06/7/19 20:40
究極の作品。腰抜け若鶏2*06/7/18 19:40
これが私の望んだ道、だから。106/7/18 18:24
詩とメルヘンと私uminek...9*06/7/17 21:50
1.難問(アポリア)[group]朽木 裕3*06/7/17 17:13
地に堕ちた青空の下。1*06/7/16 12:58
或る蟻の葬列2*06/7/16 12:56
黒田三郎詩集読書記服部 剛8*06/7/16 11:17
聖フランチェスコについてジム・プリマ...1+*06/7/15 21:33
お金で買えないもの。腰抜け若鶏006/7/14 9:14
当たり前のこと。206/7/10 10:30
全部嘘って言ったらどうする?むらさき6*06/7/7 1:32
王の退屈知風2*06/7/6 4:03
幸せかどうかはともかく。腰抜け若鶏006/7/5 7:11
散文みたいな恋をする朽木 裕4*06/7/4 22:33
現代人が忘れているもの海月0*06/7/4 14:52
もう一度、俺に夢を見せてくれ。腰抜け若鶏1+06/7/3 11:24

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