びっしりと生えた悪の根は
簡単に取り除けはしない
小さな悪が
枝分かれして
大きく育って
また新しい悪を産み落とすから
総理が変わったり
エコっぽい事をしたり
取締りを強化したり
....
また 再び夏がやってくる
真っ青な空と愛の入道雲
長編小説にトライしょうと
炎天下に家を出て
図書館へ向かった
木々には蝉しぐれ
大地に染みて
冷えたスイカをほおばって
昼 ....
僕は好きで詩を書いていて、言葉を大切にしているつもりだけど、世間のひとは別にそうでもないらしい。
これは別に絶望するような事実ではないし、みんな詩を書けよとか言葉を大切にしなよとかそういうことを ....
さいきん岡真史の名をネット上で目にすることが何度かあった。彼は12歳で投身自殺したという少年で僕より一回りくらい上である。かれが亡くなったとき、僕は1歳であった。
知り合いお2人のブロ ....
僕らを指導した方々は
昔言ってませんでしたか?
『自分の尻は自分で拭けって』
昔何人かの
大人が作った借金が
この国にたくさんあります
誰が返すんですか?
おかげで
きっと僕らも返 ....
初めて彼女が家にやってきた時のことを今でもよく覚えている。
その毛むくじゃらな子猫は怯えきっていて、まだ半ば閉じたままの目は潤んでいた。真っ白な毛の上に真っ黒なタキシードを着込んだ彼女はとても小さく ....
人殺しした後に謝ったって
死んだ人は帰ってこないんだよ
死刑にならない殺人者が
偽りの反省でのうのうと生きてたら
死んだ人とその身内がかわいそうだ
その場さえ良ければいい ....
おばあさんが今週入院することになった。
聞いたのが今日の九時くらいに突然言われた、
一言でいうと、寂しくなるなって思う。
寂しいなんて言葉ではないけど、もっと複雑だけど、寂しいって言葉に行 ....
おててつないで
ちいさいおへやを
ぐるぐるまわる
まわっているこは
とてもたのしそう
てをつなげなかったこは
しゃがんだり
よこになったり
ひっくりかえったり
たいへんそう
....
のんびり
まったり
ゆっくり
楽園の暮らし
気付いたら
陸と
お金と
安心が無かった
どうしてこんな狭苦しい部屋に閉じ込められているのか、俺にはさっぱり分からなかった。壁紙一枚貼り付けられていない打ちっ放しコンクリートが八方を囲み、天井と地面はチェス盤が敷き詰めてある。チェス盤の白い ....
ゲゲゲの鬼太郎誕生40周年を記念して
墓場鬼太郎が
今年の1月10日から3月まで放映されてましたが
知っていますか
私は
夜
遅い時間なので
放映されてたの
知らなくて
全話
....
結局
世の中不正だらけ
そんな気がした
僕も君も
誰も得をしない事を
するのが
今の流行らしい
お菓子な魔法にかかりませんか?
ここは童話の世界より少し残酷で、
きっとそう
悲観的。
なみだをフラスコに注いだら、それが貴方の
悲しみ証明書
そこに1粒、2粒
金平糖をしずめた ....
いや〜普通に無理っしょ!なんかそう思った。大学卒業、就職活動、卒業制作、なんだかどれもこれも薄っぺらい漫画のようだ。ニートマッシグラお先真っ暗?どうぞ、喜んで社会撤退してやる、模倣犯が耐えない気持ち悪 ....
騙して
隠して
責任転嫁して
誤魔化して
しらばっくれて
昔なら切腹だな
初めての釣り場に行くときには、はちきれんばかりの期待感の裏側に、喉元に
つっかえてまとわりつくタンの様な不安感が頭のどこかに鎮座する。
特に淡水域での釣りではそれが如実に現れる。どこから入ったらい ....
ほこりは
たてるから
まとわりつくんだよ
のらいぬに
やさしくするから
ついてこられたり
かみつかれたりするんだよ
ほっとけ
ほっとけ
それもやさしさだ
うじ虫みたいな奴は
実際それに似ている
気持ち悪いし
うじうじ細かい事してるくせに
一人じゃ何にもできない
集まった時だけ偉そう
うねうねうねうねして
無駄に生命力が強い
すぐに繁 ....
馬鹿は迷惑だから死ねばいいって
日本人はほぼ全滅だね
自分だけ助かりたいって?
そんな君が一番馬鹿だよ
君が騒いだって
何も変わらないよ
助かるも何も
救われない奴だね
『遅いぞ、リトル!』
もちろん、ブックルック・ペンシルバッカス・リトル・ランブルフィッシュは風のように速く走りましたし、
本当はそんなに遅くは無かったのですが、ブックルック・ペンシルバッカ ....
2008年7月5日、小説家の古井由吉さん主催の朗読会に行ってきた。実を言う
とゲストの平出隆さんを一目見るために。3串の現代詩コミュで情報を偶然見
かけて、それで出掛ける一大決心をしたのだった。 ....
殺人予告で逮捕されるよりも
関係無い人を殺しまくるより
死にたいから自殺しますって死んだ方が
迷惑かけないし
犬死っぽくていいんじゃない?
馬鹿どもの命だけで
狭い地獄は事足りるよ
むかしむかし。皆さんが「むかし」と聞いて思いつく昔よりもっともっと何倍も遠いむかしのお話。
フェルデンライムという国の一番大きな樹の下にとっても小さなエルフが住んでいました。(といっても
....
人の夢は儚い
希薄な望みが希望
いつだって薄っぺらな所を
踏み外さないようにしながら
人は辛うじて生きている
本当はフライフィッシングに限らないことなのだろうけれども、フライフィッシングという釣りは創作性にあふれている。釣り竿、フライ、手網、その他多くの小物類は自作しようと思えばできる物が多く、実際、道具類の ....
ここは美しい星、地球。日本‐東京に在る、とあるマンションの一室。間断なく聞こえるシャワーの音。しかしガラス窓が曇ってはいるがバスルーム内に人影はなく、ただ虚しくタイルへ温水が激しく叩きつけられている ....
その日は、何も特別な事がない、普通の日だった。
いつものように朝起きて、いつものように電車に乗り込んで、いつものように学校に行って。いつも通り授業を受けた後は、またいつものように電車に乗り、い ....
庶民はバイクや自転車に変えてるのに
偉い人はお金貰ってタクシーで飲み会
ガソリンの値上げなんて関心ある訳無いわね
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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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